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ベスト・フード「カムジャタン」

ピリッと辛くてスパイシーな豚骨コクスープに豚の骨付き肉&ホクホクのジャガイモ&野菜入り!食事にもお酒にもぴったりのスタミナ料理!

こんにちは!ソウルナビです。今日は、韓国グルメの中でも人気上昇中のメニュー「カムジャタン」についてご紹介しましょう。「カムジャタン」とは、豚の骨の中でもしっぽと背骨を長時間ぐつぐつ煮込んだスープをベースに粉唐辛子とゴマ、ニンニクでピリッと辛みのあるコクスープを作り、それにネギやエゴマの葉、ぶつ切りのジャガイモを入れて煮た鍋、のことなんですが、メインはジャガイモというよりスープの染み込んだビックな豚の骨付き肉!骨に薄っすら付いたお肉をホジホジほじくりながら食べるのがやっぱりカムジャタン!食事ととしてもお酒にもぴったり!また、お酒を飲んだ後に小腹が空いたな?!という時に食べてもよし!カルシウム満点のスタミナ料理です!
そもそもカムジャタン(グッ)の歴史とは?
三国時代(313~716年)の頃、特に豚肉で有名だった現在の全羅道(チョルラド)地方から全国各地に広がった料理。その当時、畑仕事をする時に貴重な"牛"の骨の代わりに"豚"の骨を煮て患者やお年よりに出したところ、病気の治療と予防に役立ったのが始まりとか。また近代、ソウルと港がある仁川(インチョン)を結ぶ京仁線(1899年開通)建設工事の現場で、全国から集まった労働者向けに作られた料理"ピョへジャングッ(豚の背骨の酔い覚ましスープ)"と"カムジャタン"が仁川を代表する料理として定着していったそう。
カムジャタン通り
ということで、「カムジャタン」といえば現在は仁川が有名らしいのですが、ソウルにも地元の人に親しまれている有名な「カムジャタン通り」があります。場所はノッポンドンとウンアムドン。また竜山(ヨンサン)にもあるようです。でもノッポンドンとウンアムドンに行くとお店の看板には「カムジャグッ」?!そう、名前がちょっと違うんです。「カムジャタン」と「カムジャグッ」、この「グッ」と「タン」の違いはスープの量の違いだという説もありますが、見た目や味や食べ方はナビがみたところほぼ同じ。たいだい24時間営業&年中無休なので、1次会、2次会、3次会、4次会!カムジャタンが食べたくなったらいつでもゴッ!
カムジャタンができるまで!
今日はこのおいしいカムジャタンがどうやってできるのか?!カムジャタン専門店の厨房をちょっと覗いてみたいと思います。場所はソウルの市内中心部にあるカムジャタン専門店、「プンニョンカムジャタン(豊年カムジャタン)」!地下鉄1・2号線シチョン(市庁)駅から徒歩1分、西小門(ソソムン)のグルメ通りの一角にあるちょっとソウルビギナーには入りづらいかも?!しれない30年伝統のお店です!

材料(4人前の材料の目安)
肉や野菜系の材料は豚の背骨(1kg)、ジャガイモ(4つ)、たまねぎ(大1)、ネギ(2本)、エゴマの葉(1束)。そしてスープに入れる調味料用の材料が粉唐辛子(大さじ1)、ニンニク(4つ)、ソコギダシダ(顆粒の牛肉ダシ大さじ1)、塩(少々)コショウ(少々)、トゥルケ(大さじ1)。
※野菜の下準備:ジャガイモは下ゆでしておき、タマネギはザク切り、ネギは3センチの長さに切り、ニンニクはみじん切り、トゥルケは摺っておきます。

~豚骨スープ作り~

豚の背骨が浸るぐらいたっぷり鍋に水を入れ、ぐつぐつ強火で約1時間半、ゆでて浮いてきた脂や灰汁を取ります。
*豚の背骨はゆでる前に冷たい水に1日ほど浸けておき、ゆでる時に1回目の水は1度捨ててから新しい水でゆでると手間はかかるけど豚の臭いが減るそう。
~スープの味付け~
出来上がった豚骨スープに粉唐辛子、ニンニク、塩、ソコギダシダなどを入れ、さらにタマネギ、ネギ、コショウを加えて1時間半ぐらい煮たらスープの出来上がり! *トゥルケやコショウ以外にショウガを入れるとさらに臭みが取れます。
~煮る~
このスープ(豚の背骨肉も)と下ゆでしたジャガイモ、エゴマの葉を鍋に入れてテーブルでぐつぐつ10~15分ほど煮たら完成!あとはお皿によそって、味の染み込んだ淡白な豚の背骨肉とホクホクのジャガイモをいただき!

