今韓国に留学に来ている学生さんにインタビュー!~ソウル韓国語アカデミー編~

働きながら韓国語を勉強している人もたくさん!年齢層はやや高い目だけど、働いている人や韓国人と結婚した人が中心

こんにちは!ソウルナビです。韓国語を勉強しているのは、フルタイムの学生だけではありません。ソウルの企業で働いている人、語学学校で先生をしている人、韓国人と結婚してこちらで生活をしている人・・・などなど、いろんな立場の人が韓国語を勉強しています。特に仕事を持っている人は、大学の付属の語学学校に通うほどの時間的なゆとりがないのが現状です。そんな人にぴったりの韓国語学校が、ここ「ソウル韓国語アカデミー」。仕事をしながら韓国語を勉強している学生の割合が多いのが、この学校の特徴です。今日のインタビューに答えてくれるのは、日本語学校で日本語を教えながら土曜日午前クラスで韓国語を勉強している久恒さんです。
<久恒さん(27歳)> 
久恒さんです。

久恒さんです。

現在のレベル:4級
韓国語学習暦:韓国語の勉強は、はじめは日本で大学の第三外国語として1年。日本で韓国語教室に1年ぐらい。こっちにきて他の韓国語学院に1年。勉強したりしなかったりの繰り返し・・・現在に至る。
訪韓回数:日本語学校で働く前に10回ぐらい。こっちに友達がいるので、その友達に会いにきたり、こちらの学院の面接を受けたり。こちらで就職する前に集中して訪韓。

Q.韓国に来てどれくらいですか?
A.
2004年の8月に日本語の先生として、ソウルに来ました。1年半ぐらいですね。

Q.ビザの種類は?
A.日本語学校で先生をしているので、ビザの種類はE-2ビザです。会話指導ビザとよばれているものです。

Q,韓国に来るようになったきっかけは?
A.大学時代、韓国からの日本語研修団が来て、韓国人の友達ができました。それがきっかけで韓国に興味を持ち始めました。私の家にも短期間ですが、ホームステイした韓国人学生がいました。


<クラス> 
前列一番右が久恒さん、その横のめがねをかけている女性が先生。

前列一番右が久恒さん、その横のめがねをかけている女性が先生。

Q.ソウル韓国語アカデミーを選んだ理由は?
A.
平日は仕事をしているので忙しいけれど、韓国語を勉強したかったからです。韓国語の学院に行ける時間は週末しかありません。日本語学校では日本語しか話さないですし、勉強し続けていないと忘れちゃいますから。自分で勉強しなくちゃならないと思っている人にはお勧めです。時間は短いですけれど、韓国語を勉強するペースメーカーになるので、とてもいいですよ。いろんな人にも会えますし。実は以前、他の学院に通っていたんですけれど、ちょっと休んでしまったんです。そうしたら、休んでいる間に自が参加できるクラスがなくなってしまいました。前の学校は、あまりクラスが多くなかったので、自分にあったレベルがなくなることがあったんです。でも、ここの学院はクラス数も多いし、ここがいいという噂をきいたのでこちらに移ってきました。新しいところで心機一転したかったというのもあります。教科書も違うし。前の学校ではずっと同じ先生だったので、他の先生にも習ってみたかったんです。

Q.クラスは何人ですか?
A.私のクラスは土曜日午前クラスですが、全部で7人です。

Q.クラスメートの国籍や年齢層は?
A.日本人が4人で20代が2人、30代が2人、アメリカ人2人は30代です。カナダ人は1人で20代です。 みんな働いている人です。語学の先生をしている人が多いです。


<授業について>
Q.授業は難しいですか?

A.私は語彙力がないので、リスニングとか先生が言っていることがよく分からなかったり、自分が言いたいことがうまくいえなかったりして困ることもありますが、そんなに難しくはありません。

Q.宿題はありますか?
A.あります。ワークブックです。その日に勉強したレッスンのワークブックが宿題です。ページ数にすると3ページぐらいです。多すぎず少なすぎず、ちょうどいいですよ。
これは他のクラス。 
国際色豊かです。

これは他のクラス。 国際色豊かです。

Q.クラスの雰囲気は?
A.
う~ん、カナダの人が面白いことを言って笑わせていますが、全体的には真面目な感じです。みんなが「わ~わ~」言って盛り上がっているという雰囲気ではありません。年齢層がちょっと高いからかもしれませんが、落ち着いて勉強しています。

Q.授業の進め方、教え方はどうですか?
A.そんなに進度が速くないので、負担にならなくていいです。3時間の授業で1課進むので、時間をかけてじっくりできます。それがいいか悪いかはさておいて、忙しい人でもなんとかやっていけるペースですね。私は予習をあまりしていませんけれども、CDが付いているので、家で時間があるときは聞いた方がいいと思います。予習をしていなくても、なんとかついていける程度です。

Q.先生はもちろん韓国語で授業をするんですよね?

