みゆき先生の簡単&おいしい韓国料理レシピ!「キムチポックンパッ」

みゆき先生のお料理教室、スタート!お家で「キムチポックンパッ(キムチチャーハン)」を作ろう! 

みなさん、酸っぱくなったキムチはどうしていますか? そのまま食べるなら酸っぱいキムチはおいしく感じませんよね。 日本人はどちらかといえば漬けたばかりのキムチが好きですが、韓国人は酸っぱくなったキムチのほうが実は好き。それは、色々な料理に使えるから。 豚キムチ・キムチチャーハン・キムチ鍋などは、酸っぱくなったキムチを利用した韓国のアイデア料理なんです。 これらの料理は、酸っぱくなったキムチの方がおいしくできるの。 さて、今月はこの酸っぱくなったキムチを使ってキムチポックンパッ(キムチチャーハン)を作ってみましょう。  
このキムチポックンパッ。
食堂や居酒屋などで食べることができますが、冷蔵庫の余り物を利用して作った、いわば韓国家庭料理なのです。そう、韓国の節約料理とも言えるでしょう。 酸っぱくなったキムチをおいしく頂くには、炒めるのが1番。 キムチは炒めるとうまみ成分が増して、香りやおいしさを高める反応が起きるそうです。

キムチ全体の味は濃くなり、本来の辛味が出て、反対に酸味はなくなるように感じるのもそのせいでしょう。
そして、私の隠し味はチーズ。
え!?チャーハンにチーズ?って思うかもしれませんが、チーズを加えることによって辛さがマイルドに、そして、グッとコクが出て、うまみがさらに倍増するんです。

簡単に作れて、とってもおいしい本場韓国の味をお試し下さい。 本当にマシッソヨ~なチャーハンです。 材料はいたってシンプル。冷蔵庫をチェックして今から一緒に作ってみませんか?

キムチポックンパッ  1人分 

材料
キムチ(酸味のあるもの) 100g
たまねぎ 6分の1個
モッツアレラチーズ(とろけるチーズなど) 40g
ハム(ブロックのもの) 80g
卵 2個
キムチの汁 大1~2
ご飯 200g
コチュジャン 大1~2
サラダ油 大1
塩・こしょう 少々
のり(焼き海苔) 適量
ごま油・白ゴマ  適量
作り方
1. たまねぎ・キムチはみじん切りに。ハムは1cmの角切りに。チーズは細かくカット。のりは、はさみで細めの短冊切りにカットしておく。

1. たまねぎ・キムチはみじん切りに。ハムは1cmの角切りに。チーズは細かくカット。のりは、はさみで細めの短冊切りにカットしておく。

2. フライパンにサラダ油をひき、熱したらたまねぎを軽く炒める。油がまわったらキムチ・ハムを入れて一緒に炒める。(中火)

2. フライパンにサラダ油をひき、熱したらたまねぎを軽く炒める。油がまわったらキムチ・ハムを入れて一緒に炒める。(中火)

3. 2.にご飯を入れてよく混ぜ、キムチの汁を入れ手早く炒める。

3. 2.にご飯を入れてよく混ぜ、キムチの汁を入れ手早く炒める。

4. 3.の真ん中に隙間を作って、溶き卵を割りれる。

4. 3.の真ん中に隙間を作って、溶き卵を割りれる。

5. 卵が少し固まってきたらかき混ぜご飯とよく混ぜる。

5. 卵が少し固まってきたらかき混ぜご飯とよく混ぜる。

6. コチュジャン、チーズを入れて再度混ぜ、仕上げにごま油を入れて香りをつけ白ゴマを振って軽く混ぜる。

6. コチュジャン、チーズを入れて再度混ぜ、仕上げにごま油を入れて香りをつけ白ゴマを振って軽く混ぜる。

7. 皿に盛り付けのりを散らして熱々をいただく。

7. 皿に盛り付けのりを散らして熱々をいただく。

ハムではなく、鶏肉や豚肉、ツナでもおいしくいただけます。野菜はミックスベジタブルやジャガイモ、ピーマンなど冷蔵庫にある余りものなら何でも大丈夫。 辛いのがお好みなら、キムチの汁やコチュジャンで味を調整してみてね。

ちょっとアレンジ!
☆ 石鍋に入れて火にかけ、おこげを楽しむ方法もあります。その場合、チーズは上に乗せて石鍋の熱さで溶かしながら食べるのもマシッソヨ。

☆ 石鍋に入れて火にかけ、おこげを楽しむ方法もあります。その場合、チーズは上に乗せて石鍋の熱さで溶かしながら食べるのもマシッソヨ。

☆ 卵を混ぜいれず、半熟の目玉焼きを作って上に乗せてもいい。とろ~とした黄身がご飯に絡んでこれまたマシッソヨです。

☆ 卵を混ぜいれず、半熟の目玉焼きを作って上に乗せてもいい。とろ~とした黄身がご飯に絡んでこれまたマシッソヨです。

いかがでしたか?プチ韓国気分が味わえたでしょうか? 私も大好きなキムチポックンパッ。あなたの家の定番料理に加えてください。 さて、来月は全州で有名なビビンバレシピを紹介します。 ド・マンナヨ!(また会いましょう)お楽しみに~。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-01-21

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