地下鉄に乗って旅をしよう!~オレンジの3号線編~

歴史の跡&セレブご用達の街を巡る旅!!

こんにちは!ソウルナビです。夏休み真っ最中の今日この頃。この休みを利用して、ソウルに訪れる人もたくさんいらっしゃるのでは?!そんな皆さんが、快適な旅を楽しむための交通手段の一つといえば「地下鉄」。冷暖房も完備されて安心だから、外国人観光客が利用するのにもっとも便利な乗り物ですよね。今日は「地下鉄に乗って旅をしよう!」の第3弾として、オレンジ色の<地下鉄3号線>を利用した旅コースをご紹介しましょう。地下鉄3号線沿いには、韓国の歴史を垣間見られる歴史的建物や街が広がっているほか、韓国セレブご用達エリアにも停車しますョ!それではさっそく地下鉄3号線の旅コースをご紹介いたしましょう。

地下鉄3号線
地下鉄3号線は、ソウルの北西から南東に向かって延びている路線。ソウルのベッドタウンである新都市の一山(イルサン)と盆唐(ブンダン)方面を結ぶ路線としても知られています。途中には、韓流スターご用達エリアである狎鴎亭や、歴史深いスポットである景福宮や仁寺洞に立ち寄ることも出来ます。まずは3号線で行ける主なスポットをご紹介しておきましょう~!
<地下鉄map>

<地下鉄map>


鼎鉢山(チョンバルサン)-ソウルのベッドタウン、一山(イルサン)エリアの中にある駅の一つ。駅周辺には、ラフェスタというショッピングモールやロッテ百貨店、自然の広がる一山湖水公園などがあります。
旧把撥(クパバル)-北漢山に行くときに利用する駅。ここからバスに乗り換え、少し行くと、自然豊かなソウルを代表する北漢山に到着です。北漢山は、秋は紅葉、夏は渓谷など、ソウル市民の憩いの場となっています。
碌ポン(ノッポン)-豚の背骨と野菜をピリ辛に煮込んだ料理であるカムジャタンのお店が建ち並ぶ、「ノッポ洞カムジャグッ通り」があります。
独立門(トンニッムン)-西大門刑務所歴史館や、史跡32号に指定されている独立門がある「西大門独立公園」があるのがこちら。韓国の歴史に出会えます。
景福宮(キョンボックン)-李氏朝鮮時代の正宮、「景福宮(キョンボックン)」。歴史的建物が建ち並ぶほか、敷地内には国立古宮博物館と国立民俗博物館もあります。ソウル観光の定番コースとして人気があります。
安国(アングッ)-韓国伝統工芸品や伝統茶店が建ち並ぶのがここ安国駅からすぐのところにある仁寺洞。こちらもソウルの名スポットとして外国人に人気!
鍾路3街(チョンノサンガ)-ソウルの飲食店街といえば鍾路!夜になるとネオンがギラギラと輝き、とてもにぎやか。食事をしたり、いっぱい飲んだり、屋台巡りをしたりと自由に楽しめます!
忠武路(チュンムロ)-忠武路といえば映画!と韓国人は想像するはず。ここには、映画会社や関連会社が多数あるのだとか。駅と連結した大韓劇場という映画館もあります。さらに韓国の韓屋がならぶ「南山コル韓屋村」や、民俗衣装をきた舞踊などが見られる「コリアハウス」があります。
東大入口(トンデイック)-新羅ホテルがあります。新羅免税店が付属しているので、ブランド物をショッピングしたい人におすすめ。
狎鴎亭(アックジョン)-韓国のセレブの街といえば狎鴎亭&清潭洞。オシャレなカフェやレストラン、百貨店などがあります。
高速ターミナル(コソッターミナル)-ソウルから地方へ向かう高速バスを利用するときには高速ターミナルへ。また駅周辺にはホテルや百貨店、ショッピングモールもあります。
南部ターミナル(ナンブターミナル)-同じくソウルの端草区と地方とを結ぶ高速バスが発車する「南部市外バスターミナル」があります。また、よくコンサートやミュージカルが行われる芸術の殿堂(イェスレチョンダン)への最寄り駅でもあります。
道谷(ドゴッ)・水西(スソ)-この両駅からは、ソウルのベッドタウンである盆唐市へ続く盆唐線が出ています。韓国セレブも多く住む盆唐には、オシャレなカフェやレストランも多くあります。

今回はこの中から6つのスポットをセレクト!韓国の歴史を感じながら観光~、そして免税店やセレブな街でのお買い物にも励んじゃいましょう!

さっそくコーススタート!

