伝統グッズだけじゃない?!お茶にショッピングに楽しめる仁寺洞~
こんにちは!ソウルナビです。めまぐるしく変化する街、ソウル。その中でも仁寺洞は古風な雰囲気をとどめてあまり大きな変化はない…というわけにはいきません。ときにひっそりと、ときに大胆に変化している仁寺洞。古風&伝統風なだけの街じゃなくって、なにやらシャレたお店もちらほらと~!冬の仁寺洞通りは、石畳に雪が残っていたりして風情あり。イコール、足元からシンシンと冷えてくるわけで^^;、あったかい路上フードや伝統茶で体を温めつつ回ってみるのがいいかも。それではさっそく、1月の仁寺洞通りへレッツ・ゴー!
前回のエリアニュースから2年!大きな変化といえば…
街並み全体の「古風」「伝統」という雰囲気は守られていますが、ずいぶんこぎれいになったかんじ。メインストリートも歩きやすくなったような?そうなんです、観光客が増え続けているこの通り。もっと歩きやすく快適に…ということで、いくつかの試みが行われています。
ここから先、車はお断り!
☆メインストリートの仁寺洞通りが、歩行者天国に!
(一部区間除く)
昨年の2011年11月末にはじまった「車がない通り」。週末の歩行者天国はこれまでもありましたが、今度は平日も仁寺洞通りのほぼ半分が車両立ち入り禁止に。道を横切ってあっちに行ったり、こっちに行ったり、とっても歩きやすくなりました^^でもね、ご注意!バイクはガンガン入ってくるんですよねぇ。
仁寺洞通り南側。奥には鍾路の大通りが見えます!
☆屋台が撤去、移転の情報あり。結局のところどうなったか?!
昨年秋、仁寺洞通りの屋台や露天が撤去、引越しとのニュースが飛び込んできました。結局どうなったかというと・・・仁寺洞通りの南側、南仁寺洞広場の付近にまとめられている様子で、ちょっと離れた場所にも単体でちょくちょくあります。でも、通りの北側には確かに食べ物系の屋台はありません。でもすべて消えてしまったわけではないので、食いしん坊さんもご安心を。
ハングルの勉強も兼ねて!「TONYMOLY」
☆コスメショップ、だいぶ出揃いました~
仁寺洞にシャレた店があるよ、といっても陶器やアクセサリー、伝統小物のイメージだったんですが・・・数年前からコスメ店が入りはじめ、フト気付くと軒を連ねてました。古くからの仁寺洞ファンとしては微妙~と言いつつ、やっぱり利用しちゃったり^^;有名な明洞界隈のコスメ通りよりはちょっとすいていまーす。仁寺洞通りの南側、鍾路(チョンノ)寄りに集まってますよ。
看板が仁寺洞の歴史と雰囲気にに敬意を表して?!すべてハングルになっているのにも注目! 「MISSHA」はアルファベットだと6文字だけど、ハングルでは2文字に☆「NATURE REPUBLIC」は、ハングルになっても長―――いですね。
水玉がポイント!「baviphat」
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自然派!木のマークがポイント「innisfree」
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かつて、ナビで紹介していた伝統茶屋「オ・チャネワンヌンガ」は「THE FACE SHOP」に変身…。
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茶色は「It’s SKIN」
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☆続々と建てかえ中!
観光客に人気なのはもちろん、いや、だからこそ?!商売する人にとっても人気の仁寺洞通り。ビルの建て直しや店舗の入れ替えも少なくありません。お気に入りだったお店が工事現場になっていた?!なんてときは、あわてず周りを見渡してみてください。案外ご近所に引っ越してることも。
通りに入ってすぐ。ここには何があったっけ…
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こちらにあった「日新堂筆房」は…?お隣のビルへ
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古くからナビおなじみのお店も、ご近所にお引越ししていました。
ソソ工房は安国駅をはさんで反対側、北村エリアへ!ナビが移転を発見したのはこちらのお店です。
今の仁寺洞通りの様子は…?!
最近の仁寺洞通りとその周りの様子をチェック~。1月ということで、道路もツルツル。雪が積もって溶けて、また凍って…という魔のサイクル。石畳の上は凍りやすいのかなぁ?とにかく滑りますので、気をつけてくださ~い。
☆あったかグッズ、販売中!
どういうわけかストールやマフラー、手袋などのファッション小物のお店がやたらと多い仁寺洞。ストールは一年中売っていますが、時期が時期だけに今はあったかい小物がメイン。マフラー、手袋、耳あて(イヤーマフ?)、毛糸の帽子がたくさん売ってます☆
コレコレ、今年やたら見かけます。
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「トシ」って呼ばれてます。長い手袋というかアームウォーマーというか。
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あとはやたらたくさんのマフラー、ストール屋さん
☆路上FOODは?!
