ジュンの留学記録~my life as a foreign student in ソウル!第5回「僕のトウミを紹介します」

第5回「僕のトウミを紹介します」

こんにちは!留学特派員のジュンです。今学期は中間テストの日程が早まり、ギリギリにテスト範囲までが終わる予定なので、復習、予習に忙しいです!だんだん寒くなって来て冬が近づきつつありますので、忙しくても秋が終わる前には一度、韓国の美しい紅葉を見に行きたいと思っています!さて、5回目の今回は、私たち外国人学生を支えてくれる仲間、トウミについてご紹介していきたいと思います

まず私の学校についてのトウミ制度から!

トウミ制度とは、主に私たち外国人が韓国語を勉強する、生活の手助けをしてくれる韓国人学生を紹介してくれるというもの。私の学校キョンヒ大学は新しく来た人、または中級1(3級)までのレベルの人で、韓国人学生がトウミを申請する人が多い時期の春学期、秋学期に学ぶ学生が主に申請できるようになっています。しかし今学期はトウミ申請者が多かったのかわかりませんが、なぜか特別に申請することができました。まずは授業中に配られるトウミ申請用紙に自分の名前、趣味、生年月日などを書いて、最後に自分の希望するトウミはどんな人がいいか、書きます。申請用紙をその場で書いて提出したら1週間後にはトウミが教室に会いに来てくれます。
トウミ側も申請するときは自己紹介、語学能力などを記載し、それを見て学校側は外国人学生たちが希望した、それぞれに合った韓国人学生を紹介してくれます。(必ずしも希望が通るわけではありません)。

他にもトトロハウスさん等でランゲージエクスチェンジを紹介してくれる制度があります。ランゲージエクスチェンジは相手方も日本語を勉強している方の紹介なので、お互いに助け合いながら勉強できます。学校などでトウミを紹介してくれる制度がなくても、このような機関を利用して、たくさん韓国語を話す機会をふやすのは会話上達の近道となります。今もここで知り合ったランゲージエクスチェンジとは連絡をとり続け、お互い韓国語、日本語勉強のために教えあっています。

さて、それでは今回、私が紹介しますトウミは元気いっぱいフレッシュマン1年生のイ・ヒョンジョンさんです!子供の頃は日本で住んでいた経験もあるため、日本語もうまく、とても活発な子で、いつも私の韓国語の助けになっています。トウミは、みんな大抵、近くのコーヒーショップ、お茶屋、学校の中や学生食堂などで行われます。今回は勉強を教えてもらうついでに、トウミについて、気になる事をいろいろ質問してみました。申請した人たちがどんな気持ちでトウミにのぞんでいるかを知って行きましょう!
Q どこでトウミ制度を知ったのですか?
A 入学式のオリエンテーション、先輩から聞いて
(韓国人学生にも学校から、このようにトウミ制度のことがきちんと伝えられるのは良い事ですね。トウミを紹介してもらう側としても一安心です)

Q なぜトウミをする申請をしたのですか?
A 日本にいた時、日本人の方たちから、たくさん手助けしてもらったので、韓国にいる、韓国に来る外国人たちをトウミとなって手助けをしたい、友達になりたい、話をしてみたいと思ったから。また外国にいると、どうしても負担になると感じることもあるかもしれないけれど、差別することなく、きちんと向き合い、接する韓国人がいることも伝えたかったから。

Q はじめてトウミとして外国人学生と会う時の気持ち
A 仲良くなれたらいいなぁ…トウミとして頑張って手助けするのはもちろんのこと、たくさん一緒に遊びに行けたりもする仲になれればと思いました。

Q 実際にトウミをしてみて、感じたことは?
A 世の中は広い!いろいろな人がいるなぁ。それと韓国語を一生懸命勉強してくれる人たちがたくさんいてくれて、ありがたい。私も頑張ってもっと、たくさん手助けをしたいと更に強く思うようになりました。

Q それでは最後に!これからも機会があったらトウミを続けていきたいですか?
A はい!そして、もっとたくさんの人にトウミの制度を体験してもらえたら嬉しいです。

以上、トウミへ気になる質問をぶつけてみました。1年生ながらも立派に志を持ってトウミをしてくれているので、感心してしまいました。私たち外国人学生からすると、このような気持ちでトウミを受けると、とても嬉しく、ありがたいです!私も韓国語をこれからも、もっともっと上達するよう頑張っていきたいと思いました。それでは今回はここまで!!第5回留学レポートでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-10-31

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