コーミィの子供と一緒に農村体験に行ってきました、第1弾!

ソウル近郊で田舎遊びに挑戦!

みなさん、こんにちは。コーミィです。日本では『暑さ寒さも彼岸まで』とよく言いますが、こちらソウルは一足先に秋の訪れを感じるようになりました。台風が過ぎて急に涼しくなり夕方の風の冷たさがもうすでに秋の気配。秋になるのは待ち遠しいですが、あの暑かった夏も懐かしいです。そんな中、区主催の田舎体験ツアーに申し込み、残り最後の夏を感じに京畿道に行ってきました。以前に京畿道旅行の事を書きましたが今回も舞台は楊平(ヤンピョン)です。ここはソウルからも近く自然が豊かで都会の人達がオアシスを求めにやって来ます。日帰りでも宿泊しながらでも学べる農業体験村は、田舎を知らない子供達の為に自然の中で過ごして欲しいと、両親や学校が体験を申し込み大変好評なんだそうです。地元の人達にとっても小さい村が活性化し、ここに住む住民達に雇用の場を作りお互いにいい相乗効果がありますよね。コーミィ達が訪れた楊平郡の新論里(シンノンリ)地域は、韓国で最初に農業体験を始めた地域だそうです。バスを降りて吊り橋を渡ると素朴な雰囲気の体験施設がお目見え。出迎えてくれた担当のおばちゃんが今日の案内役を務めてくれます。それでは農村体験の始まり始まり~。

ウェガッチブ体験マウル in 楊平郡新論里

ウェガッチブは日本語に訳すと『母の実家』という意味なんですが、田舎のおばあちゃん家で過ごすイメージでしょうか。今日一日のスケジュールは内容充実で楽しみです。季節やその日の天候によってスケジュールが若干変更になることもあるそうで、コーミィ達の場合は雨の影響でジャガイモの収穫は中止になりました。また黄土マッドパック(泥遊び)は、みんな着替えを持ってきていなかったので体験しませんでした。着替えがあればシャワー施設もあるし、ぜひ体験したい所でした。
         <スケジュール>
10:00        体験施設到着
10:00~12:00  黄土マッドパック(泥遊び)
           じゃがいも収穫
           餅つき&きな粉餅試食
           トラクター乗り
12:00~13:00   昼食(田舎食ビュッフェ)
13:00~16:00   水遊び(ウォータースライダー、いかだ乗り)
           マスつかみ取り&マス刺身試食
            採れたてジャガイモの試食
16:00        ソウルへ出発    

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            <餅つき>
最初は餅つき体験です。蒸したばかりのもち米を昔の餅つき用道具でつきました。通常なら一生懸命ついても時間がかかる餅つきですが、コーミィ達グループの中にエキスパートのすごく上手なベトナム&韓国人夫婦がいて、担当のおばちゃんもびっくりするぐらい短時間でほとんど完成してしまいました。もち米が温かいうちについたほうがおいしく出来上がるんだそうです。まだほんのり温かいお餅をきな粉餅にしていただきました。子供もおいしそうに食べていてました。
ふかしたてのもち米

ふかしたてのもち米

まずは杵でつぶしながら

まずは杵でつぶしながら

息の合った二人

息の合った二人

やっぱりお餅もハサミで切っちゃいます

やっぱりお餅もハサミで切っちゃいます

おいしそうでしょ?

おいしそうでしょ?

試食中

試食中

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           <トラクター乗り>
止んでいた雨が降りだしてきていましたが、10分ほど雨宿りして待っていると雨はすっかり上がり、次のスケジュールに移ります。続いては向こうの方からどっどっどというエンジン音と共にやって来たあるもの。田舎生活に欠かせない乗り物といえばトラクターですよね。都会の人には乗る機会なんてないのでこれはとてもいい体験でした。車ほどの早さはないですがそれなりにスピード感があって顔に風を受けながら田舎の風景を眺めるのは気持ちがよかったです。
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             <昼食>
やっぱりうれしいお昼ごはん♪専用の食堂でいただきました。
団体ごとにきちんとタイムスケジュールが組み込まれているおかげで、他のグループと重ならず混雑せずに食事をいただくことができました。食材はほとんど地元で採れた野菜を使っているので、野菜本来のおいしさを感じられて本当においしかったです。ビュッフェ式なので好きなだけ食べることができるのもいいですよね。地元のおばちゃん達が愛情込めて一生懸命作ってくれていました。ご馳走様でした~。
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             <川遊び>
子供達が楽しみにしていた水遊びです。まずはいかだに乗って川下り。最初は不慣れで少し移動するのも大変でしたが、みんな一生懸命に漕いでいました。ここでもエキスパートのベトナム人ママが登場!慣れた手つきでいかだを漕ぐ姿は勇ましくてかっこよかったです。ウォータースライダーは、川からポンプで水を上げて滑り台部分に流しているので思ったよりよく滑りました。一番楽しんでいたのは子供に混じった大人達。童心に戻ったようにはしゃいでいましたよ。
いかだ乗りは体力勝負! いかだ乗りは体力勝負! いかだ乗りは体力勝負!

