今年は比較的晴れたソウルの秋夕連休!
こんにちは!ソウルナビです。日本でいうお盆のような日にあたる秋夕(チュソッ)。今年(2011年)は例年よりも早く、9月12日がこの日にあたり、前後1日ずつのお休みに土日が重なったため、4連休の秋夕でした。毎年、この時期になると多くの人は田舎へ帰って家族や親族と共に過ごし、またソウルでは多くのお店が休業したり、秋夕の特別イベントが行われたりと、普段とは違った雰囲気になるこの時期。今日はそんな秋夕連休の様子を、今年もいろんなエリア別にお伝えしたいと思います!今年の秋夕4連休は、ソウルでは前半小雨がぱらついて曇りが続きましたが、最終日は晴れ上がり、夏の日差しを残しながら風は気持良く、秋の空が広がりました。それではさっそく秋夕のソウル様子、写真で見ていきましょう。
9月11日(日) 秋夕前日
◎南山コル韓屋村 16:00~16:30
秋夕連休の2日目、曇り空の下の南山コル韓屋村は例年ほどの人出はありません。お馴染みのノルティギ(シーソー)やトゥホ(矢投げ)などの民俗遊び体験をはじめ、今年は脱穀や石臼など、秋夕の季節らしい農作業の体験ものも。また、お面や凧の制作体験はあいからわず人気でした。
9月12日(月) 秋夕当日
◎仁寺洞 13:00~14:00
いつ行ってもにぎわっている仁寺洞(インサドン)。秋夕も例外ではありません。サムジーキルがお休みだった以外は、メインストリート沿いのお店はほとんど営業し、屋台や出店も普段とほぼ同じ!地元の家族連れ、カップルから外国人観光客まで、皆さん買い食いやショッピングを楽しんでいました。また広場では伝統遊びや、衣装体験のコーナーもあり、仁寺洞を訪れる外国人も楽しんでました。
◎国立民俗博物館 15:00~15:30
いつも賑わう博物館前。今年も博物館の裏手には昔からの民俗遊びが体験できるコーナーが出来、リレイで楽しむイベントも。また韓紙工芸、木に止まった鳥をかたどったソッテ、タル(お面)やタンソ(笛)の製作体験も相変わらず人気。また今年のテーマは「トゥングルゲトゥグルゲ」。世界文化をテーマに、世界各国の秋夕の食べ物を紹介するコーナーもあり、また世界各国の民族衣装のコーナーでは長蛇の列ができてました。博物館前ではミニ公演も行われ、太鼓の音が秋空に響いていました。
◎景福宮 15:00~15:30
光化門広場から光化門へ、人の流れも定番となった感じの景福宮。この日(秋夕当日)は無料観覧だったこともあり、王宮内は人でわんさかあふれてました。特にチマチョゴリを着た西洋人の女の子は注目を浴びてました。
◎光化門広場 15:30~16:00
今年は広場では体験コーナーは無し。世宗大王像の前ではいつもの週末と同じように記念写真を撮る人がいたり、李舜臣将軍像の噴水ではしゃぐ子供たちが。世宗文化会館では特設ステージでは打楽の公演が行われていました。
◎清渓川 16:00~16:30
清渓川広場では民俗遊びの体験コーナーが。また川沿いでは多くの人が涼んでいました。
◎明洞 16:30~17:00
ここ何年かのあいだで、秋夕や旧正月でも営業するお店がぐっと増えた明洞。今回も多くのお店が普段通り開いており、人出は多かったよう。ナビが夕方に行ったときにも、いつものように露店がズラリと並び、たくさんの人で賑わっていました。お店の営業状況は、コスメ店やカフェはほぼ100パーセント、洋服や雑貨のお店も8~9割くらいやっていますが、レストランや食堂などの飲食店はぼつぼつ休業しているところが多かったような~。
◎南大門市場 18:30~19:00
いつもお休みの日は静かなイメージがありますが、実はお休みの日も屋台が多く、意外と賑わっています。メインは道路の屋台。秋夕の休暇とは無縁の日本人の団体を、いっぱい見かけました。
◎東大門市場 19:00~19:30
衣料やファッション系の卸し店や小売店の集まる東大門市場。秋夕期間、これらのお店は基本的に全てお休みになります。でも、毎年何かと人出のあるこのエリア。秋夕当日の夕方頃に行ってみると・・・!?ファッションビルはやはり全て休業中。ぱっと見には暗くてガランとしているようにも見えますが、ビルの近くに行ってみると結構たくさんの人が!?実は「ミリオレ」、「hello apM」、「グッドモーニングシティ」の前には洋服の露店が出ていて、場所によってはいつもと変わらないくらい賑わっているところも。裏手の食堂なども、いつも通り営業しています。旧CERESTAR(ケレスタ)前の「ディスコジャンプ」も元気に動いていましたよ!コスメショップはほぼ開いていました。
9月13日(火)
◎南山コル韓屋村 15:00~15:30
秋夕連休4日目、青空の下の南山コル韓屋村はすごい人出!お馴染みのノルティギ(シーソー)やトゥホ(矢投げ)などの民俗遊び体験をはじめ、、どこも人がいっぱい。また中央のステージでは民俗公演が行われ、多くの観客を集めていました。民俗遊びに挑戦したり、秋夕らしい伝統音楽の音色に聞き入る外国人の姿も。
◎ソウル駅 18:30~19:00
いよいよ連休の最終日。ソウル駅は荷物を抱えてソウルに戻ってくる人で混雑。駅のフードコートや食堂も、この日は満員でした。
ソウル各地ではいつもと変わらない秋夕の風景が見られたよう。今年の秋夕のソウルの様子、いかがでしたか!?今年は早めの秋夕だったせいか、気持ちのいい風が吹く秋の初めの秋夕となりました。その分、まだあまり秋夕という感じではなかったようで、例年よりも民俗イベントを見かけなかったような気もします。以上、秋夕を過ぎてもまだ夏の続きらしいソウルから、ソウルナビがお伝えしました。
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記事登録日:2011-09-14