べあー&SUNの韓国で伝統結婚式を挙げました!

4度目の訪韓、伝統結婚式を兼ねて家族と一緒に行って来ました!

自己紹介

-名前 : べあー&SUN
-年齢 : 非公開
-在韓歴 : 訪韓暦:4回(まだまだ、行きたいです!美味しいものを求めて…)
-コメント : 語学が好きでいつの日にかバイリンガルになることを夢見るある日、チョナンカンを観て“あたしもチョナンカンみたいに韓国語がペラペラになりたいっ!!”と思い、それから初めて韓国という国に興味を持つようになり、2005年11月より韓国語を勉強中で、休みの日には必ず韓国ドラマを観るまでに。年に1~2回のペースで訪韓しています。今では韓国グルメに完全に魅了され、韓国で食材を買ってきては自分でも韓国料理を作るほどです。得意料理はスンドゥブです。夫も韓国グルメの辛旨さの虜となり、夫を巻き込んでの韓国フリークです!! -

今回ソウルへ行ったのは8月7日~8月12日で、4度目の訪韓となります。伝統結婚式を兼ねて家族と一緒に行って来ました。家族はみんな韓国に来るのが初めてで、尚且つ伝統結婚式もあるということで私たち家族にとって今回の旅はビッグイベントとなりました!!
私たち夫婦は毎回韓国に行く時は、だいたい新千歳空港から仁川空港を利用しています。いつも航空券の安い時期を狙って来ているので冬ばかりに韓国を訪れていました。しかし、今回は…空港に降り立った途端、北海道と空気が全然ちがーーーう!!!暑いっ!!!果たしてこの暑さに耐えられるのでしょうか??

旅行の日程は5泊6日。1日目と2日目は家族みんなそれぞれ観光。

1日目の夜。宿泊はソウルロイヤル ホテル。思わず、明洞のとあるクルタレ作り の実演販売に興味津々で足を止めてしまう 両親たち。ジョークを交えながらの 日本語でのセールストークに、「なんて 韓国の若者は日本語が上手なんだ!!」 感心した両親たちは悩むことなく クルタレを二箱ずつ購入しました!
2日目、私たち夫婦は結婚式の前日ということで衣装の打ち合わせとブライダルエステです。
3日目はいよいよ韓国民俗村で伝統結婚式です!!(屋外なので、晴れるといいな…)
4日目と5日目も観光になります。

