ハルナツの「エンジョイ!おひとりさまソウル」(2012年5月)

またもや1人でソウルに飛んでみました。相変わらずマイペースに4泊5日を過ごしてきましたよ。

ヨロブン アンニョン!ハルナツです。
初夏とも思えるくらい暑い5月、またもや1人でソウルに飛んでみました。今回はチングがソウルに不在だったので、初めて本当の1人旅行です。多少の目的はイメージしつつも、相変わらずマイペースに4泊5日を過ごしてきましたよ。

■1日目


16:20羽田発のANAで金浦空港へ。税関には前回見たか記憶が曖昧ですが、自動出入国審査という自動改札機のようなマシンがあるのに気付きました。韓国人だけがこれを利用できる様子。もちろんハルナツは長蛇の外国人レーンに並び、顔写真と指紋をとり無事に入国。翌日も平日なので、銀行で両替をしようと思い少しだけ空港で両替し、A’REXの駅へ向かいます。

エスカレーターを下って地下道を歩くと、去年オープンしたばかりの眩しいロッテモールの入り口が。横切る・・・なんてことはできずに吸い込まれるように早速寄り道です。たくさんのショップが入っているロッテモール。

帰国するときはここで最後のご飯を食べようと決め早々に出ようとすると、ナビで見た両替所を発見。たしかレートが良いと紹介されていたような…とうろ覚えでしたが、面倒なのでここで両替をすることに。所持金を一気に両替すると、本当に空港よりもレートが良かったので、次回からはここで全部両替しても良いかなと思いました。

今回の宿は弘大入口。A’REXで2駅、わずか16分で到着という、金浦空港からもアクセスしやすいエリアです。A’REXの改札口から、ゲストハウス最寄りの駅出口までは少し歩きましたが、綺麗な通路でスーツケースもすいすい。エスカレーターもあり、スムーズに出ることができました。駅出口から10分くらいゴロゴロと歩いて無事にゲストハウスへ到着。スタッフは韓国人でしたが、会話はすべて英語。

8人部屋のドミトリーは初日だけハルナツ1人で貸切り。ラッキー!

初日の夕飯は、ゲストハウス近くにあったトッポキ屋さんで軽く済ませることに。トッポキとスンデを注文すると、量が多いから少しずつにしてあげるねとアジョシが言ってくれて、それぞれ3,000Wのところを2つで3,000Wにしてくれました。

感動するほどの美味しさではありませんでしたが、久しぶりのトッポキとスンデにお腹と気分は十分満足。コンビニでソジュと韓国版かっぱえびせんを買ってゲストハウスに戻り、ダイニングルームで1人晩酌をしていると、各国からの旅行者がわらわらと集まってきて、気付けば宴会がスタート。ビールやソジュを買い足して深夜まで大盛り上がり。

■2日目

ものすごい頭痛で目が覚めた2日目。12時からキムチ作り体験を予約していました。これには絶対行かなくてはと思うも体が言うことを聞かず、遅れて参加できるか電話をしてみると「大丈夫なので頑張ってきてください」と優しいお言葉をいただきました。途中乗換駅の乙支路3街駅のトイレに立てこもるも、なんとか2時間遅れで安国にある梨家に到着。
「お昼の回は混んでいたから丁度良かったですね」と明るく迎えてくださいました。

