ソウルの地下鉄で見かけること~2002年7月編

毎日乗る地下鉄はこんなにスリリング!

こんにちは!ソウルナビです。今日は日頃ナビが感じているリアルな韓国地下鉄編をお送りしたいと思います。ソウルの地下鉄といったら1号線から現在8号線まで、日本の地下鉄の複雑ようから比べるとまだましかもしれないけど、とにかく表示が分かりにくい!最近ワールドカップ準備のためにずいぶん表示が整備されてきてはいるものの、矢印通りに行っても全然違うところに出たり、矢印が途中で消えていたり、、、もうちょっと改善して欲しいところ。
そんなソウルの地下鉄は、日本ほどではないけど朝晩のラッシュもあるし、日本の地下鉄と似てるといえば似てるんですが、毎日いろんな事件が(ナビ的には)起こります。今日はそんな地下鉄内でのナビの事件簿をお伝えしようと思います。

ナビの地下鉄事件簿、その1。

やっぱり強し!韓国のアジュンマ(おばさん)!その1
それは、、、ナビが地下鉄の切符を購入しようと自販機の前にいたときのこと。お財布から小銭を出そうとしたそのとき!スーッとどこからともなくアジュンマ(というよりおばあさん)がナビの横に現われ、「アガッシ(おねえちゃん)!小銭がないから600ウォンちょうだい!」
ナビはアジュンマの突然の出現にかなりびっくり、さらに600ウォンちょうだい??とりあえず困っているんだろうと600ウォンをそのアジュンマに渡しました。でも、その後、ナビは何回か同じ目に。これは一体?!

ナビの地下鉄事件簿、その2。

やっぱり強し!韓国のアジュンマ(おばさん)!その2
それは、、、朝の出勤途中、ナビが地下鉄の改札をくぐろうとしたときのこと。突然、後ろから何かがピタリと密着、プッシュしてくるんです。えっえ~??振り返ってみると、大仏パーマのおばちゃんがナビと一緒に回転バーを通過しようとしてるではあ~りませんか!!思わず『ムォ、ムォエヨ?(なっなんですか?)』。するとそのアジュンマは『エ~イシッ、チャルモッタッタ~!(あ~もう、間違って乗っちゃった~!)』と大きな声を張り上げ、ホームに着くまでずっと繰り返してました。あのアジュンマは一体?!

ナビの事件簿、その3.

行き方をよくたずねる
韓国の人は地下鉄の表示が分かりにくいのか、それとも自分で最初から調べようとする気がないのか、とにかく地下鉄の行き方をよく他人に聞くんです。なにかと道を聞かれやすいナビ、ソウルの地下鉄にまだ慣れていない頃は『チェソンハムニダ チャルモルゲヌンデヨ(すみません、良く分からないんですけど)』と律儀に答えていましたが、最近は自らホームの地下鉄路線図や自分の手帳についてる地下鉄マップを見せ教えるはめに、、、あれれ~日本人のナビが韓国人に道教えてる~。

ナビの事件簿、その4。

やっぱり強いおじいさんvs若者
ソウルの地下鉄は、身体の不自由な人の席<ノヤクジャソッ(老弱者席)>が日本のそれと同じように車両の端に設けられています。また韓国では「お年寄り用の席は、身体の不自由な人がいつでも座れるように空けておきましょう!」という放送が流れ、座席の上にもそう書いてあります。だからなるべくナビも空いてる普通座席を探すようにしてるんですが、、、(でも、ほんとに疲れてるときは老弱者席であろうが座ってますけどね)
でもよく出くわすのが、地下鉄でおじさんやおじいさんが説教する場面。
おじさん : 「いい若者がなんでこの席に座っとるんじゃ!立て立て!若者はあっち行け!」
若者 : 「席が空いているんだからいいじゃないですか。」
おじさん : 「だめ、だめだめ、どけっ(杖で若者を追い払いながら)」
若者もしぶしぶ、しかしかなりの睨みを利かせながら席を立ってどっかへ行ってしまいました。
もちろん、スッと立って譲る若者もいますが、上のように反論する若者もいます。
この光景もやや日常茶飯事。

ナビの事件簿、その5。

他人のつり革も私のつり革!
ソウルの地下鉄にも手すりや吊革があります。ただたまにナビがえ~っ?と思うのが、
1. 混んでいる時、急ブレーキか大揺れで体のバランスを崩したアジュンマ(おばさん)がとっさにナビの腕をぐっとつかんで体勢を整える。"ミアネヨ~(ごめんね~)byアジュンマ(おばさん)"
2. ナビがつかまっているつり革を一緒に使おうとする。
3. 座席の横の棒につかまっていると、上の方でつかまっている人がだんだんずりずりずり落ちてきて、とうとうナビの手の上に手を乗っける。
びっくりしちまいます。

ナビの地下鉄事件簿、その6

やっぱり強し!韓国のアジュンマ(おばさん)!その3
誰でも急いでいる時、降りてくる人の流れに逆行しながらもその電車に乗りたい!っていうのはありますよね。特に出勤時間などは、出口に近い階段の前に止まる車両に人が多かったりして、出口に向かう人の流れにはもう逆らえず、次のに乗ろうとあきらめますよね。しか~し!その大きな人の流れに一人で立ち向かう挑戦者、アジュンマ登場!「ピキョ、ピキョ!(どけ、どけ!)」と人々の間を巧みに(プッシュして)潜り抜け、その電車に乗車成功!さすが、アジュンマ(おばさん)!

毎日地下鉄で行ったり来たりするナビ。明日もまた新しい事件が起こるかも!以上、リアル韓国地下鉄編、パート1をお伝えしました。(もちろんパート2もある?)

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-07-08

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