蘇莱浦口(ソレポグ)に行ってきました!

春空の下、おいしいもの探して蘇莱浦口(ソレポグ)へ!

こんにちは!てんちゃんです。寒さと暖かさが交互にやって来て、冬服と春服がごちゃ混ぜ状態の今日この頃~。春はもうすぐそこまでやって来ました。今回のてんちゃんレポートは、この春空の下、ぜひお出かけしてほしいおいしいスポットをご紹介したいと思います。それは仁川(インチョン)にある蘇莱浦口(ソレポグ)という魚市場。時にはソウルを離れのんびりお出かけしてみてはいかがでしょうか?!ここ蘇莱浦口(ソレポグ)はソウルから車で1時間ちょっとの距離にあり、軽いドライブコースとしておすすめ。てんちゃんは年に2~3回この蘇莱浦口(ソレポグ)に行っては、おいしいものを食べてリフレッシュしています。今日は今年初めて行った蘇莱浦口(ソレポグ)のようすを皆さんにご紹介します。それでは行ってみましょう。^^

ソウルから蘇莱浦口(ソレポグ)まで車で1時間半!

ソウルから蘇莱浦口(ソレポグ)まで自動車に乗って約1時間半。到着すると大きな駐車場があります。駐車場に至る道にはすでに路上駐車された車がずらずらと並び、市場が繁盛しているようすがうかがえます。駐車場の前にはもう目の前に市場が広がっています。市場に向かう通りには、プルパン(あんこの入ったパン)やポンデギ(蚕)、お餅を焼いたもの、焼きとうもろこしなど屋台メニューがずらりとならびついつい誘惑されそうになります。
さらに先に進むと、お買い得な海鮮が道端で叩き売り状態で売られています。干した魚や干した蛸、ソウルではあまり見たことのない不思議な魚、ムール貝やコマッと呼ばれる貝まで、とっても安い値段で売られていて驚きです!!

市場の中では新鮮な海の幸がいっぱい!

市場に入ると新鮮な海鮮がてんちゃん一行を迎えてくれました。その歓迎イベントとして、新鮮なチュクミ(イイダコのような小さなタコ)やナッチ(たこ)が墨をプジュッ~~っと飛ばして、通行人の服にピシャッ!いやいや、とんだ迷惑っとおもいながらも、あまりの新鮮さにみなさん笑顔がこぼれちゃう雰囲気~。さらにキジョゲ(タイラギ)と呼ばれる大きな貝やホラ、花カニ、牡蠣などがキロ単位で販売されています。それにしても日曜日だったこの日、お天気もよかったため、すごい人の数で狭い通路はおしくらまんじゅう状態です~~。
さらに奥に進むと、韓国人が好きなサバ・太刀魚・イシモチといった魚が並んでいます。焼き魚にするとよさそう~。タラバガニなど2~3種類のカニも見られました。これは市場内の料理店にもっていくと、その場で茹でてくれ食べることができます(茹でる料金は有料)。全体的にソウルのスーパーなどより断然安い価格なので、アジュマたちが張り切って交渉しながらあれもこれもと買い物に励んでいます。時にはケンカしてるんでは?!っと思えるほど大きな声を張り上げながら値段交渉している姿もちらほら。いやいや、韓国アジュマパワーは健在です!!

えびの塩辛、イカの塩辛、魚の塩辛!塩辛三昧!

ここは塩辛を専門に扱っている通り。韓国の塩辛には唐辛子が入っているものが多いので、通り全体が赤い光で照らされています。イカの塩辛やえび、明太子などはおなじみですが、そのほかにもタコの塩辛、アサリの塩辛、魚の塩辛、そして大根を干したものをピリ辛に和えたキムチやゴマの葉のキムチなども売っています。えびの塩辛はキムチを作るときの必須材料~。同じように見えても大きさもさまざまで古漬けや新しいものがあるよう。どれも試食ができるので、いろいろ食べて見るとよさそうです。 タコやイカの塩辛がノーマルでなかなかおいしかったです!

即席!!お刺身を海を見ながら食べる?!

塩辛通りの隣の通りには、まさにお刺身通り!パチャパチャと威勢のよい活きた魚をその場で買って、お刺身にして食べるというもの。好きな魚を選び買います。2~3種類の魚をセットにして安く売っていたりもします。その場でお刺身にしてもらってお家に持って帰って食べてもよいし、カニと同じく市場内の料理店に持っていってその場でお刺身にして食べることもできます。料理店に持っていって食べる場合はもちろんチャージのような料金が必要ですが、もっと安く食べる方法がありました!!
これはまさに蘇莱浦口(ソレポグ)ならではの光景~。てんちゃんもちょっとおどろいたのですが、市場サイドの海側にゴザ、いや新聞などを簡単に敷いて、そこで宴会状態っという人が何人もいて驚きです!すぐそばで一皿1万ウォン程度の刺身や、刺身を巻くサンチュ、刺身を漬けて食べるコチュジャン、お酒におでんなどの汁物まで売っています。これだけあれば即席宴会できるはず!いかにも韓国らしい光景で、ほのぼのとした雰囲気でした。次回チャンスがあれば、トライしてみたいかも?!

腹ごしらえするならチョゲクイ(貝焼き)& バジラッカルグクス(あさり入りうどん)!

市場を見て回ってそろそろ腹ごしらえ!蘇莱浦口(ソレポグ)では新鮮な貝を焼いて食べるチョゲクイ(貝焼き)という料理が名物。市場の入り口付近には、このチョゲクイのお店がたくさんあります。10種類近くの貝を山盛りにもって呼び込みに励む店員の姿があちらこちらに。てんちゃん一行もその呼び込みに誘われ、こちら「イファスップルチョゲクイ」というお店に入ってみました。てんちゃんたちはチョゲクイをオーダー!どれも新鮮であるのが一目瞭然で、食感はコリコリしているものややわらかいものなどさまざま。貝からにじみ出る貝の汁が本当に最高です!貝を食べたあとにはバシラッカルグクス(あさり入りうどん)でしめくくり!アサリのだしがなかなかよい感じでした。
※価格―チョゲクイ(中)35.000ウォン バジラッカルグクス(1人前)5.000ウォン
この日は太刀魚(中間サイズ5匹)、えび(中間サイズ30匹程度)、巻貝(1kg)、そしてアサリの塩辛をゲットして帰りました。合計金額は4万ウォン。次の日、えびと太刀魚は塩焼きにし、巻貝は茹でてわさび醤油&コチュジャンにつけて食べました。いやいや、この値段でこれだけ買えて本当に大満足のおいしいドライブでした。在韓している皆さんはもちろん、観光にでいらしている皆さんも、ちょこっと足を伸ばして蘇莱浦口(ソレポグ)までお出かけしてみてはいかがでしょうか?!以上、てんちゃんがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-04-02

ページTOPへ▲

関連記事

蘇莱浦口/ソレポグ(仁川)

蘇莱浦口/ソレポグ(仁川)

ヒラメやウロッなどの新鮮な刺身はもちろん、コッケチム・コッケタン・カンジャンケジャンのワタリガニ、それから活きエビで有名な街!

その他の記事を見る