ともの留学特派員レポート・第1回「ソウル生活 家計簿」

第1回「ソウル生活 家計簿」

はじめまして。
今月から留学生リポートに参加します「とも」です。 2005年の12月からソウル生活をスタートして早6ヶ月。 この半年間で感じたことや韓国生活のおもしろエピソードなど 楽しくお伝えしたいとお思います。
まず、第1回目は私が留学前に一番心配したこと 「留学費用」について。
「お金ってどれくらいかかるんだ?」これは今、生活していても非常に頭を悩ませる問題。 できるだけ長く留学したいがお金が・・・うーん・・・
さて、留学をお考えのみなさま 1ヶ月どのくらいを目安に計画を 立てていますか?
ズバリ!「韓国は物価が安いとは一概に言えない。」 というのが半年生活してみての正直な感想。
私も確かに旅行で来ていたときは 「うーん。韓国は日本より物価が安い」と感じたものでしたが 生活してみると実はそうでもなかった・・・ 1ヶ月の私のお小遣い帳を見てみると
下宿代(朝・夕食/光熱費込み) 400,000ウォン
飲食代 196,000ウォン
インターネット(使い放題) 18,500ウォン
携帯代 21,000ウォン
日用品(衣類も含む) 100,500ウォン
交通費(地下鉄/バス) 18,000ウォン
その他 47,200ウォン
合計で   801,200ウォン
今のレートで言うとだいたい 98,610円くらい。 (ここに更に一ヶ月の授業料 470,000ウォンがつく・・・)
下宿費には朝・夕食代、電気、水道、ガス代も含まれています。 (なので電気、水道、ガスは使いたい放題。) 特に冬場はオンドルがあるためガス代がバカにならないそう。 ワンルームに暮らしている友人は光熱費を月に5万5,000ウォンくらい払っているらしい。
飲食代は一番頭を悩ませる・・・ 授業が終わった後、必ずと言っていいほどクラスの友人とごはんを食べに行く。(これが授業で受けたストレス発散の場でもある) 学食なら2,200ウォン 韓式食堂なら3,500ウォンくらい。
お昼を食べた後、少しコーヒーでも飲んで勉強しようかと コーヒーショップでコーヒーを飲むと4,000ウォンしてしまう・・・ (コーヒー1杯の値段がやたらと高いので週2回までと決めている)
ちなみに韓国人学生のお昼の平均は5,000ウォンらしい。 (韓国人友人談)
そして、私の「夜の部活動」<飲酒>には1回の活動に1万ウォン前後。 (この活動の回数を減らせばいいとわかっているものの、このおかげで  友達の輪は広がるし、会話練習の場にもなったりするので・・・)
そして思いがけなく費用がかさむのが「日用品」 シャンプー、リンスなど普段使うものは日本と同じ価格かちょっと高い。 特にトイレットペーパーやティッシュなどパルプ製品は日本より ぐーんっと高く、日本の倍以上する。 私の下宿ではトイレットペーパーが各自持参のためこれが痛い・・・ (写真は安売りの日に24ロールを2袋まとめ買いした時のもの。ふたつで 11,000ウォンだった。) <その他>の中には 美容院代の2万ウォンや映画代の8,000ウォンが含まれている。
私の留学予算は200万。 この中から学費を払い、生活費を工面して1年半は留学できるだろうと 思っていた。 が、このペースで行くと1年で終わってしまうかも・・・ かといって、韓国でいろんな人に会って、いろんな経験をして・・・と思うと ケチケチ生活は嫌だ!と思いながら 財布と相談する日々。
留学生仲間の合言葉は 「お金で買えない価値がある。」(どこかで聞いたような・・・)
ちなみに新村でよく見かける「アルバイト募集!!」の張り紙には 時給 3,000~4,000ウォンと書いてある。 韓国でアルバイトしながら生活費を賄おうと思うなら かなり一生懸命働かなければ・・・

少しは参考になりましたでしょうか。 留学目的によってかかる費用は様々ですが、「留学のために○○円貯めよう!!」と思う金額+αがあると 生活もプラスαいろんな経験(旅行やコンサートや演劇鑑賞など)ができると思います。
今、日本でお金を稼げる環境にあるのなら、一生懸命お金を稼いで韓国に来る ことをオススメします。 「日本で一生懸命働いた分、韓国でいろんなものを吸収してやろう!!」 その気持ちが実は留学する際にとっても大切なのかもしれません。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-05-17

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