韓国コンビニおにぎり大研究２０１０！

こんにちは、ソウルナビです。今年（２０１０年）も恒例になりました、韓国のコンビニおにぎりを一挙にご紹介する季節がやってきました。２００９年も、気がつけばいろんなおにぎりにめぐりあいました。それでは２００９年に出会ったおにぎりを、前回に続き、２００９年３月から２０１０年４月までのおにぎりについて、チェックしていきたいと思います。

プッシュ！ライスサンド系

２００９年からのおにぎりの傾向を見ると、１つ上げられるのが「形の多様化」。特にセブンイレブンが力を入れたライスサンドは大健闘。これはおにぎりというよりは、ご飯を２つ折りにして具を挟む、まさにご飯サンドという感じ？

ヘムッカス（ハムカツ）
★肉系
ハムカツってなつかしい。

タンヤントッカルビ（丹陽トッカルビ）
★肉系　★ご当地系
ご当地本格派がウリのおにぎりが早くも登場。

ロスヘム（ロースハム）
★肉系
いかにも肉肉しい。

ヘムボッステイク（ハンバーグステーキ）
★肉系
おにぎりにはハンバーグ。

メッチョッ＆キムチポックン（ノビアニ＆キムチ炒め）
★肉系　★キムチ系
メッチョッとはノビアニの古い名前だそう。

ミニ丼？なおにぎり

こちらも新しい傾向の、入れ物に入ったおにぎり。おにぎりというよりは、これはミニ丼？最近の密かな丼ブームがすでに影響しているかも。

チャムチキムチポックン（ツナキムチ炒め）
★シーフード系　★キムチ系
キムチポックンのソースが辛い。

スペムキムチポックン（スパムキムチ炒め）
★肉系　★キムチ系
器が三角であることに、おにぎりへのこだわりが感じられます。

ポックンキムチ＆ヘムドングン（炒めキムチ＆ハム）
★キムチ系　★肉系
どうみてもミニ丼ですが、ちゃんとおにぎりと書いてあります。

新しいケースで勝負！

たぶん、アンチおにぎり派の不満は直接手に持って食べること。また２００９年はインフルエンザの流行もあり、手で直接握らなくてもすむおにぎりが増えました。

モッチャレラピジャチズ（モッツァレラピザチーズ）
★洋風系
ピザを意識してちょっとおしゃれに。

ヘムグイ＆プルチャムチ（ハム焼き＋火ツナ）
★肉系　★シーフード系　★辛い系
普通のおにぎりもちょっと違って見える？

ステイク（ステーキ）
★肉系
肉といえば当然ステーキ。

ノビアニ＆チャムチプルコギマッ（ノビアニ＋ツナプルコギ味）
★肉系　★シーフード系　
宮廷料理のノビアニに庶民のツナとプルコギが一緒に。

スンサルトンカス（純肉トンカツ）
★肉系
スンサルで肉を強調。

クレミ＆フリカケ（カニカマ＋ふりかけ）
★シーフード系　★和風系
カニカマがはみだしてます。

企画モノ、名前で勝負？

目に止まった変わった名前のおにぎりは・・・

ミソチンヌンチャムチ（微笑が浮かぶツナ）
★シーフード系　★和風系
笑ってしまうほどおかしなおにぎり？と期待しましたが、実は味噌味のツナでした。

企画モノ、キャラクター系

さまざまなイベントに合わせて登場した企画ものおにぎり。でも去年は少なめだったような・・・

キムヒョンジュンエバベキュチキン（キムヒョンジュンのバーベキューチキン）
★チキン系
おにぎりで写真の顔出しはめずらしいです。

チズチャプステイク＆ポックンキムチ（チーズチャップステーキ＆炒めキムチ）
★肉系　★シーフード系
再びワールドカップもの。またおにぎりで応援です。それにしてもてんこもり。

