はなの留学特派員レポート・第５回「勉強している場所を紹介！」

＜スターバックスコーヒー＞

言わずと知れた、世界のスターバックス。延世大学のある新村に比べると、高大のある安岩（アナム）の学生街はかなり寂しいのですが、それでもスターバックスがあるということは、この街も意外と「イケテル」街、ということでしょうか・・・？今回紹介する３軒のコーヒーショップの中ではダントツの騒音度ですが、その分いろんな人を見ることが出来て楽しいです。それから、ご存知の方も多いかもしれませんが、韓国のコーヒーは薄くて不味くて、飲めた物ではありません（実際は飲むけど・・・）。カップのそこが見えるくらい薄い時もあります。喫茶店で飲んでも、その有様です。なので多少高くてもスターバックスの濃～いコーヒーを飲みたくなるのです。ちなみに値段は日本と変わりません。そして何より「高いコーヒー飲んでいるのだから、その分余計に勉強しなきゃ！」という気分にもなります。

＜PROWSTAR ESPRESSO COFFEE＞

穴場なので、これを読んでいる高大生の方々、来ないで下さい。なんて、もちろん冗談です。でも学校の近くなのにビルの２階にあるせいか、語学センターの学生出没率がかなり低いコーヒーショップです。というより全般的にお客さんが少ないお店です。時には私一人しかお客さんがいないことも・・・。値段はスターバックスよりは安くて（カフェラテがたしかW3,000）、味も濃くて、甘くなくて美味しいです（韓国のコーヒーには最初から砂糖が入っている場合多し）。

＜ローズバッド（ロズボドゥ）＞

チェーンのコーヒーショップの高大店で、学校の中にあります。学校の中にあるという点と、コーヒーが安いという点でよく利用しています。安いといっても最初から砂糖の入っているカフェラテが1,900ウォンですが。それから隣に大学の生協があるので、ノートやファイルなどの文房具を買いに行ったついでに、よくこのコーヒーショップに行きます。たまに先生が利用している姿も見ます。

＜国際館（クッチェグァン）＞

語学センターの入っている国際館（クッチェグァン）という建物の中にはロビーというか、ちょっとした空きスペースに机と椅子が置いてあり、勉強できるようになっています。こういった空きスペースや、授業をやっていない空き教室なども、よく勉強するのに利用します。普段は高大の学生たちが使っていますが、最近は夏休みであまり人がいないので、利用しやすいです。どこにでも勉強するスペースがあるところが、勤勉な韓国の大学生を象徴している気がしますね。

＜自習室＞

高大の正門には芝生が張った広場が広がっているのですが、その地下には色々な施設が入っていて、先ほど紹介したローズバッドというコーヒーショップや、大学生協、コンビニエンスストア、そして自習室があります。この自習室には一人用に区切られたブース形の机が、ずらーっと並んでいて、さながら予備校の自習室です。ここはコンピュータの画面上で席を予約し、学生証を提示して利用します。でも実際は勝手に入って使っている人も結構見かけます。そして２４時間営業という私の（というか、多くの日本人の）理解を超えた自習室です。でも夜中でも学生がかなり沢山利用していました。中には眠っている人もいましたが・・・。実際には私はこの自習室、一度も利用したことがありません。何故って、勉強している人の気迫が強すぎて圧倒されてしまうからです。高大の学生に聞いたところ司法試験の勉強をしている人なども多いようで、お気楽学生の私は雰囲気的に疲れてしまうんですよね・・・トホホ。本当は写真も自習室の中を撮りたかったのですが、とてもそんな雰囲気ではないので、入口の写真で勘弁してください。