入るとすぐに五味子茶と韓国伝統菓子をいただき…ましたが、二日酔いの胃袋が受け付けず(泣)なんとか五味子茶だけは飲めましたが、飲み過ぎを心底後悔。

その後はチマチョゴリ体験。実は何度も韓国を訪れているものの、チマチョゴリを着るのは初体験のハルナツ。優しいオンニと一緒に選び、着せてもらい、記念撮影です。オンニはスマホもカメラも使い「はい、笑って~。チマを両手で持って~。片手を机に添えて~。」と細かくポージングの指示をしてくれます。後でカメラを見たら、まるでハルナツの写真集かと思うくらい、50枚以上の写真が撮られていました。これは参加者が1人だったからでしょうか。
キムチ作りは想像していたよりも簡単でした。白菜はすでに塩漬けされており、体験ではヤンニョム作りからスタート。自分で作ったヤンニョムを白菜1枚1枚にすり込んでいき、白菜をたたんで終了。最後にジョンを焼いてくれましたが、胃はまだまだ不調で食べられず、包んでもらって持ち帰ることに。2時間ほどで体験コースは終了し、最初から最後まで迷惑をかけたのにもかかわらず、ずっと笑顔でいてくれたオンニたちにお礼を言って梨家を後にしました。
ゲストハウスに戻り19時くらいまで爆睡し、いい加減何かを食べなくてはと思い弘大の街へ繰り出します。駐車場通りで見つけたのがユクサムネンミョン。以前明洞で食べたことがあったので、久しぶりにあの「焼肉付き」のネンミョンを食べることに。お店は大繁盛のようで、階段の下まで行列ができていました。ハルナツも列に加わり、20分くらい待って入店。1人客はハルナツだけだったけど、気にしない気にしない。大好きなムルネンミョン、そして焼肉。炭火で焼かれた肉はとっても柔らかく、そのままでもネンミョンに投入しても美味です。

この日の夜は、ゲストハウスのメンバーとクラブに行くことになっていたので一旦ゲストハウスへ戻ります。バレンシアオレンジと書いてあるので選んだのに、まさかの青(?)という衝撃的な色のコンビニアイスを食べながら、台湾人の子と「ヨンソカップル」の話題で盛り上がりながら時間を潰しました。

0時近くになると、そろそろ行くぞという空気になり、MAMAというクラブへ総勢8人で行くことに。駐車場通りはものすごい人で溢れていて、真夜中ということを全く感じません。
人酔いしそうな中を進んで、MAMAへ到着。5,000Wを払ってパスポートを見せると、腕にスタンプが押されました。コインロッカーをみんなでシェアしてスタンバイはOK!ワンドリンクチケットをカウンターで渡すとビールをもらえました。昼間の二日酔いのことなどすっかり忘れ、この日も勢いよく飲むハルナツ。ビールを飲み干し踊っていると、ゲストハウスのスタッフがテキーラをシャウト。みんなでチアーズ!と叫びながら一気飲み。数分後には別の子がまたシャウト。ナンパ目的であろうコリアンメンズからもテキーラをもらい…結局何杯飲んだのかは不明です。まだまだ騒ぎ足りないメンバーを残し、ゲストハウスへ戻ったのは4時過ぎでした。

■3日目


思いのほか元気に目覚めた3日目。コンビニでカップラとバナナ牛乳を買い、洗濯機を回している間にゲストハウスでランチ。このバナナ牛乳…初挑戦してみたものの、甘すぎて飲みきれませんでした。
この日は大好きなケイトスペードでお買い物!と思い、路面店のあるカロスキルまで行くことに。土曜日ということもあってか、かなり賑わっていました。カロスキルに来たら必ず立ち寄るお気に入りのbrushというショップで、ブラウスとショーパンを衝動買い。お目当てのケイトスペードでは、アクセサリーを購入し、次に向かったのは梨泰院です。

前回オーダーしたブーツがとても足に合い大活躍で、次の冬用にまたブーツを作ろうと決めていたのでintotoへ再来店。予約はしていませんでしたが快く対応してくれました。

今回はニーハイブーツを作るので、太ももまでしっかりと採寸し、ジッパーの色やヒールの素材など、色々と組み合わせて一番気に入ったものをオーダー。リピーターということで、20%オフで購入できました。
弘大に戻り、さらにこの日はコスメもお買い上げ。HolilaHolikaではリピ中のエッグソープとマスカラ、メイクブラシなどを購入。そしたらなんと、ハローホリカというラブリーなブラッシャーをおまけにもらえちゃいました!サンプルとは別に、販売されているものをもらったのは初めてです。
TONYMOLYではソウル旅行の直前に、IKKOさんがテレビでオススメしていたかたつむりパックを購入。1枚5,000Wと、ちょっぴり高いかな?とは思いましたがIKKOさんを信じてゲット。後日談ですが、このパック本当に買って良かったです。ぷりぷりのゲルマスクはフィット感抜群で、肌もモチモチになります。