ソスヘムルワンジャ（ソースシーフード王子）
★シーフード系
朴智星とあります・・・

アルチャムチマヨ＆ポックンコチュジャン（魚卵ツナマヨ＆炒め唐辛子醤）
★シーフード系　★辛い系
２色に分かれています。２つの味が楽しめる？

新しい味

初めてお目にかかったおにぎりは・・・

ヘムルマッキョンダン（シーフード味団子）
★シーフード系
シーフード味の団子？つみれのことかな？

チュクスンプルコギ（たけのこプルコギ）
★肉系
たけのこと言うよりシナチクのような。

クリムケサル（クリームかに肉）
★シーフード系
クリームとかに・・・ようはカニカマ＋マヨのような。

イタリアンチキン
★洋風系　★チキン系
イタリアのおにぎり。以前もワールドカップの時に国際的なおにぎりがありましたが。

ペポチャプステイク（ペッパーチャップステーキ）
★洋風系　★肉系
ペッパーで本格派。

クレブセロドゥ（クラブサラダ）
★シーフード系　★サラダ系
クラブサンド・・・？

メコムチュンファプン・ポックンパッ（辛うま中華風チャーハン）
★中華系　★チャーハン系
チャーハンといえば中華。毎年、中華系はなにかしら出てきます。

オリブ・チキセロドゥ（オリーブ・チキンサラダ）
★チキン系　★サラダ系
健康志向のオリーブがおにぎりまで。

ソヤコチュジャン（ソヤ唐辛子醤）
★チキン系　★辛い系
ソヤとはソーセージ＋野菜のことらしいです。たしかにソーセージが。

コチュジャントドッ（唐辛子醤＋ツルニンジン）
★辛い系　★野菜系
トドッ（ツルニンジン）のおにぎりは珍しいかも。

ありそうでなかった？味

すでにあった気もするけれど、実は初登場かも？のおにぎり。

キムチベイコン（キムチベーコン）
★肉系　★キムチ系
ベーコンは以前から具と使われていますが、キムチとの組み合わせは珍しい？チャーハンを思い出します。

スペムマヨネズ（スパムマヨネーズ）
★肉系　
スパム系も徐々に浸透しつつあります。

タルコムチキンマヨ（甘うまチキンマヨネーズ）
★チキン系
珍しく甘いことをウリにしたおにぎり。

チズプルコギ（チーズプルコギ）
★肉系　
意外となかったチーズとプルコギ？

タップルカルビ（鶏火カルビ）
★チキン系　★辛い系
辛い鶏カルビ？

ナルチアル＆キムチポックン（魚卵＋キムチ炒め）
★シーフード系　★キムチ系
ぷちぷちのトビウオの卵が。

スペムケランビビン（スパム玉子ビビン）
★肉系　
スパムと玉子がビビン（混ざる）？

ロスパム（ロースハム）
★肉系
以前、ツナカニカマ＆ロースハムで登場。今回はロースハム単体で。

タルコマン・ミトゥボル（甘いミートボール）
★肉系
意外となかったミートボール？

ハンバッステイク（ハンバーグステーキ）
★肉系
やっぱりおにぎりにはハンバーグですね。

テリヤキペッパーチキン
★肉系　★和風系
お店の名前のような。

ノビアニ＆チャムチプルコギ（ノビアニ＋ツナプルコギ）
★高級系　★シーフード系　★肉系
宮廷料理のノビアニもすっかりおにぎりの具として定番になりました。

テリヤキチキン
★チキン系　★和風系
テリヤキもすっかり定着。

スモクチキン（スモークチキン）
★チキン系
スモークで本格派を強調。

メコムヤンニョムチキン（辛うま味付けチキン）
★チキン系
今回、一番手を出していたおにぎり。意外なヒット？

チキンカスヤンニョム（チキンカツ味付け）
★チキン系
スンオリサル（純かも肉）とありますが・・・

タルコマンヨノセロドゥ（甘うまサーモンサラダ）
★シーフード系　★サラダ系　★和風系
上にわさび味とあります。

タルコマン・カンプンギ（甘い乾烹鶏）
★中華系　★チキン系
カンプンギは中華風鶏の唐揚げ。

プルコギヤチェポクンパッ（プルコギ野菜チャーハン）
★チャーハン系　★肉系
チャーハン系はご飯がぼろぼろ落ちる、という欠点がありますが・・・ある意味食べやすいとも言えます。