いかだ乗りは体力勝負!

ウォータースライダー ウォータースライダー ウォータースライダー

ウォータースライダー

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           <マスつかみ取り>
私達のグループは3匹のマスを川に放流してもらいました。時間を掛けて探したのに誰もマスを捕まえることができずじまい。水は濁っていて見えないし岩陰に隠れてしまったのかも。。。なんて諦めかけている時、『そのマスを捕まえないと食べることができないよ!』と担当のおばちゃん。大人達が無心で探すも残念ながら結果は惨敗。でもやさしいおばちゃんは、もう一度チャンスをくれると言って場所を移動して小さな人工池でもう一度再チャレンジしました。今度は水も透明で魚を見つけやすく狭い空間で難なくマスを捕まえることができました。やった~!そして大仕事?をした後はおなかペコペコ。捕まえたマスをすぐにその場で調理して刺身にしてもらいました。一緒に蒸したてジャガイモも出てきてみんなで試食タイム♪これはサービスね!とおばちゃんから自家製マッコリの差し入れが!ヌルンジ(ごはんおこげ)マッコリにマスのお刺身がなんとも言えず絶妙にマッチ。一期一会の旅の宴はそろそろ御ヒラキ。遊び疲れたからかお酒が入っているからか、とっても名残惜しくてこのまま泊まりたくなってしまいました。おばちゃんから『来年5月頃には新ジャガの季節でそれはもうおいしいんだよ』とお誘いを受け、来年にはまた戻ってくるよと思わずにはいられませんでした。本当におばあちゃんの家で過ごした気分です。
川では広すぎて捕まえられず

川では広すぎて捕まえられず

場所を池に移してリベンジ

場所を池に移してリベンジ

新鮮マスのお刺身&茹でジャガイモ&マッコリ 新鮮マスのお刺身&茹でジャガイモ&マッコリ 新鮮マスのお刺身&茹でジャガイモ&マッコリ

新鮮マスのお刺身&茹でジャガイモ&マッコリ

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今日はあいにくのお天気でしたが、全体的には雨が止んでいた時間の方が長かったので思う存分遊べました。帰りの道ではソウル市内に入ってからひどい渋滞に合い予定到着時刻より1時間遅れて着きましたが、バスの中ではみんなぐっすり夢の中で特に問題なく無事に帰宅しました。新論里地域はこれからの季節は栗拾いやサツマイモの収穫イベントが始まるそうです。これもまた楽しそうですね。下記の金額で体験できるなんてすごくお得ですよ!今回は野菜の収穫はできませんでしたが10月に別の地域へ農業体験に行く予定なので、ぜひリベンジしてきます!次回に期待してくださいね。それでは、みなさん秋夕(チュソク)後にお会いしましょう!以上、コーミィでした。

◆ウェガッチブ体験マウル◆
住所:京畿道楊平郡青雲面新論里284-5
電話番号:031-772-3402(韓国語)
ホームページ:http://www.sinronlee.com/
<料金>
日帰り(農村体験&昼食付):個人18,000W/団体16,000W//冬季は一律21,000W
宿泊(農村体験、食事、宿泊付):1泊2日(個人60,000W)/2泊3日(個人90,000W)
※時期により価格および内容が変わることがあります(価格は2010年9月現在)
※団体は30名基準


◆行き方
<車>ソウル→外郭循環道路→河南(ハナム)IC→パルダル大橋→6番国道→楊平→龍門(ヨンムン)→ヨンドウリ→44番国道→ダデ休憩所→新論里

<バス>東ソウルバスターミナル→ホンチョン/フェンソン行き市外バス→ヨンドウリ下車→タクシー利用→新論里

<電車>中央線清涼里(チョンランリ)駅→龍門(ヨンムン)駅下車→タクシー利用→新論理
 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-09-20

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