TONYMOLYの近くでは、駄菓子屋を発見。「思い出の昔菓子」と書いてあるけど、韓国にも駄菓子があったとは知りませんでした。見た目もどこか日本の駄菓子と似ていますね。

5月19日は燃灯祝祭パレードの日でした。ゲストハウスのスタッフが案内をしてくれるとのことで、オランダ人2人とハルナツの4人で乙支路4街まで行きました。駅を出ると、すでにパレードは始まっていて、かなりの人が沿道に!
背の低いハルナツは、ほとんど写真を撮れないので、196cmもあるオランダ人にカメラを託しました。綺麗な写真がたくさん撮れて大満足。

夕飯時だったので、パレードを見ながら仁寺洞キルまで歩き、この日の夕飯はオランダ人が食べたことのないというブデチゲを食べることに。
でもブデチゲよりもカンジャンチヂミの方が好評でした。ハッシュドポテトっぽいところが口に合うのでしょうか。ハルナツの好きなドンドン酒は不人気でしたね。お腹もいっぱいになり、最後に燃灯祝祭パレードのゴール地点でもあるお寺へと向かいました。

お寺のまでの道の途中、占いテントがずらっと並んでいる通りに出ました。どのテントもお客さんが入っていて、並んでいるテントもありましたね。韓国人の占い好きは知っていましたが、お祭りの日に占いって…?

しばらく歩くとライブ会場があり、音楽に合わせて長いきしゃぽっぽ(幼稚園とかでやるお遊戯みたいな…)がたくさんできていました。何故かトイレットペーパーも飛んでいます。
さらに先ほどまでパレードに出ていた特大ランタンが並んでいる通りへと出ました。間近で見ると、大きさと眩しさが違います。そこからまたしばらく歩きお寺に到着。
半端ない数のランタンがそこら中に飾られているお寺は見応えがあります。ハート型の可愛いランタンもありましたよ。

■4日目


すっきりと目覚めた4日目。まずは孔徳駅近くにあるEマートへ買い出しに行くことに。ランチには上水駅近くにあるヨギというお店で、キムチマリグクスを食べました。この日もとても暑く、結構な距離を歩いて来ていたので、思わず生ビールも注文。初めて食べるキムチマリグクスは、ネンミョン好きのハルナツの好みにぴったり。しゃりしゃりの半分凍った赤いスープに、もちもち麺がよく合います。ヨギは1人ランチにぴったりなメニューがたくさんあったので、今後も便利に使えそうです。
孔徳駅徒歩1分くらいのところにあるEマート。入り口のコインロッカーにリュックを預けて、コインを入れてカートをレンタル。エスカレーターで、地下の食品売り場へ直行します。
会社へのばらまき用のお菓子や、家族へのお土産の調味料、自分用にラーメン…などどんどんとカートへ放り込みます。
シャンプーとリンスは1本ずつ買うのとほぼ同じ値段で、シャンプー3本リンス1本プラスおまけが付いてくるセットがあり、店員さんに勧められました。だけどシャンプー3本とリンス1本って?意味不明。そんなに韓国人はシャンプーをモリモリ使うのでしょうか。なんとかシャンプー2本とリンス2本に変えてもらうことに成功しましたが、店員さん数名は呆れ顔で見ていました(笑)
大量の買い物を終え、この旅行で初のタクシーを使ってみたハルナツ。今まではチングがいたのでぼられる恐れもありませんでしたが、今回は1人。勇気を出して手をまっすぐとあげ、すぐに止まってくれた一般のタクシーに乗り込みます。模範ではありません。ドキドキしながらメーターを確認し、車窓を楽しむ余裕は皆無。ゲストハウスは住宅街の奥まったところだったので、分かりやすそうな場所で下してもらいました。料金も普通で一安心。お金と一緒にキシリトールガムを渡して、ニッコリとお別れをしました。

