南大門市場、大解剖！～食堂街編

こんにちは！ソウルナビです。食品、衣類、生活雑貨、アクセサリー･･･など「ここに行けば無いものは無い！」なんて言われるほど、たくさんの商品が売られている南大門市場（ナンデムンシジャン）。地元の人もたくさんやって来るけれど、観光客にとっても外すことのできないショッピングエリアですよね！それだけに、毎日ものすごい人がやってくるこの南大門市場には、お客さんのお腹を満たすグルメスポットがたくさん！ショッピング中にお腹が空いてしまった時、「どこで何を食べたらいいの？」な～んてもう悩まなくていいように、今日は南大門市場のご飯ドコロを一挙ご紹介したいと思います！さっそくいってみようっ！

南大門市場の北側に位置する食堂通り。細～い道の左右に食堂がズラリと並んでいます。ここで食べられるのはビビンバやポックンパッ（チャーハン）、各種チゲなどいろいろ！お店の前に料理のサンプルを出しているところが多く、料理名を日本語で書いてくれているところも多め。どんなものが食べられるのか、だいたい分かるようになっているので、ビギナーさんも挑戦できそう。そして特徴的なのが呼び込みのおばちゃん！並んでいるお店の一軒一軒から「オイシイヨ～」などと日本語で声がかかり、そのにぎやかなことといったら圧倒されてしまうくらい！

料理のサンプルがあるのでわかりやすい！

トッポッキやカルグクス、ティギム（韓国の天ぷら）、オデン、キンパッなどが売られているのがこのエリア。いつもおいしそうな湯気が通りにあふれています。ここで売られているものはお腹にたまり過ぎないものがほとんどなので、小腹が空いた時に間食感覚で利用できちゃいますョ。

会賢（フェヒョン）駅の５番出口を出るとすぐにあるのがこの通り。表の通りからはよく見えないので分かりづらいけど、奥に入ると左右にお店がズラリ。それぞれのお店の前にはカウンター席のようなテーブルがあり、いつも人で埋まっている人気のスポット。こちらで食べられるのはカルグクス、スジェビ、冷麺などが中心だけど、スンデクッやスンデクッパッなどのスンデ料理が食べられるところもアリ。雑多な感じがいかにも「市場のご飯！」という感じ。地元の人がほとんどなので、その雰囲気を味わうだけでも行ってみる価値アリ！ 別名カルグクス通り。

こんなシートで覆われた 中に入るとある通り！

いつも席はぎっしり

いつも席はぎっしり

お店スペースが狭いのでおばさんの真ん前で食べる感じ！

南大門のあちらこちらで見られる昼の屋台はオデンやホッバー（五目バー）、アメリカンドッグ、揚げドーナツなどが中心。でも地図に示したエリアで午後５～６時ごろから見られる屋台は一杯やりながら食べられるポジャンマチャ。通りはこのポジャンマチャで埋めつくされて歩くスペースが狭くなってしまうほど！ここで食べられるものはパジョンや焼き鳥など、ある程度お腹にもたまっておつまみにもなるようなもの。焼酎を片手ににぎやかに楽しんでいる地元の人も見られるはずですョ。

「カルチ」とは韓国語で太刀魚（たちうお）のことで、カルチジョリムとは太刀魚の煮付けのこと。カルチをコチュジャン（唐辛子味噌）やニンニク、ネギなどと一緒に煮た料理で辛～く煮付けた韓国人が大好きな料理。そんなカルチジョリムを食べるならここ！というほどカルチジョリムのおいしい店が集まっているのがこの南大門のカルチジョリム通りです。ここの通りは１９８８年前後にできたと言われていて、ヒリヒリと辛い味が好きな商人の口に合うようにカルチを煮付けたことがはじめだそう。ここの通り、「こんなところに食堂があるの！？」と思ってしまうような本当に細い通り。特にビギナーさんには入って行きづらいかも。でもとってもローカルな感じで、市場に来ているんだな～ということを実感できる楽しい場所ですョ。焼肉を食べ飽きたらこんな人気の魚料理にトライしてみては？

いかがでしたか？歩き回ってたくさんのエネルギーを使うショッピング。消費した分はしっかり腹ごしらえして体力回復しないとですよね♪南大門市場には隠れた名店から市場の雰囲気を味わえるお店までいろいろ。まさに「人が集まるところにうまい食べ物屋アリ」！でもこの市場は広い上にお店がたくさん。道に迷ってしまわないようにマップで場所をしっかりチェックして、食事を楽しんでくださいね！以上、南大門市場からソウルナビでした。