ヘムグイキムチポックンパッ（ハム焼きキムチチャーハン）
★チャーハン系　★キムチ系　★肉系
ハムがででんと１枚入ってます。キムチチャーハンらしく真っ赤です。

新しい韓国料理系

新しい韓国流行の味を取り入れる、傾向は続いています。

チーズワプルタッ（チーズと火鶏）
★辛い系　★チキン系
とにかく辛いプルタッをチーズでまろやかに？

プルナクポックン（プルナク炒め）
★肉系　★シーフード系
プルコギ＋ナクチのプルナクは人気ですが、おにぎりでは珍しいかも。

オモリキムチ（熟成キムチ）
★キムチ系
熟成キムチもはやりました。

メコムオサムプルコギ（辛うまオサムプルコギ）
★シーフード系　★肉系
オジンオ（いか）とサムギョッサルのオサムプルコギ。以前からおにぎりの具になっていましたが、今回は辛うまで。

ホンチョプルタッ・ヤチェポックンパッ（ホンチョ火鶏・野菜チャーハン）
★チャーハン系　★辛い系　★肉系
ホンチョプルタッといえば辛い鶏料理。それがおにぎりにも。名前だけで辛そうです。

本格派を強調

以前からの本格派を強調するおにぎりが登場していましたが、こちらも。

ホンチョンスップルコギマッ（ホンチョン炭焼きプルコギ味）
★肉系
カルビといえばホンチョン。本場を強調。

チックァ・プルコギ（直火プルコギ）
★肉系
直火を強調。

チックァ・スップルチキン（直火炭焼チキン）
★チキン系
直火と炭焼きを強調。

ムギョドンナクチ（武橋洞ナクチ）
★シーフード系　★辛い系
ムギョドンといえば辛いナクチのお店が集まる街。

巨大系、続く

２００８年に登場した巨大系、まだ健在です。

トントンワサビチャムチ（ふっくらわさびツナ）
★シーフード系　★和風系
一瞬わさびたっぷり？と思ってしまいますが。

スパムおにぎり系？

肉系の王道、スパムおにぎりを見なくなったと思ったら、また登場。でも今回はただのスパムではありません。

チャムチマヨネズ（ツナマヨネーズ）　
★肉系　★ツナ系
スパムとツナ。

クレミセロゥドゥ（カニカマサラダ）
★肉系　★サラダ系
スパムとカニカマサラダ。

キムチポックン（キムチ炒め）
★肉系　★キムチ系
スパムとキムチ。

新しい海苔巻き

気がつけば新しい海苔巻きもいろいろ登場。

メコムチェユク＆セウチャムチ（辛うま豚肉＋海老ツナ）
つめまくってみました。

チェユクポックン（豚肉炒め）
海苔巻き系では珍しいチェユク。

ケランマリポクチャム（卵巻き）
卵で巻いてみました・・・

ユブマリ（いなり巻き）
おいなりで巻いてみました・・・あまりおいしくない。

ヘムマリチャムチマヨ（ハム巻きツナマヨ）
韓国版肉巻き？ハムで巻いてみました・・・

その他

こんな「おにぎりではない」おにぎりも登場しました。

カムジャラミョンパッ（じゃがいもラーメンごはん）
見た目はおにぎりですが、これはカップ麺用のおにぎり。これだけでは味があまりありません。ラーメンと一緒に食べてくださいという注意書きがあります。

２００９年のおにぎりの傾向

以前よりも新しい種類のおにぎりが少なく、また企画のおにぎりも少なく、盛り上がりがあまり感じられなかった２００９年のコンビニおにぎり。おそらく、新型インフルエンザなどがあり、手づかみのおにぎりは敬遠された、というのもあるかもしれません。そんな中でも目立ったのが肉系のおにぎり。手づかみ型から脱却し、肉が好きな若い層にアピール？あと、肉系以外ではサラダ系が意外と健闘。カロリー表示がついたおにぎりも増えてきたので、おにぎりにも健康志向が浸透しつつあるのかもしれません。

いかがでしたか？コンビニの定番おにぎり。ホテルでの夜食にも、時間がないときの朝食にも、旅先で時間がないときにも、小腹が空いたときにも、軽くつまむことができますよね。身近に味わえるちょっと違った異文化のおにぎり、是非ソウルでお楽しみください。以上、まだ飽きずに日々おにぎりを食べ歩いているソウルナビでした。