ちえの留学特派員レポート・第2回「韓国外国語大学International Student Organization(ISO)について」

第2回「韓国外国語大学International Student Organization(ISO)について」

みなさんこんにちは。ソウルもだんだん暑くなって来て、いよいよ夏が近づいて来たと感じられるようになりました。
私もこちらにきて1ヶ月半が過ぎ、生活も落ち着き友達も増え、毎日楽しく外大(評価院)に通っています。
特に外大は語学堪能な学生が多く、ヨーロッパや日本の大学との交流が深いということで色んな国からの留学生が大学や私が通っている評価院に在籍しています。
今日はそんな留学生達の留学生活を支援する大きな役割となっている、学生主催の組織「ISO」についてお話したいと思います。「外大ならではの組織だなぁ~」と思うので紹介しますね!
「ISO」は外大または評価院に在籍する学生達で組織され、「メンバー」と呼ばれる学生達が主に海外からの留学生に対して色んな面でサポートしています。今回はその「ISO」で会長をしているJeong Jae Hun君と副会長のSiho Lee君そして日本からの留学生であり、私の大切なお友達の「あゆみちゃん」にお話を聞かせてもらいました。

「ISO」とは??

「ISO」は2003年に設立され、現在は韓国人、日本人、ヨーロッパ人などの多国籍の生徒20名程が主要メンバーとして活動しています。海外生活経験者も多く、ほとんどのメンバーが韓国語以外の言語を話す事が出来るそうです。
しかし彼らは「チーム中では言語が一番大切なのではなく、違う国の人種の学生が互いに尊敬し合い信頼し、家族のような関係を築くことが重要なことでチームワークを大切に活動している。」また「ISOでの活動が今後自分がどんな職業に就いたとしても、これからの自分の人生に必ず役立つと思う」と話してくれました。

会長、副会長は学期ごとにメンバーの投票で決められるとのこと。

組織に対する責任感やメンバーからの信頼、チームをまとめるリーダーシップなどが求められているようです。私も二人を見ていると、「本当にこの組織やメンバーを大切に考えているなぁ~」と感じます。みんなを色々笑わせたり楽しませることが出来るというのも、彼らが選ばれた理由の一つだと思います(笑)

「どういう活動をしているのか?」

主な活動の中でも今、力を入れているのが「Body Program」と呼ばれるエクスチェンジのシステムで、希望者に「Body」と呼ばれる韓国人のパートナーを紹介しカフェなどで互いの言語を勉強することはもちろん、映画に行ったり食事をしたりと文化交流も出来るようになっています。また6月には大きなイベントも予定されているので楽しみです。
その他にも「ISO」主催のイベント、パーティや遠足などもあり、たくさんの学生が参加してお互いに交流を深めています。私も参加しましたが、色んな人達と仲良くなる事が出来て楽しかったです。
週に一度はメンバーミーティングがあり、活動についての意見やアイデアを話合っているそうです。また「インターナショナルカフェ」と呼ばれる場所では、常にメンバーが交代で学生からの色んな相談に対応してくれます。携帯電話の手続きや外人登録証の申請など、韓国に来たばかりの私達の生活のサポートもしてくれます。宿題などの勉強もメンバーが手伝ってくれます。こういうサポートはホント心強いですよね(笑)・・・
私自身、学校に誰も知り合いがいない状況で留学しましたが、この「ISO」のおかげでたくさんの友人に出会うことが出来ました。 
また今までの活動が評価され、学校からも今後は今よりもっと大きな支援を受ける事が約束されているとのこと。
大切な大学生活の4年間をISOの活動を通してたくさんの友人達と出会い、色んな経験をすることでもっと楽しく、そして人間として成長することが出来る彼らをとても羨ましく感じました。

私の今までの外国生活で不安になったり淋しくなった時に必ず支えて助けてくれたのが、そこで出会った「友達」でした。10年経った今でも大切な仲間です。
今回の韓国留学でもそんな大切な友達を作る機会を与えてくれる場所「ISO」がある外大を選んで良かったと心から感じています。おかげで私の留学生活もとても充実した楽しい毎日になっています。
「ISO」は外大らしい組織であり、一生懸命頑張って活動している彼らのことを、皆さんに少しでも知ってもらいたいと思い今回紹介させて頂きました。
少しは「外大」の良さを感じてもらえたでしょうか??
韓国で同じ留学生として頑張っている皆さんも、素晴らしい友達に出会い楽しい毎日が過ごせますように・・・お互い頑張りましょう!!それでは、またお会いしましょう!!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-06-14

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