オセロの留学特派員レポート・第１１回「国際交流トンアリで遊びたい!！」

そんな留学生たちを助けてくれる国際交流トンアリが西江大学校にはあります(トンアリとは日本で言うサークル)。トンアリの名前はＨＵＧ（Hangs Up for Gathering）。名前の通り、西江大学校の韓国人学生と韓国語教育院の留学生が集まり、留学生を助けたり一緒に遊んだりするトンアリです。このトンアリは今年の３月に作られたばかりのできたてほやほやの新しいサークル。『留学生と交流し、留学生を助けたい！！』という意思を持った西江大の学生約３０名が集まり、私たち留学生のために活動してくれています。ホームページ（http://sghug.cyworld.com）で、HUGの活動を是非見てみてください！！

では、今回はこのHUGの活動について紹介したいと思います！！

MT
トンアリといえば欠かせないのがＭＴ。テコンドー部と同様、HUGでもＭＴに行きました。今年は５月と１０月にあり、日程は一泊二日。場所は新村からバスで１時間ほどのウイドンというMTのメッカです。サムギョプサルを食べ、ゲームをしながら負ければ韓国の焼酎（ソジュ）をイッキ（ワンショット）！！
泊まりがけで行くので、皆思う存分飲み、留学生も韓国人も一緒に語りつつ夜を越します。次の日頭が痛いかもしれませんが、一晩中語ったおかげ？で韓国語も伸びているような気になるはず。次の日は新村に帰って昼ご飯を食べた後、皆でチムチルバンに行きました。

HUGメンバーの故郷・全羅南道
夏休みの７月末に、HUGの部長さんの故郷・全羅南道の順天市に留学生４人で遊びに行きました。部長さんのお父さん、お母さんが車で観光に連れて行ってくれ、順天市だけでなく麗水市の港、智異山なども見学出来ました。また、全羅南道といえば食べ物がおいしいことで有名。部長さんのお母さんが作ってくれた美味な家庭料理、ソウルよりも多様で量の多いおかずで食も堪能…。更には、帰るときにお母さんが『またきっと来てね』と韓国の伝統的なスプーンをお土産に渡してくれました。宿泊費等全くかからなかったのにお土産まで頂けるなんて…韓国人の情の厚さを感じた旅行でした。

ソウルランド・エバーランド
６月にはエバーランド、１０月にはソウルランドへ！！といっても、私はどちらも行けなかったのです…。『久しぶりに団体でテーマパークに行って、遠足に行ったみたいで楽しかった～』と言っていた友達は、私より遅れてHUGに参加したのですが、今やHUGの主要メンバー。やはり多くの行事に参加することで、学生たちとの繋がりも強くなっていくんですね…。

☆ 飲み会

人の集まるところに酒あり…の韓国。HUGでももちろん頻繁に集まり飲み会をしています。お酒を飲むと韓国語が話せる、なんて言う人も。かくいう私もそのうちの一人…お酒も飲めて韓国語も上達するなら、飲み会には行くしかない！！それではHUGの飲み会の中で主なものを紹介します。

歓迎会
今年は４月と１０月に開催されました。新たに韓国語教育院に入学した学生にHUGを紹介するために盛大に開きます。留学生も日本人だけでなく他の国から来た留学生もたくさん集まります。不安の多い留学生たちが、日本語や英語の達者な韓国人学生にホッとし、楽しい留学生活を予感させるHUGの最初のスタートです。

送別会
楽しかった留学生活を終え、いざ帰国…でも帰国の日程は皆バラバラ。それでもHUGでは個別に送別会をしてくれます。韓国語教育院の学期が終了しても、大学生は大学生活に忙しいにもかかわらず、合間を縫って送別会を開いてくれました。帰国前にこれは感動モノです！！

インラインスケート・サイクリング
今ソウルで人気のあるインラインスケート。汝矣島(ヨイド)にある公園に行き、インラインスケートとサイクリングをしました。ソウルは道が複雑で自転車に乗るのは不便なので、公園などでスポーツとして乗ることが多いようです。

レフティング
新村からバスで２時間ほど行くとある江原道のヨンウォンという所では、夏になるとレフティングをする人でにぎわいます。HUGでも避暑を兼ねて日帰りのレフティングツアーへ行きました。生まれて始めてのレフティング。説明を韓国語で聞かなければならず、すごく緊張しました。半分ぐらいしか聞き取れていなかったけど、見よう見まねで何とかクリア…。このツアーは１時間のレフティングとバス代込みで3万ウォン程度。やっぱり韓国、日帰りツアーも格安！！

テニス
平日は勉強に忙しいHUGの学生たち。日ごろの運動不足を解消しようと始めたのがテニス。毎週土曜日朝９時から西江大学校のテニスコートでしていました。最近は寒くなってしまい、またテニスの中心だった人が中国に留学してしまったため、いつの間にか終わってしまいました…来年春学期が始まったらまた再開するかも？