冬はホワホワ湯気がでてる食べ物に吸い寄せられちゃう。カフェに入って休む手もありますけどね、屋台の食べ物ってなんだかワクワクしませんか?特に仁寺洞通りの屋台は気になるものが多いんです~。屋台ぜんぶ引越し?!なんて話もあったけれど、先ほどもふれたように、結局仁寺洞通りの南側にちゃんとあります。
おなじみの「オクスス(とうもろこし)ホットッ」
類似店はいっぱいあるものの、なぜかARITAUMの前のお店だけいつも行列。平日の夕方前なら並ばずに買えることが多いみたい。でも、できたては中の蜜がとっても熱いので、舌のヤケドに気をつけてくださいね。ナビは700ウォンだった頃から通ってますが、10年前のホットクの相場は450ウォンだったという話も。2012年1月現在は1000ウォン。ここ10年で価格は2倍以上に跳ね上がってます~。
出来立てのホドゥカジャ(くるみ饅頭)をほおばりながら歩くのもいいかも。仁寺洞通りの真ん中あたりと、鍾路寄りにお店があります^^試食だけじゃ足りないですぞ~。
今年は「黒竜の年!」ドラゴン系の食べ物はこちら~
もはや観光地のおなじみお菓子になってきた「龍のヒゲ」。お兄さんの調子のいい呼びかけと見事な手さばきにいつも人が集まっていたり、いなかったり…。みんなもう慣れてきちゃったかなぁ?とにかくお店は多いです。一方、相変わらず一店舗のみ存在のヨンアルパンのお店。ナビでも何回も登場したので、すでにご存知の方も多いですかね?ヨンアルは「竜の卵」って意味。こちらはプルコギ味が人気で、ナビが行ったときは売り切れ~><
他にはこんな食べ物たちが。定番のおでんや焼き鳥なんかもありますよ~^^
「コッカム」は干し柿。ヘルシーおやつ
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伝統茶の「なつめ茶」に、みたらし団子風のお餅
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ドリンクスタンドには「ハッチォコ」が登場。日本風にいえばホットチョコですね~。仁寺洞にしてはセクシー&ビビッドすぎる看板。夏場にたくさんあったフルーツジュースのお店はマッタク見当たりません。
☆お食事どころは~?!
小道の奥に昔ながらの韓国料理のお店が。でも最近は建て直したのか、新しくてきれいな伝統家屋風のお店もあります。かと思うと、奥に突然おしゃれなイタリア料理のお店があったり。伝統酒場も魅力的ですよね~。食べ物もいろいろ選べる仁寺洞です。
これは~アメリカ風?!
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道の奥からジャズの音色…イタリアン?!
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☆ちょっと一服のお店
仁寺洞といえば伝統茶?!老舗も新しいお店も相変わらずお店の数は多いです。でも鳥が飛ぶ伝統茶店と人気だった「イエッチャッチッ」は2階の鳥が飛ぶ方が休業中。1階の方は営業中で相変わらず賑わってました。
「パリクラッサン」仁寺洞パンがあります。奥に優雅なイートインスペースアリ。
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ね、パン屋の壁とは思えません。
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コレ系のお店もしっかりあります。
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こちらは大型店舗~
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☆伝統アレンジのファッションは、仁寺洞ならでは
お手頃価格から高級品まで。日常用はゆったりしていて、着心地よさそう。
よくお似合い~^^
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色がきれいなお店もありますね。
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☆小物やアクセサリーのお店もますます充実
メインストリートにも、小道にも、魅力的なお店がたくさん。仁寺洞ではおしゃれなアクセサリー類や小物もゲットできますヨ。右の写真は画家「yukshimwon(ユッシムウォン)」のグッズが売っているお店。おしゃれで表情豊かな女の子の絵がついたバッグやカードホルダー、マウスパッドなどいろんなものが売ってます。色合いも繊細で、子供っぽいキャラ物とは一線を画し、大人の女性に人気。ナビもマウスパッドもってま~す^^
大人っぽいものや個性的なアクセサリーもありま~す。
露天でも小物のお店はたくさんありますね^^
☆仁寺洞通りのランドマーク、サムジキル!
センスのいいお店がそろっているサムジキル!入れ替わりがあるので、通りかかるたびに要チェック!今回も、中に入るやいなや入れ替わったお店を発見。サムジキル入ってすぐの階段を登ったところにあったプリクラショップはなくなっていました!代わりにこじゃれた小物屋さんが。
元プリクラ店が撤退?!どうなるの~と思っていたら
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おしゃれな小物屋に
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サムジキル内にも露天あり。
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思わずのぞきたくなるものばかり!
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ハングルT、かわいいなぁ
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自分の体のパーツをアクセサリーにできるお店。「恋人へのプレゼント用にもいい」って…
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季節ごとに変わるディスプレイも見もの。まぁ、今はクリスマスはすぎましたけどね…。
☆写真でチェック!仁寺洞通りを歩くみなさん
明洞で見かけるのが若者と海外からの観光客なら、仁寺洞は・・・?いろんな世代、目的の方が入り混じっています。デートに、修学旅行の学生に、伝統文具などの買い出し、サラリーマン風の人が行きかっていたかと思えば子連れの奥様たち、そして海外からの旅人。まさに老若男女、韓国人外国人、みんなが楽しめる場所?
人じゃないけど、気になったもの
キミもヘチ君?
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サムジキルで作れる自分の唇アクセだ!この方はバイクにつけてました☆
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☆写真でチェック!仁寺洞の通り
仁寺洞の今の様子です^^
北仁寺マダン。仁寺洞通りの北の入口。みんなわりとあっさり通り過ぎちゃう。
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南仁寺マダン。仁寺洞通りの南の入口。イベントのあるときは賑わいます。
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鍾路方面へ抜ける小道。OLさんがドドドーッと出てきてビックリ。銀行などがありますね。
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「帰天(キチョン)」のある通り。仁寺洞通りにはいってすぐ左手。
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ほそーいピマッコル通り方面!怪しげな落書きもあり、昼間でもちょっとドキドキ~。お店の看板には「ピマッコル酒店タウン この地域の全てのお店は未成年お断り」とあります。大人になってから来よう!それにしても、ナビでお馴染み「コカルビチッ」。壁がいつの間にか華やかに!
最新の仁寺洞の様子、いかがでしたか?しっとり伝統好きな方はもちろん、個性的でおもしろいものを探しているときにも使えそうな仁寺洞。他の街にはないものがここにはあります。お土産だけじゃなくって、自分の買い物も楽しめそうですよ~!旅のプランには是非入れておいてくださいね^^以上、仁寺洞からソウルナビがお伝えしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-01-12