うりうにのバスでワッタリガッタリ旅行記(2008.1.12~16)

今回はバスを多用してソウル市内を回ってみました。


-名前 : うりうに -年齢 : 韓国の歳では30に -出身地 : 東京都在住 -在韓歴 : これまで10~15日の韓国旅を15回ほど(正確には不明)

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アシアナ航空106便で夕方ソウル着。
今回初めてアシアナを利用しましたが、
CAがミールサービス中に着けているエプロンに韓国風の刺繍が入っていてとてもキレイ!
機内販売で買えると知ってかなり迷いましたが、
家では絶対にもったいなくて使えないので止めました・・・
空港で両替と、SKテレコムで予約していた携帯を受け取ってリムジンバスで市内へ。

いつもエコノミークラスの宿をあちこち利用していますが、
今回はヨンビンホテルにしました。
サウナの薬湯のせいか、ロビーやエレベーターは高麗人参の香りが漂っていて癒されます。
お部屋も、普通のダブルのお部屋は少々古さはあるものの安くて広くて、館内にサウナつき。
充分満足でした。

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午前中にホテルのサウナを利用してみました。日曜だったので大混雑!
ちょっと待ちましたがアカスリもしてもらって、さっぱりしてから出発しました。
ソウルはこの日から急に冷え込んで、せっかく温まった体もすぐに冷えてしまいましたが・・・

まず徒歩で東大門総合市場へ行きました。
手芸用にモシ(からむし)やシルク、毛皮を探しに行ったのですが、この日は日曜。
ほとんどのお店が閉まっていました。
でも韓服屋さんやタオル屋さんなど一部は営業していて、清渓川沿いで開いていた店で毛皮は購入できました。ラビットファーが1枚6000W!!来てよかった~!

その後、裏手にある食べ物屋横丁で一番お客さんが入っているお店に入ってみました。
(「チンハルメ・ウォンジョタクポングヮン」名前が変わった、とナビさんの記事にありましたが、看板はチンハルメ・・と書いてあった気が・・・)
2階に通され食べているうちにすぐ店内は満席に!初めあっさり、最後にククスを入れたスープはとろっと濃厚で非常に美味でした。ヤンニョム入りの取り皿の中で骨を外そうと格闘しているとどんどん真っ赤になって激辛になりますが…。トックはほとんどの人が入れるからなのか、初めからおばさんが配っていました。このトックが煮えてくるとフワフワに柔らかくて、スープがしみて本当に美味しかったです。

その後、「Hello apm」近くの「SHILLA CAFE」でコグマラテ(さつまいもの裏ごしを牛乳で割ったような・・・美味)をいただき、露店を見物。
夕方東大門スタジアム前から0212バスで鍾路1街へ。現地の友人と普信閣前で待ち合わせて、民俗酒店でトンドン酒を飲みました。

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午前中に昨日と同じ0212バスで鐘閣駅の永豊文庫へ。
本や雑貨などちょっとお買い物をした後で同じ0212番バスで初めて犬を食べに行きました。
このバスは景福宮北西の坂道を上がっていくので、景色がとてもきれいでした。
行き先は「国民銀行洗剣亭支店」で下車して歩いてすぐのところにある『サリチプ』。
思ったより大きいお店でびっくり!

キレイな韓屋の店内はオンドルでぽっかぽか。肝心のお鍋は・・・
ちょっと獣臭さはありましたが、お肉はとっても柔らかかったです。
お店の雰囲気がとてもよくて、そのせいか女性のお客さんもたくさんきていました。

