コーミィの子連れで地方旅行に行ってきました~京畿道・南楊州&楊平編!

娘と二人1泊2日の歴史探訪ツアー

京畿道旅行(楊州、南楊州、楊平)

京畿道旅行(楊州、南楊州、楊平)

こんにちは。コーミィです。梅雨に入り雨の日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。今回は多文化家族対象の旅行に参加してきましたのでお伝えしたいと思います。韓国人と結婚した外国人ママ&子供達のための招待旅行で主催は京畿道観光公社。京畿道(キョンギド)はソウル周辺をぐるりと囲んだ地域で、地理的にソウルから近いこともあり首都圏のベッドタウンとして人気があります。京畿道は仁川、金浦、水原など大きな大都市から少し離れるだけでのどかな田園風景を見ることができ、仁川などの海側では沢山の島々があり自然豊かな地域です。お揃いのオレンジ色のTシャツを着て集まった家族およそ120名が3台のバスで楊州から南揚州を通り楊平まで横断し1泊2日を共に過ごす歴史探訪ツアーです。最初に訪れたのは楊州市にある青岩民俗博物館です。それでは行ってみましょう。

青岩(チョンアム)民俗博物館

手作り感あふれる素朴な博物館

手作り感あふれる素朴な博物館

楊州(ヤンジュ)市は美しい自然環境と豊富な文化芸術で1980年代から特に青少年の為の芸術文化に貢献している地域で、長興(ジャンフン)観光地周辺には、美術館、博物館、彫刻公園、アーティストが作った子供の遊び場、そして天体観測や科学技術を学べる天文テーマパークなどが集中しています。2008年8月には文化芸術体験特区に選定され、芸術の街としてさらに発展しています。アーティストが作ったと言う子供の遊び場にすごく興味を惹かれましたが、訪れた先は青岩民俗博物館。この博物館の特徴は1万2千点余りの民俗生活用品の展示と昔の生活を実物サイズの人形で再現したテーマ館が人気で沢山の子供達が見学に訪れています。年配の方にも昔懐かしい品ばかりで韓国の昔の日常生活を垣間見れる博物館です。
博物館以外に伝統遊びを体験したりお庭を散策できますよ 博物館以外に伝統遊びを体験したりお庭を散策できますよ 博物館以外に伝統遊びを体験したりお庭を散策できますよ

博物館以外に伝統遊びを体験したりお庭を散策できますよ

貸本屋さん

貸本屋さん

ポン菓子屋さん

ポン菓子屋さん

当時の学校

当時の学校

1970年代頃でしょうか。。。

学校風景(反省する時両手を上げるのは今も変わらないなぁ)

学校風景(反省する時両手を上げるのは今も変わらないなぁ)

当時のお医者さん・・なんだかとっても痛そう!

当時のお医者さん・・なんだかとっても痛そう!

家の中で女性達が裁縫中

家の中で女性達が裁縫中

朝鮮時代かな。。。

 『体験学習/ピザ作り』
見学の後は、博物館お隣のレストランでピザ作りに挑戦。ピザ作りといってもすでに形作られたピザ生地にソースと具材を載せるだけですが、子供に取っては楽しい経験だったようです。トンカツを食べながらピザが焼きあがるのを待ちました。
出来上がったピザはあつあつサクサクでおいしい♪食べ切れなかった分は移動中のバスの中でおやつとしていただきました。

洪陵・裕陵(ホンヌン・ユウリュン)

場所を移動してバスで30分。南楊州市にある『陵(ルン)』と呼ばれる朝鮮時代の王達の墓を見学。洪陵(ホンヌン)は朝鮮時代の第26代高宗皇帝とその皇后が眠る陵(墓)で、裕陵(ユウリュン)は朝鮮時代最後の純宗皇帝と純明考皇后が眠る陵(墓)です。1時間半のガイドツアーは人数が多いので2グループに分かれ、洪陵と裕陵を歩いて巡りながらガイドさんから話を聞きました。通常は入れない丘の上にある陵まで見学することができとてもラッキーでした。梅雨の合間の曇り空で雨に降られずに済みましたが、湿気がすごくて少し歩いただけでも汗ばむぐらい。でも森林の中を歩くと植物の清清しい匂いを感じられたり、野生のリスを見かけて自然と触れ合う時間も持てました。
野生のリスもいる自然豊かな陵

野生のリスもいる自然豊かな陵

歴史専門ガイドさんが丁寧に説明中

歴史専門ガイドさんが丁寧に説明中

外側から薪を焚いて暖める昔のオンドル

外側から薪を焚いて暖める昔のオンドル

下から見た陵

下から見た陵

丘の上から望む

丘の上から望む

裕陵全景

裕陵全景

場所を移動して茶山遺跡地へ

同じ南楊州市にある、茶山(ダサン)遺跡地へと向かいます。
到着したものの娘が寝てしまいバスの中で待機することにしました。他にも小さな子供達はみんなお昼寝の時間だったよう。
約1時間の見学コースでは、丁若鏞(ジョン・ヤギョン)氏の記念館やお墓を見たそうですが、どんな方だったのでしょうか??