"カムジャタン"の食べ方

○ 2人前以上の場合は"カムジャタン"
その1.普通に食べる
カムジャタンは食べる人数に合わせて少し違います。まず2人以上で食べる場合、大、中、小(値段は10,000~25,000ウォン*お店により違います)から人数に合わせて大きさを選択し、テーブルの上に置かれた卓上コンロで煮ながら食べるのが一般的。だいたい小が2人前、中が3人前、大は4~5人前。途中でスープをおたまですくって野菜にかけながら煮ると全体に早く火が通ります。ぶつ切りのジャガイモは下ゆでしてあるので、約10~15分ほど煮れば食べごろ。1人1人小皿によそって食べますが、骨についたお肉、これはホジホジほじってきれいに食べるのが地元風。
その2.チャーハンにしてもらう
大きな豚の背骨肉をほぼ食べ終わったらご飯、海苔、キムチ、ゴマ油などをお鍋に入れて炒めてもらいます。カムジャタンのコクスープに香ばしい海苔とごま油の香り、そしてピリッとキムチがミックスしたチャーハンはお腹がいっぱいでも食べれちゃうおいしさ。これが地元流のカムジャタンの食べ方!
○ 1人の場合は"ピョダギヘジャングッ""ピョダギカムジャタン""ピョダギタン"
1人で食べる時は"ピョダギへジャングッ"あるいは"ピョダギカムジャタン(ピョダギタン)"という1人用のメニューのあるお店で注文することができます(値段はだいたい4,000~5,000ウォン)。特に"ピョダギタン"と言えばジャガイモが入らずに豚の背骨肉とウゴジ(大根の葉)が入ったスープのことをいいます。煮た状態で出てくるのですぐ食べられますが、食事として食べるのでチャーハンやラーメンなどはありません。二日酔いにも効くし、食べやすいし、地元で人気のランチメニュー!
<カムジャタンを食べる時の注意>
カムジャタンをテーブルの上で煮ながら食べるとき、ジャガイモや豚の背骨肉、ゴマの葉や野菜などが鍋からあふれんばかりに盛られて出てくるので、煮ながらスープが煮こぼれしないように気をつけましょう。またスープが飛びちる可能性があるのでエプロンがあるところは利用しましょう。それから豚の背骨肉はお肉よりも骨がでかい!小皿によそってお肉をほじった後、そのままにしていたら食べにくくてしょうがないですよね。お店によっても違いますが、だいたい骨入れ用のボールを一緒に持ってきてくれるので、食べた後の骨はどんどんボールに移しましょう!
ナビの紹介店
「ソブカムジャグッ」
元祖カムジャタンの店として知られ、ノッポンドンカムジャタン通りの中でも一番人気のお店。人気の秘密は冷凍モノではない新鮮な豚肉を使用しているからだとか。ここにお店を構えて15年、地元の人がわざわざ遠くからやってくるというお店。
「テジョカムジャグッ」
誠信女子大のあるトンアムドンのトンアム市場の中にある地元有名店。『安く!おいしく!かっこよく!』をモットーに1958年から3代に渡ってお店を続けてきた老舗。お店は入口がどこかな?!と思うほどの屋台風。メニューの名前も独特な?!お店。
「ソブッ元祖カムジャタン」
地下鉄4号線シンヨンサン(新竜山)駅からすぐ。国鉄竜山駅との間にある『カムジャタンコルモッ(じゃがいも鍋通り)』の元祖店。
☆1人用メニューのあるお店!
「フンナムプドゥ」  ※海鮮料理のお店に変わり、カムジャタンはなくなりました。<2008.3.6>
官庁街、光化門(カンファムン)にある、サラリーマンに愛されるお店。人気はランチメニューとしてもぴったりな1人用のカムジャタン。1人旅の方、いかがですか?
「カナアンへジャンタン」
テレビでも紹介された地元の有名なカムジャタン専門店。お昼にも気軽に食べられるヘジャングッは味もさることながら、ボリュームも満点!
住所 ソウル市 中区(チュング)新堂洞(シンダンドン)374-25
電話番号 02-2234-5200
営業時間 24時間
休業日 なし
行き方 地下鉄3・6号線ヤクス(薬水・Yaksu・333/633)駅2番出口を出て50mほど進むと左側に小さな入口があります。徒歩約2分。※すぐ近くに移転しました。<2006.12.18>
「プンニョンカムジャタン」
市庁(シチョン)にあるカムジャタンの老舗。お店の外観は営業しているの?!と思ってしまうほど。夕方はソジュ(焼酎)とカムジャタンを楽しんでいる退勤後のサラリーマンでいっぱい!
住所 ソウル市 中区(チュング)西小門洞(ソソムンドン)120-12
電話番号 02-755-5278
営業時間 11:00~15:00/17:00~22:00
休業日 土・日・公休日
行き方 地下鉄1・2号線シチョン(市庁・City Hall・132/201)駅の9番出口から右に出て、1本目を右に入り、2本目の細い角を右に入るとあります(チョンウォンスンドゥブの手前)。徒歩2分。
☆「カムジャタン」のチェーン店!
「ウォンダンカムジャタン」
ソウルのあちこちに支店があるカムジャタンのチェーン店。もちろん24時間営業だからいつでも行けるのがうれしいところ。メインメニューはカムジャタン、ウォンダンチム(野菜や春雨が入った蒸し料理)、そして1人用のヘジャングッもあり。特にこちらはカムジャタンの残ったスープで作るポックンパッ(炒飯)がキムチ、野菜、数の子入り!
住所 ソウル市 中区(チュング)明洞1街(ミョンドンイルガ)34−1
電話番号 02-776-7612
営業時間 24時間
休業日 なし
行き方 地下鉄2号線ウルチロイック(乙支路入口・Euljiro1(il)-ga・202)駅6番出口を出てすぐの角を左に曲がります。2つ目の角を道成りに進んでいくと、右側にあります。徒歩約5分。
ちなみにカムジャタンにマッチするお酒は?!といえば地元ではやっぱりソジュ(焼酎)。ピリッとする濃い目のコクスープと豚の背骨肉&ホクホクジャガイモが焼酎とぴったりなんですよね(^-^)ソウル中心部にあるお店だと夜11時ぐらいで閉店してしまうお店もありますが、カムジャタンの専門店が集まっているカムジャタン通りに行けば24時間営業&年中無休のところがほとんどなので便利ですョ。皆さんも1度本場のカムジャタンに挑戦してみてくださいね!以上、カムジャタンのお店に行く時はだいたい3次会のお決まりコースになっているソウルナビでした。

その他情報

※一部内容を更新しました。<2005.11>

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2004-12-09

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