A.もちろんです。先生の韓国語は聞きやすいです。ほぼナチュラルスピードで、ちょっと難しいところは、すこしだけゆっくり話してくれます。動作がかわいい20代の若い女の先生が私の担任の先生です。ダイアローグを読んで、語彙の確認、他の使い方など、くわしく教えてくれます。文法の説明をして、その文法を使っての短文作り、最後に韓国の文化についての話などをします。
まずこの学校に来たらお世話になるのが、この受付。

まずこの学校に来たらお世話になるのが、この受付。

Q.こちらの学校に通ってみてどうですか?総合評価すると?
A.
ペースは速くないので、あまり勉強する時間がない人にお勧めです。教科書もいいです。クラスもたくさんあるので、自分にあったクラスに入ることができるのはとってもいいことですね。小さい韓国語学院だったら、自分に合ったクラスがなかったり、休んでいる間にクラスがなくなっていたりすることもありますが、今の学院はそういうことがなさそうなのでいいです。カンナム駅の近くなので、便利だし立地条件もいいです。

Q.テストはありますか?
A.テストは各級の最後にテストがあるそうですが、まだテストを受けてないのでどんなテストなのかわかりません。テストがあれば、多少勉強しようという気にもなるのでいいですね。


<食事について>
Q.いつも食事はどこで食べますか?また、オススメがあったら教えて下さい!
A.
日本語学校で働いているときはその近くで食べますが、土曜日に韓国語の授業があるとときは、クラスメートと一緒に食べたりすることもあります。
☆学校のすぐ近くにあるウォンダンカムジャタン

☆学校のすぐ近くにあるウォンダンカムジャタン

 ☆手軽につまめるキンパッ。キンパッチョングッは学校の斜め前に!

☆手軽につまめるキンパッ。キンパッチョングッは学校の斜め前に!

Q.生活費は?
A.
住居費:35万ウォン、保証金は50万ウォンでした。保証金が安いのでよく驚かれます。+電話・ケータイ:約3万ウォンぐらいですけれど、たくさん話したときは5万ウォンぐらいです。+お小遣い(食事代・娯楽費など):20~25万ウォンで収めたいけれど、実際はもう少し使っているかも。
+授業料:月々13万ウォン。週末コース=1ヶ月の支出は:90~100万ウォンぐらいかな。


<家について>

Q.今どんなところに住んでいますか?
A.建国大学の近くのワンルームです。一応、ワンルームですけれど、ドアがガラスで格子があって・・・わかります(笑)?セキュリティー的にはあんまりよくないですね。

Q.授業が終わった後は何をしていますか?
A.
クラスメートとご飯を食べたりすることもあるし、そのまま家に帰ったりすることもあります。

Q.韓国語は伸びそう?
A.学院に通っているだけでは、やっぱり伸びないと思います。自分で話すチャンスを増やさないといけないですね。あと、語彙!語彙力なしには聞き取りも難しいし、話したいこともうまく言えません。ある程度の語彙力は必要です。私の場合は、語彙力不足+リスニング力にも問題があるので、理解するのが難しいときがあります。

Q.その他、韓国生活でのエピソードをお聞かせください。
A.
日本と似ているかと思えば、ぜんぜんちがうことも多いのでびっくりです。日本の常識がこちらの非常識、こちらの常識が日本の非常識ということもありますから。お店とか、常連になるとサービスしてもらえたり、かわいがってもらえたりすることもありますね。結構、目先のことに気を取られがちな感じで、長期的な展望、後先を考えないで行動に移したりする人が多くて、驚くこともあります。いったん仲良くなれば、本当にいろいろ世話を焼いてくれるし、本当にありがたいと思うときもあるんですけれど。こっちに来る前に、いろいろと本を読んだり、友だちから聞いたりしたのですが、話を聞くのと体験するのとでは大違いですよね。正直なところ、我慢できる部分と我慢できない部分がやっぱりあります。

Q.これから韓国留学に来る方へ一言
A.こんなこともあるんだな・・・ということを受け入れながら、韓国生活を!やっぱりちがうということが実感できます。その中でうまく自分を適応させて楽しんでくさい。

ありがとうございました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-04-19

ページTOPへ▲

その他の記事を見る