安東&八公山へ1泊2日の旅

両班の街「安東」を訪れ、韓国の軽井沢のような避暑地「八公山」で温泉を楽しむ1泊2日の旅!

アンニョンハセヨ、ナビのさっちゃんです。最近はお天気もよく、春がすぎてもう初夏?!なんて陽気が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか?ゴールデンウィークに遠出をした~なんて方も多いのではないでしょうか?こちら韓国はゴールデンウィークの連休はなかったんですが、さっちゃんも日本人ということで、やっぱり5月初めはなんだかおやすみしてリフレッシュしたい!と1泊2日で韓国内を旅行してきました!行き先は韓国中部の両班の街「安東」と大邸のすぐ上にある避暑地として知られている「八公山」。ということで今日は、安東&八公山へ1泊2日の旅をお伝えしたいと思います~。

朝9時ごろ、まずは釜山から車で3時間ほどの安東へ目指します!さっちゃん、安東は今回で3回目ということもあり、ある程度の観光地は見て回ったものの、前回日帰り旅行ということでゆっくりできなかった安東韓紙をもう一度訪れたいと今回の旅に行くことにしました。そして、その日は無理をして釜山まで戻らず、韓国第3の都市、大邸からほんの30分ほどのところにある避暑地、八公山の麓の温泉に宿泊して帰ってくることにしました。出発から3時間ほどで、まずは安東の河回村に到着~♪
河回村
車を駐車場に止め、まずは観光案内所で日本語で書かれた地図や案内所をゲットして、村の入場料2000ウォンを払って中へ!案内所には日本語が話せる方が常駐しているので、個人で観光に行っても安心して観光ができそう^^。ゆっくり村内を歩いて見てまわったり、川岸のベンチで休憩したりと、何の目的がなくても、心癒される景色がとってもいい感じ。なんだか、昔の世界にタイプスリップしてしまった・・・というような気持ちで散歩ができて、リフレッシュできちゃいましたヨ!
とりあえず、ココへきたらのお決まり!ということで、日本でも先ほどNHKの朝の連続ドラマに出演なさっていたリュウ・シウォンさんの生家に行って見ました!前回はなかったと思うんですが、今回は入り口の門に「柳時元」とご本人の名前の書かれた札がついていましたよ^^。
村内にあった昔ながらのブランコに乗ってみました・・・笑。紐が長くて、意外にも難しい!?
花川書院
河回村のすぐお隣にはペ・ヨンジュン主演で話題になった映画「スキャンダル」の撮影地として使われた花川書院があります。本当は河回村から手漕ぎ船で川を渡っていく予定で着たんですが、案内所の方の話によると、船の運航は7、8月のみの運行だとかで、船は断念。ということで、車で10分ほどかけて行きました。行って見ると、文化財としての看板が立っているものの、中には人が住んでいるので声を一声かけて入ってみることに。ちょっと幽霊が出てきそうな雰囲気ではありますが・・・。
安東韓紙
河回村や花川書院から車で15分ほどのところにある安東韓紙に到着!予約をしていったわけではないけど、日本人ということを言って見ると、日本語で工場内を案内してもらって、展示場も見学できました。
前回来たときに買った韓紙のランプがかなり気に入ったさっちゃんは、今回は何か韓紙で工芸品を作りたい!ということで、工場の方に聞いてみると、ティッシュケースやペン立て、コースターなど時間もかからず、初心者でも簡単にできるものから本格的な大物まで、韓紙の工芸品作りの体験ができるとか。お値段は簡単なものなら5000ウォンほど、時間をかけてじっくり大物を!というのは20000ウォンくらい。時間や好みに合わせて選べるようになっています。さっちゃんは、30分ほどでできるというペン立てをチョイス!お値段は4000ウォンでした。
いざ八公山へ
安東韓紙で体験を終えると時間はすでに夕方4時を回っていました。ということで、今日宿泊する予定の八公山へ車で2時間ほどかかり到着!山というだけにすごいのかな?!と思っていましたが、ゆっくり穏やかな坂道が続く緩やかなカーブを登ったところにありました。山に囲まれていながら、圧迫感はなく、むしろ山々の緑やすぐお隣にある渓谷の水の音、そして鳥の声がいい感じにマッチして、韓国の軽井沢!?なんて思えてしまうほどの避暑地でしたヨ~♪

地元の人に伺ったお話ですが、韓国で一番暑いといわれている大邸市内からは車で30分ほどのところにあるので、夏になるとこの渓谷には、夏の間だけテントを張ってしまう大邸市民もいるんだとか?!本当なのかその真実はわかりませんが、地元の方は笑いながら話してくれましたよ。
八公山温泉観光ホテル
お部屋でも温泉が楽しめるという温泉ホテルが、こちらの八公山温泉観光ホテル。もちろん部屋の小さいお風呂じゃなくて大浴場がいい!という方も満足できそうな、大きなお風呂や露天風呂も完備していました。お部屋代は一部屋80000ウォン。そしてお風呂利用は宿泊者は3000ウォン。お風呂もお部屋もとてもきれいで、窓からは素晴らしい大自然の景色も見渡せ、フロントには日本語を話せるスタッフもいました。さっちゃんが泊まったホテルのすぐお隣には、プサンナビでも紹介しているインターブルゴ八公もありましたよ^^。

<ホテル情報>

・ 八公山温泉観光ホテル
・ 住所: 大邸広域市東区龍水洞89-16
・ tel: 053-985-8080
・ fax: 053-985-8097
待ちに待った夕飯は松茸定食!
ホテルで温泉に入った後は、グルメ!とういことで、ホテルの方に美味しいお店を尋ねてみたところ、どうやら八公山は松茸で有名だとか。ホテルから徒歩5分ほどのところには、たくさんのレストランやコンビニエンスストアなどがあり、山から街へ出て行かなくても困ることはないようになっています。さっそく、ホテルからレストランのある通りに出てみると、看板にはだいたい「松茸」の文字が!ということで、ホテルの方のオススメのお店「高麗山ジャン食堂」というお店で松茸ご飯の定食を頂くことに。一人12000ウォンのこちらの定食は、メインは石焼釜で炊く松茸ご飯。そのほかは、山菜などのナムルや焼き魚が出てくるようになっていました。松茸の時期じゃないのに?!と思ったさっちゃん、お店の方に尋ねてみると、「松茸で有名な地域なので、松茸の時期に取れた新鮮なものを冷凍保存しておくんですよ^^」とのことでした。ご飯の釜の蓋と開けると、やはり、松茸のあの高級感漂う香りが~♪ちょっとお醤油ベースのタレを入れていただきます。

<お店情報>
・ 高麗山ジャン食堂
・ 住所: 大邸広域市東区龍水洞59-15
・ tel: 053-982-0126

今回初めて行ってみた八公山は、ただの山かな?!と思っていたものの、行って見ると以外にもステキなペンションやカフェなども多く立ち並んでいて、まさに韓国の軽井沢!という感じ。他にも、トレッキングコースやケーブルカーなどもあり、ゆっくり休む避暑地というだけでなく、観光も楽しめる場所でしたよ。夏になる前にもう一度、この場所を訪れたいなぁ~と思いつつ・・・以上、ナビのさっちゃんがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-05-18

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