それでは早速、3日目の伝統結婚式の様子をお伝えします!!
<結婚式場>
今回、韓国民俗村で伝統結婚式を挙げられたのは、ツアー会社の方のご提案とご協力で実現することが出来ました。当初、江南にある式場で行う予定でしたが、日本人同士のカップルで伝統結婚式を挙げるのは大変珍しいということで、韓国の文化や歴史を再現している韓国民俗村で伝統結婚式をあげてはどうかとういう企画をしてくださいました。
8月9日、水原の韓国民俗村の中の99間のヤンバン屋敷にて伝統結婚式を挙げました!
この日、天気は晴れで気温は30度でした。韓国の夏は湿度も高く、北海道育ちの私たちには少しつらかったです。韓服は意外と(?)風通しが悪く、汗だくでした(笑)
新婦の登場で、すごい歓声が!!
当初は家族だけでこじんまりと行われるものと思っていたのですが、ギャラリーがたくさん!!でビックリでした。あまりのギャラリーの多さに少し緊張してしまいました。
韓国民俗村は夏休みのせいか観光客も多く、色々な国の方々に祝っていただきました。
日本人同士での伝統結婚式は初めて(?)とのことです。
韓国の友達に聞いたところ、最近の韓国人同士のカップルですら、敢えて伝統結婚式を選ばないカップルが多いそうで、やはりホテルなどで結婚式をするカップルが多いとのことです。
雄鳥と雌鳥(一匹は青い風呂敷に包まれていて、 もう一匹は赤い風呂敷に包まれている)ものが結婚式の卓上の上や下に置かれています。 その意味は鶏と朝とを関連させ象徴しているそうで、結婚がそうであるように雄鳥の鳴き声は、一日の始まり、明るくて新鮮な出発を意味し、さらに結婚式にやってくる、 悪鬼を追い払うという意味です。 結婚式に雄鳥を置くのは悪鬼が消えて新婚夫婦に害を与えないようにしてくれるという意味が込められているそうです。
伝統結婚式は礼の仕方が決まっていたり、手を洗ったりなどいろいろな作法が決まっているのですが、夫のほうはガイドの方が常に隣で通訳してくれたので安心でした。私は礼の仕方が大変難しく、少しぎこちない動きになってしまいました。
卓上にはりんご、梨、栗、ナツメなどが盛ってありました。
お互いに顔を合わせてから礼をしてお酒を交換して飲んだり、ナツメを食べたりしました。これは新郎新婦が1つになったことを意味するそうです。(ナツメは食べずらくてノドに痞えて飲み込むのが大変でした。)
BGMには韓国の伝統的な音楽が流れていました。日本でも神社のお祭りかどこかで聞いたことのあるような…厳かな雰囲気の音楽でした。
式次第は古い韓国語で読まれた後に現代の韓国語で説明と補足がされていました。
韓国語を勉強してそろそろ3年になろうとしている私ですが、さっぱり聞き取れませんでした(泣)
まだまだ、勉強が足りませんね。頑張らなくては…
両親たちは韓国語が全く分からないのですが、韓国語のアナウンスに興味津々…なんだか楽しそう?!ですね。
式の後は民俗村の中をカマ(輿)に乗って練り歩きます。
新郎は馬に乗り、新婦はカマ(輿)に乗って移動をします。
カマ(輿)に乗ったのは初めてでなんだかワクワクしました。暑いにもかかわらず、運んでいただいた方には感謝です。(重かったでしょう??) ありがとうございました。
本来昔は結婚して三日後に新郎新婦は新郎の父母の家へ行くそうです。 新郎は自分が跨ってきたゾランマル(小型種の駄馬)で、 新婦は新郎の下人たちが籠に載せて連れていきます。 新郎の父母の家へ戻ると村人たちが新郎新婦の行列についてきたかも知れないすべての悪鬼を追い払うために赤い豆、綿の種、塩をまいたそうです。(昔はこうしてお嫁に行ったのですね…)
炎天下の下、無事に伝統結婚式は終了です。
記念に家族でハイ、パチリ!終わってみたら私たち夫婦も家族も周りでお世話をしてくれた人たちもカメラマンさんもみんな汗だくです(笑)とにかく、暑かった…。みなさん、お疲れ様です。
韓国民俗村で伝統結婚式をされたい方がいらしたら、気候的には春や秋が過ごしやすくておススメかもしれませんね。
最後に私の感想として―
外国に行ったらありきたりの観光スポットを周るだけのプランではなくて、よりディープにその国のその国らしい何かを食べたり飲んだり、見たり、体験したり、感じたりしてその国の文化や生活に触れたい私にとっては、今回、韓国民俗村で伝統結婚式を挙げられたことはとても貴重な体験になりましたし、ものすごく嬉しかったしかったですし、一生の思い出になりました。このような形での結婚式に賛成し、応援、援助してくれた両親や親戚の人たち、この旅の企画をしてくれたツアー会社の方々、ブライダル会社の方々、メイクしてくれた方、カメラマンさん、衣装の着付けや、身の回りのお世話してくれた韓国民俗村のスタッフの方々に改めて感謝し、お礼を言いたいと思います。本当に本当にありがとうございました。

もし、人とはちょっと違った個性的な結婚式をされたい方はぜひ、韓国で伝統結婚式を!!一生の思い出になること間違いなしです!!(…もう1回やりたいくらいです!!)








上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-10-09

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