春の鞍山

手軽に行けて、大いに楽しめる鞍山を歩いてみませんか?

皆さんこんにちは、地図好きのマッピーです。
三寒四温を繰り返していましたが、黄砂も峠を越えてソウルはすっかり春の気配になりました。
ソウルにお住まいの方、旅行中に少し時間が空いた方、最近運動不足だなあと思っている彼方・・・にお勧めの「鞍山(アンサン)」をご紹介します。
「鞍山」があるのは新村の延世大学の北北東、高さは295.9m。もっと分かりやすくいえば延世大学の裏山です
周辺は「鞍山自然公園」として整備されていて、近くの人たち(主に中年、次が学生、続いて家族連れ)の憩いの場となっています。
頂上からの眺めはまさに絶景、ソウルの町を360度グルーと見渡すことが出来ます。
特に花の咲く春の季節は最高で、桜・ケナリ・チンダルレを楽しみながら手軽に山歩きをすることが出来ます。
では、さっそく地下鉄2号線、新村駅から出発しましょう。
地下鉄を降りると2番出口にむかい、そのまま現代百貨店の横を通り「延大入口」で地上に出るとシンナラレコードのある交差点です。
これをまっすぐ北に歩くと5~6分で「延大前」に突き当たります。横断歩道をわたり正門をくぐると延世大のメインロードが始まります。分離帯のある大きな道でタクシーも入ってきますし、二人乗りノーヘルバイクも車道・歩道のどちらでも走るので要注意です。今の時期はあちこちに桜・ケナリ・チンダルレが咲き乱れて、子供連れで花見にきている人たちもいます。
右側の道をいき建物がなくなると、松林があり分かれ道に出るのでこれをさらに右に行くと、ここから登山道の始まりで舗装が切れます。
道はよく整備されていて、ゴミもほとんど落ちていません。丈夫な木でつくった階段のところもあります。靴はスニーカーが合っていて、やはりハイヒールでは無理でしょう。
松林を抜けると、木々の間から町並みが見えてきます。あちこちに「薬水」があるので水筒の水を入れ替えるのもいいでしょう。「アイゴー」と奇声をあげてバトミントンに興じる人たち、ジム器機でトレーニングに励む人たち。
展望台も何ヶ所かあり、のぼるにつれて眺めがよくなってきます。
分岐には、しっかりと表示があります。
頂上には、昔の「のろし台」が復元されています。
天気がいいと、ここからの眺めはまさに絶品。北には「北漢山」南は「漢江」、「南山タワー」も「清渓川」もソウル中が全部見えます。
帰りは来た道を引き返すもよし、時間と体力に余裕があれば少し東に向かうと「奉元寺」という大きなお寺があります。こちらから降りれば、お寺の少し下には24時間のサウナまであります。
皆さん、いかがでしたか?
新村からゆっくり歩いて片道60分。
観光中に時間の余った方、新村近辺にお住まいの方にも、手軽にいけて大いに楽しめる「鞍山」を歩いてみませんか。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-05-03

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