楊平(ヤンピョン)ハンファリゾートで1泊

今日はコンドミニアムに宿泊!雄大なパノラマ風景がすばらしいリゾート地です。楊平ハンファリゾートはソウルから1時間で来れてしまうので、旅行だけではなく会社の研修施設としても使用されたりしています。今日は平日ということもあり、入り口の宿泊者名は会社の名前がずらりとありました。1室5~6人部屋で、私と娘は朝鮮族の方たちと一緒でした。娘と一緒に遊んでくれたり、中国語を教えてもらったりと楽しいひと時を過ごしました。夕食は団体用の宴会場に向かい、来た順番に座りプルコギを食べました。娘は殆ど手をつけず夜中にお腹が空いたらと心配しましたが、建物の中にコンビニが入っていたので何でも手に入り便利でした。キッチン付のコンドミニアムだけあってコンビニは生鮮食材やもお酒の種類が豊富。会社の研修で来た人達が部屋で酒盛りするんでしょうね。
キッチン付の2部屋

キッチン付の2部屋

夕食を取る宴会場

夕食を取る宴会場

夕食はプルコギ

夕食はプルコギ

 『ゲームで交流会』
夕食が済んだ後は、別の会場に移動してゲームなどのイベントが行われました。
まず子供の年齢ごとにグループに別れ、簡単なクイズに答えると景品がもらえるというもの。4歳の娘のグループはみんなママが付き添ってクイズに答えようとすごい意気込み。『小麦粉の生地に野菜やチーズなどを置いてオーブンで焼く食べ物は?』ママ達は必死に子供に答えさせようとしますが子供達は恥ずかしがって答えられません。ピザだよって何度も伝えますが家の子も駄目でした。結局参加賞の景品でしたが韓方ベビーローションをもらい、子供達にとってはどんなプレゼントでもうれしいみたい。その後も小学生までクイズが続いて子供のゲームは終了。
続いては親子で戦うマルバツゲーム。韓国人でも答えられないぐらいかなり難易度が高い質問で意味が分からないまま適当に答えていたら、なんと最終決勝2人にまで残ってしまいました。最後の質問もこれまた難しくて理解不能。今日見学した陵(墓)に関するクイズでしたが私がマルでもう1人の小学生はバツを選び、答えはマルで結果はなんと私が優勝!!40万W相当の景品をいただいてしまいました。。。ついてるなぁ^^
ゲームの後はワールドカップ韓国選の応援。韓国選手がシュートを入れた時の歓声はなんともすごいものでした。建物の中は白熱した応援の地響きで娘が電車が通ってるの?と聞いたぐらい。今回の旅行は真面目な歴史探訪でちょっと難しい内容でしたが、ゲームで優勝した余韻とサッカーの応援で気持ちよく1日を終えることができました。以上、コーミィがお伝えしました!

■楊州市ホームページ:http://japan.yangju.go.kr/ (日本語)

<青岩民俗博物館>
住所:京畿道楊州市長興面日迎里36-3 
電話番号:031-855-5100
ホームページ:http://www.cheong-am.co.kr/ (韓国語)

◆行き方
地下鉄3号線クパバル駅→バス(7725、360)→長興農協(ジャンフン・ノンヒョップ)前下車

■南楊州市ホームページ:http://www.nyj.go.kr/japanese/index.jsp (日本語)

<洪陵・裕陵>
住所:京畿道南楊州市金谷洞141-1
電話番号:031-591-7043
ホームページ:http://www.nyj.go.kr/japanese/culture/02_02_02.jsp (日本語)

<茶山遺跡地>
住所:京畿道南楊州市鳥安面陸内里 75-1番地
ホームページ:http://www.nyj.go.kr/japanese/culture/01_01.jsp (日本語)

■楊平市ホームページ:http://www.yp21.net/jp/ (日本語)

<楊州ハンファリゾート>
住所:京畿道楊平郡玉泉面新福里141-5
電話番号:031-772-3811
ホームページ:http://www.hanwharesort.co.kr/ (日本語あり)

◆行き方
車:ソウル・カンビョン北路→ドクソ→パルダン→アシン→オクチョン→37番国道(チョンピョン方向)→楊平ハンファリゾート
バス:東ソウルバスターミナル→楊平行きバスあり

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-06-30

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