食後、サリチプの向かい側のバス停から今度は7022番バスで南大門市場へ。
安い下着や靴下、日本の韓流ファンへのお土産を購入。

南大門から今度は505番バスで竜山電子商街へ。電子商街は地下鉄などで行くとちょっと歩きますが、このバスを利用すると電子ランドの前など、すごく便利な場所に止まってくれました!
今回は新韓銀行地下のトッケビ(お化け)市場でPCゲーム用品を購入。
電子商街は専門部品の卸っぽい店も多いですが、このトッケビ市場は卸売り的雰囲気は少なく、「電子小物の在来市場」という感じでよかったです。価格も安く、掘り出しモノがありそうで楽しい!
帰り際に路面店で中古のメモリーも格安で購入しました。
旅の疲れでイライラしていた夫、ここで一気にご機嫌に・・・(単純です)。

そして地下鉄新竜山駅から明洞へ。
この日は友人の案内で韓国式しゃぶしゃぶのお店に行きました。
店内はかつおだしの香りが充満していて、もうそれだけで幸せな気分です。
韓国式しゃぶしゃぶはトック、厚揚げなどいろんな具が入って楽しい!
餃子、麺、最後はおじやでスープまで食べ切って、なんだか日本のしゃぶしゃぶより得した気分(?)。
帰りはロッテヤングプラザの向かい側から105番バスに乗りコープレジデンス乙支路の近くで下車。ホテルまで歩きました。

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ちょっと早起きして再びホテルのサウナへ。今度はよもぎ蒸しをやってみました。
受付のアジュンマが漢方薬のお鍋にミントのアロマオイルをたらしてくれて、乾燥した空気でムズムズしていた鼻もスッキリ!

そして午前中のうちにホテル近くの退渓路6街から0013バスで馬場畜産物市場へ。
あちこちに内臓や牛の頭がごろごろしている迫力のある市場ですが、パック詰めで小売りしているお店もあって、見るからに一般市民な私たちにもあちこちから「見ていって!何を探してるの?」と声が掛かります。小売でも気軽に利用できる市場があちこちにある韓国が本当に羨ましいといつも思います

その市場ゾーンを抜けて、モクチャコルモクの「ヨンムンチプ」で昼食を食べました。突き出しにでてくるレバーとセンマイの新鮮さにびっくり。臭みがまったくありません。焼肉は盛り合わせを注文しました。初めて見る部位も多く、ボリュームもすごいので2人だと盛り合わせが正解だったと思います。赤身でも柔らかい!高級店のようにサシが入ったお肉ではありませんが、40000Wでこのボリューム・新鮮さはさすが市場です。
この日も非常に寒かったのですが、お店の床はオンドルがかなり高めの温度でぽっかぽか。
お腹もいっぱいで眠くなります・・・。

その後、ホテルに一旦戻ってから夕刻、東大門運動場8番出口から301番バスで三成洞へ。
友人の子のトルチャンチ(1歳の誕生祝)に出席しました。
このバスはアックジョン洞のギャラリアデパートやロデオ通り入口も通過し、先はロッテワールドも通るようで非常に便利な路線だと思います。ただし、夕方は漢江を渡るので大渋滞…。
私たちも遅刻しそうになりました。

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最終日、チェックアウト後は荷物が多いのでタクシーで明洞へ行き、ビエンナメガネで去年作ったメガネの調整をしてもらいました。そのまま荷物をごろごろ引き摺ってなんとかスキンフードでお土産の化粧品を買い、世宗ホテル前から空港リムジンバスで仁川空港へ。午後アシアナ航空で帰国の途につきました。

今回はバスをたくさんつかって移動しましたが、街並みを見ながらの移動は本当に楽しいです。出発前にソウル市のHPでいくつか路線を調べていきましたが、他にも目的地まで地下鉄が行ってなかったり、乗換えが必要な時はバス停に行ってみる!東大門のようにたくさんバス停がある場所は、地下鉄駅の出口案内図にバス停案内があるのでそれで見当をつけてさらにバス停を見てみる!という方法で殆どの場所にバスで行くことが出来ました。ハングルが読めないと厳しいですが、T−moneyを持っていれば中々便利です。街並みや人々の生活が垣間見られる市内バス、もっといろんな路線に乗ってみたいと思いました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-02-04

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