アッサ!の留学特派員レポート・第2回「クラス分けのお話」

第2回「クラス分けのお話」

お久しぶりです。月2回の予定なのに遅くなってスミマセン。アッサ!の『あじゃあじゃふぁいてぃんIN韓国』2回目は、気になる方も多いであろう(私はかなり気になってました)クラス分けについて報告します。

この記事を読んでくださっているみなさんの中には韓国留学に興味のある方がたくさんいると思いますが、どのくらい韓国語を勉強していますか?私は1年くらいほぼ独学でやってました。ほぼ独学というのは一応日本で学校に通っていたのですが、週1回の授業なのに仕事で疲れて行かなかったり、行っても寝てしまったりが多かったのです・・・。実力の目安は、韓国に来る前にハングル検定で3級に合格しました。

さて、漢陽大学国際語学院2005年の春学期のクラス分けは3月17日に行われました。人数は結構たくさんいたと思います。10時からだったのですが私は少し遅れて到着。私とほぼ同時に2人来たのですが、すでに教室は満員状態でした。そのため急遽他の教室で行われることに・・・。試験はまずはスギ(筆記)からです。しかし、先生からテスト用紙を渡されて説明されてる間にも学生が次々とやってきて・・・。結局、私たちの教室にも20名近くの学生がいました。なので、少し遅れても大丈夫だと思います(あくまでも漢陽大学の話ですが)。
今回の試験では、スギ(筆記)を受けている間に順番に呼ばれ、別の教室でマラギ(会話)の試験を受けました。順番は机に座っている順番でしたが、途中でスギ(筆記)が終わった人が交渉して先に行くこともありました。
試験問題の内容は、スギ(筆記)はA4サイズの用紙5枚、裏表両面に問題がありました。内容は段階を追って徐々に難しくなります。最初の2枚目までは質問文に英語訳もあったのですが、3枚目からは韓国語のみ。最後の問題は作文でした。私は、作文と文法問題は3枚目の途中くらいまで書いたと思います。
マラギ(会話)ではまず名前と出身国を聞かれます(教室に入った順番なので、これで先生が名簿からどの生徒か探します)。そして簡単な自己紹介をし、どのくらい韓国語を勉強してきたか、なんで漢陽大学か、留学期間はどれくらいを考えているかなどを聞かれます。そして最後に留学とは関係ない質問をされます。これは、なにか別紙を見ながらされたので、おそらくいくつか先生方が考えているものから選んでいるみたいです。私は新聞について聞かれたのですが、試験を受けたときは今よりもさらに単語力がなかったので、先生の質問文の中の単語の意味を逆に訊ねてしまいましたが、先生は微笑みながら他の単語に言い換えてくれました。しかし、それでもわからなかった私はその質問に答えられませんでした。

結果は授業の初日(今学期は3月21日でした)、語学堂の事務室の前に張り出されていました。私は3級(中級1)に入ることが出来ました。これには正直驚きました。文法問題でも3枚目まで書いたけど、途中わからなくて書いてない部分もあったり、マラギ(会話)は最後の質問に答えられなかったので・・・。おそらくマラギ(会話)に関してはわからないながらも先生との会話を続けたのがよかったのではないかなと思います。スギ(筆記)は授業が開始してから先生に聞いたのですが、2級の学習内容で使役、受身、間接話法を習うのですが、この部分がわかっているかどうかが重要らしいです。私は偶然試験日の朝に文法書で間接話法の部分を読んだので答えることが出来ました。運がよかったのですね。ただ、実力より上のクラスに入ってしまったので、毎日泣きそうになってます。
文法もそうですが、1級から通っている学生に比べて単語量が少ないので、授業中に知らない単語がたくさん登場します。やはり6ヶ月間韓国で生活して韓国語を話していると自然に単語を覚えられるし、また頭でわかっていても実際口に出して話すことは難しいので、ここでも差が出てしまいます。日本で留学準備をしているみなさんも文法だけでなく、会話練習もたくさんすることをお勧めします。

いかがでしたでしょうか?学校によって多少違うかと思いますが、参考になればうれしいです!!では、また次回お会いしましょうね~。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-05-18

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