この旅行で最後の夕飯は、ナビで集ったメンバーと、弘大のとなりの新村にあるトントンデジで日韓混合の食事会です。お店前集合でしたが、皆さん無事に到着。開店直後でしたのでお店にもすんなり入れました。日本人3人と日本語が本当に堪能な韓国人3人で乾杯!
トントンデジのお肉は、とっても分厚くてジューシー。モクサルも肉!って感じの歯ごたえで美味しかったです。終わりの方にでてきたスープも良い感じでした。でも韓国人の3人曰く、値段は高めだそうです。じゃんじゃん食べて飲んでして1人20,000Wくらいだったのでハルナツ的には満足でしたが。

二次会はすぐそばのチョンダンドンポジャンマチャという居酒屋で。ここでは韓国人の1人がかなり推していたヤクルトソジュに初挑戦。味はほとんどヤクルト(笑)そしてケランタンにも初挑戦。かなりの片栗粉でどろどろのスープ?というか餡かけのような感じでしたがお味はGOOD。みなさん、お集まりいただきありがとうございました!

■5日目


帰国日のこの日は、まずは合井駅近くの郵便局へ。前日にEマートで買ったものたちとコスメをEMSで送ります。思ったよりも重かったですが、料金はそうでもありません。

合井駅から弘大まで歩いていると、ヤクルトのおばさんに遭遇。噂では聞いていましたが、実物を見るのは初めてです。前夜のヤクルトソジュを思い出しますね。

弘大の朝は遅いのか、11時頃でも開いているお店があまりないようで、日本でも滅多に食べないハンバーガーをブランチに食べることにしました。マッシュルームハンバーガーを食べたのですが、これがまぁお世辞にも美味しいとは言えないお味でした。

残念なブランチの後に向かったのは、アックジョンです。この旅最後の目的は「美容外科」。ハルナツの顔にあるホクロとシミを、レーザーで焼いてしまおうというわけです。受付を済ませると、待ち合い席でしばらく待機。韓国人の患者さんも数人待機していてちょっと安心するハルナツ。名前を呼ばれて診察室に入ると、日本語の上手な先生が「ホクロとシミですね。」と言って鏡を見せてくれました。麻酔用のクリームを、ハルナツが指差した場所にどんどん盛っていきます。
麻酔時間は45分くらいで、待っている間にパンをいただきました。残念なハンバーガーとは違い、こちらはとっても美味しいパンで良かったです。うとうとしていると名前を呼ばれ、施術室に案内されました。ここでベッドに横になり施術スタート。レーザーを当てられるとチリチリとした刺激がありましたが、痛くはありません。顔の施術なので若干焦げ臭いのがよく分かります。あっという間に施術は終わり、お会計。1mmサイズがほとんどだったので、ホクロ13個とシミ2個を焼いてもらい、160,000W程で施術を受けることができました。保護用シールと塗り薬をもらって終了です。シールだらけの顔を隠すために、ソウルではあまり見かけないマスク姿でゲストハウスまで戻り、空港へ。
帰国便は20:05発ANAでした。格安航空券の割には良い飛行機です。空港には少し早めに着くようにゲストハウスを後にしました。目的はもちろんロッテモールでのご飯です。さっさとチェックインをし、逆方向に歩き出してロッテモールへ戻ります。日本語のフロアガイドもあり、レストラン街も充実しているロッテモール。
その中でも韓国料理の定番を堪能できる通りハンシクソダムキルが一番魅力を感じます。最後の締めには大好物のネンミョンを食べることに。キーンと冷えたスープに、ちゅるんとした麺ののど越し、やっぱり好きです。
食事を終えて、ブラブラしていると、見つけてしまいましたコスメエリア。そしてその奥にはロッテマート。街で買わずとも、ここで十分では?というくらい充実しています。EMSの受付もありました。ギリギリまでロッテマートで時間を潰し税関を通り、ソウルにさよならを告げて飛行機へ乗り、数時間後には東京へ到着。
今回の本気のおひとりさまソウルは1人旅というわりに、寂しさを感じることなく終えることができました。選んだゲストハウスのゲストが多国籍で、スタッフもフレンドリー。そしてドキドキしながらナビで集った食事会メンバーも良い方々でした。ソウルで出会えたみなさんに感謝です。次回は飲み過ぎ注意ということ、そして韓国語と英語をもう少し上達させておきたいなと思うハルナツなのでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-08-21

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