★ 8:30 忠武路駅(駅番号331)

~おいしい朝ごはん!おいしいお粥!~
元気いっぱいに一日旅をするには、しっかり朝ごはんを食べなくちゃ!そこでまずは忠武路エリアへ移動し、お粥がおいしいことで人気の「松竹粥専門店」へ。こちらでは、アワビ粥はもちろん、キノコや牡蠣の入ったお粥や海老の入ったお粥などおいしいメニューが盛りだくさんです。ヘルシーであっさり&たんぱくなお味を堪能しましょう。

朝食を食べた後はお散歩がてら、同じエリアにある「南山コル韓屋村」へ。こちらには、昔の韓国貴族の屋敷がそのまま残っており、韓国伝統家屋である韓屋のようすを見学できます。さらに春や秋には桜や紅葉などの韓国の自然を楽しめるほか、旧正月や冬至といった時期には各種のイベントが行われます。このように韓国の伝統文化を肌で感じることができ、外国人観光客に人気のスポットです。ちなみに、ヨン様主演の映画「スキャンダル」の撮影ロケ地として利用されたことでも有名~。

★ 10:30 景福宮駅(駅番号327)

~景福宮見学&「国立民俗博物館」or「国立古宮博物館」鑑賞~
景福宮駅に移動します。ここには李氏朝鮮時代の正宮「景福宮」があります。かなり大きな規模の宮殿で、優れた建築美を誇る建物が見られることでも定評があります。また敷地内のそれぞれの建物に歴史&物語があり、一日に4回(9:30、10:30、13:00、15:00)、その歴史を日本語や英語で説明しながら敷地内を案内してくれる外国人のためのガイドツアーが設けられています。今回は10:30の日本語ガイドツアーに参加し、景福宮内を散策してみましょう。
ガイドツアーは約1時間弱で終了。その後は、同じ敷地内にある「国立民俗博物館」、あるいは「国立古宮博物館」を1スポットセレクトし観覧してみましょう。もう少し身近に韓国の歴史や文化を感じることができますヨ。
※「国立古宮博物館」は2007年11月27日まで、臨時休館中。ご注意ください。

★ 12:30 安国駅(駅番号328)

安国駅から徒歩1分。ここから広がるエリアが仁寺洞。韓国伝統工芸品を販売するお土産店や、伝統料理の食べられるお店などがひしめく韓国伝統文化の街として知られています。ちなみに景福宮からは仁寺洞まで徒歩での移動も可能~。朝からけっこう歩いたので、ここでランチタイムにしましょう!候補は2つ。軽めのランチにしたいという人には「古宮」での全州ビビンバを、いえいえ、ランチはしっかり食べたい!という人には、「チリサン」の韓国家庭料理定食はいかがでしょうか?
午前中は公園や博物館、古宮などを見歩いたので、午後は仁寺洞でお買い物を楽しみましょう。伝統工芸品やちょっとした陶磁器など、小物が充実しています。仁寺洞エリアの中でも「サムジキル」はアートな空間の中にお土産店が寄り集まった玉手箱のようなスポットで、地元若者をはじめ、外国人観光客にも人気。また通りのあちこちに屋台も出ています。屋台メニューをほうばりながらショッピング、というのも韓国ならではの楽しみ方~。

★ 14:30 東大入口駅(駅番号332)

~新羅免税店でブランド品ゲット!&ティータイム!~
東大入口駅へ移動します。駅から徒歩5分ほどのところに新羅ホテルがあり、そのわきに新羅免税店があります。ここはホテルの付属施設であるだけあって、店内の雰囲気が上品で静かまのがポイント。優雅な気分でお目当てのブランド商品をゲットしましょう!
食事やお買い物を終えたところでティータイムに。免税店の屋上に「アティジェ」というカフェがあります。コーヒーなどのドリンクはもちろん、ケーキなどもそろっていますよ。スイートなデザートを食べて、体の疲れを癒しましょう。

★ 17:00 狎鴎亭駅(駅番号336)

~狎鴎亭でショッピング!~
狎鴎亭駅へ移動~!駅から徒歩20分くらい行くと、狎鴎亭洞の中心地である「ギャラリア百貨店WEST」やロデオ通りがあります。このあたりは韓国セレブご用達エリアとして人気。レストランやBARといった飲食店はもちろん、帽子や靴、洋服、雑貨といった韓国最新のファッションアイテムも豊富。ゆっくりウィンドーショッピングしながら、韓国セレブのファッション文化を感じてみましょう。

★ 19:30 新沙駅(駅番号337)

~ディナーは新沙洞名物のカンジャンケジャン!~
すっかり日も暮れ夕食タイムがやってきました。狎鴎亭のお隣の街、新沙洞へ移動し、このエリアの名物料理であるカンジャンケジャン(カニの醤油漬け)をいただきましょう。ぷりぷりしたカニの身の詰まったカンジャンケジャン、地元では"パットドッ(ご飯泥棒)"ともいわれるほどご飯がイケちゃうおかずの代名詞でもあります。またもともと醤油ベースの濃い目の味なので、お酒のおつまみにもぴったり!蟹好きの人にはたまらないメニューです。コレは一度食べると病みつきになってしまうはず!お店は、「プロンカンジャンケジャン」や「元祖馬山アグチム本店」が代表的。

おいしい料理を食べて!お酒もいっぱい飲んで!旅の疲れを癒し、地下鉄3号線を利用した旅は終了~、お疲れ様でした!!
いかがでしたか?!韓国旅行らしく、韓国の歴史や文化に触れることの出来るスポットを午前中堪能し、午後にはこれまた観光らしいスポットでのショッピングを楽しみ、夕食にはこれまた韓国ツウの間で人気のメニューにトライするという盛りだくさんの旅コース!次回の韓国旅行プランを立てるとき、ぜひ参考になさってみてはいかがでしょうか。以上、ソウルナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-08-09

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