オセロの留学特派員レポート・ 外伝「もう一度留学したい!」

外伝「もう一度留学したい!」

ヨロブン、オレンマニエヨ!久々登場のオセロです。 えっ、何で今更、再登場かって? 実は9月から、再びソウル大学に留学することになったのです。そして今回も交換留学。 ソウル大との新しい留学協定が結ばれたおかげで、一度交換留学した私にも留学のチャンスが巡ってきたのです。
ということで、二度目の留学の様子をお届けしたい!と思い、再登場。 「2度目のソウルは『留学』というより、「帰ってきた」感が漂うのではないか。」 そんなことを予想していましたが、期待は大外れ。 言葉は同じでも、住む場所が違えばそこは全く違う国。 小規模で新村(シンチョン)にある私立・西江大学校と、大規模で山を切り開き建てられた国立・ソウル大学校とでは、構内の様子も生活スタイルも全然違う。
また、私の留学目的も前回とは違い、語学堂にも通わないので、同じように生活してもいられない。(ソウル大学の語学堂については、ソウルナビの留学サイトを参考にしてくださいね)これはどうも、初めての留学とは全く違う経験が待ち受けているようです。

キャンパス内にバス停が?!

カナク山という山が構内に聳えるソウル大。キャンパスの広さは西江大学校とは比になりません。 構内にはシャトルバス、マウルバス(区域限定バス)、市内バス、タクシーまでも通っており、何かと車に注意して過ごす毎日。
講義棟の数は200近く(!)あり、初めは地図と建物ばかり見て過ごし、人を見る余裕がありませんでした。
あまりの広さに道を間違え、山の頂上に着いてしまったこともあります。 更に、体育館が寄宿舎から徒歩25分かかる場所にあるために、運動する前にバテたりも・・・。
でも、山の中なので自然がいっぱい、歩いていても苦にはならないんですけどね。
それにしても、次の講義棟に10分で行けた西江大とは大違いです。
もし西江大学校にバスが通ってたら・・・人は通れないだろうな…。

私だけが留学生じゃない?!

西江大学校への留学時、私は交換留学生3人のなかの1人で、貴重な存在でした(と思う)。日本人というだけで珍しがられ、道行けば声をかけられ、そこにいるだけでビックリするほど知り合いが増えました。 しかしここ、ソウル大学校は交換留学生だけで100名を軽く超えます。
正規の外国人留学生も多い。日本人も結構目にするし、「うちの学部に日本人いるよ」なんて話をしょっちゅう耳にします。
なので、留学生というだけでは珍しくない。自分が動かなければ、知り合いは増えないのです。
これは、『留学生というだけで人が寄ってくる』という、私の甘~い認識を変えなければならないよう^^;
また、OIA(Office of International Affairs)という国際交流関連の部署があり、留学提携大学別のブランチオフィスも用意されています。
OIAでは留学生へのオリエンテーション、また留学生のための行事を催してくれ、先日は「wine & cheese party」という、留学生のパーティが開かれました。
ところで、留学生が多い、ということは色んな国の学生がいるということで、共通語は英語!!どれだけ韓国語が出来ても、英語が出来なければ肩身が狭い・・・トホホ。 英語って、やっぱり大切です・・・。

新村まで1時間?!

学生のメッカ・新村。 前回は毎日のように新村に出かけ、飲んだり映画を見たりしていました。 友達の殆どは新村にいるので、みんなに会いに出かけたい!のですが、実際行くとなると。
まず寄宿舎からバスに乗り、最寄りの地下鉄駅まで約15分。地下鉄2号線から新村まで30 分ほど。乗り換えの時間まで合わせると、1時間かかります。てことは、往復2時間!
なので、平日はなかなか遊びに行けないのです。
最終バスが12時なので、夜遊びも控えるように。
お陰で平日は勉強に集中できそう。
さすが、韓国一の国立大学・・・勉強したい人にはもってこいだと思います。
ついでに、こんなのも。

いつでも甘~い香りが漂う?!

ご存知の通り、食べ物に目がないオセロ。
そんな私を誘うかのように、ソウル大は甘い香りでいっぱい。
というのは、至る場所にコーヒーショップがあり、そこでワッフルを売っているのです。 コーヒー、センクァイル(生果物)ジュースとともに、焼きたてホカホカのワッフルがいつでも食べられます。しかも500ウォンという、お財布にやさしい値段。ジャムやチョコのトッピングはたったの100ウォン。
600ウォンで幸せが手に入る!ので、小腹が空くたびにコーヒーショップに向かいます。
ワッフル以外にも、トースト(2枚のトーストに卵とハムが挟んであるもの)やトッポッキ、サンドウィッチやクッキーなどがあちこちで販売されていて、いい香りが絶えません。 こんなに私の食欲を誘うなんて、なんて罪な大学・・・やはり韓国でダイエットは無理!
・・・そんなこんなで、いろんな意味で規模が大きく、まだまだ慣れそうにないソウル大学。 前回の留学とは環境が大きく違うだけに、新たな気持ちで取り組まなければならないようです。
今回の留学は12月までの4ヶ月。
短い期間なので、今回は目的を定め、毎日を丁寧に過ごして生きたいと思います。
西江大とソウル大で比較して欲しいこと、またソウル大について知りたいことなどあれば教えてくださいね。調査してみま~す♪
ではでは、タウメバァヨ~。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-10-13

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