ピースカップコリア 【2002年】

まずは韓国と日本から!みんなの想い、アフガニスタンに届け!

こんにちは!ソウルナビです。ナビはこのあいだの土曜日、日韓交流サッカー大会があると聞いて、友だちと一緒にソウル郊外の金浦(キンポ)市まで行ってきました。とはいっても、なにやら普通のサッカー大会とはちょっと趣が異なるみたい…。いったいどのようなことになるのでしょうか。
朝9時半に新村(シンチョン)にある延世(ヨンセ)大学の正門前に集合したナビたちは、一路バスに乗って1時間ちょっとのドライブへ…。ソウルから少し離れると、けっこう自然も多くなってくるのですね。バスの中で今回のサッカー大会の主催者から内容についての説明が。それによると今回のサッカー大会は、ASIANSPARKという団体が催す「ピースカップコリア」というイベントの一環で、アジアの国々、特にアフガニスタンから地雷をなくそう!というチャリティの趣旨とか。アジア諸国の中でも比較的経済的にも安定している韓国と日本から、まずは少しずつでも行動を起こしていこう、またアフガニスタンの人々をはじめ、アジア諸国の子どもたちに「文化的支援」と「心のケア」をしようという目的があるとのこと。…普段ナビにとっては、ちょっと遠い国のお話のように感じていたような問題だったけれど、今回、参加することによって少しでも彼らのためになるとよいなぁ…。
と考えていたら、目的地である、金浦市・冬乙山里運動場へ到着。ソウルから少ししか離れていないのに、イメージとしてある北朝鮮の町並みに似ているような気が…。ちょっと韓国の北部に来たような錯覚に陥りました。
今回の参加者は、ソウルに留学している日本人が15名ほど、そして韓国の方の参加が20名くらい。到着後、すぐに銘々の名札をつけてまずは自己紹介からスタート。こういうところで新しい友だちもたくさんできるのがうれしいですね!
まずは今回の「ピースカップコリア2002」の開会式が。この会の代表を務められているのは、早稲田大学の4年生で、なんと昨日、日本からやってきたという藤花大介さん(写真左)。
韓国でのイベントは今回が初めてとのことで、たくさんの人と知り合いになる機会になれば、と企画されたとのこと。
体をならすため、まずはグループに分かれてのドリブルリレー!
優勝者には日本代表のTシャツがプレゼント!
その後、日韓ミックスのグループに分かれ、青空のもと、サッカー大会が繰り広げられ、おかげでナビもこんがり小麦色に…
今回、日韓共同してのサッカー大会は初めてとのことですが、これを機にアフガニスタンをはじめとする世界の国々の平和のことについて少しでも意識が高まると良いですね。また、今後日韓両国でも、このようなイベントを催す予定とのことですので、ご興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか?ソウル在住の方だけではなく、もちろん旅行でいらしている方も、貴重な体験になるかもしれません。それでは、晴天の空の下からソウルナビがお送りしました。
ASIAN SPARK(アジアンスパーク)

日韓交流担当 : 藤花大介

連絡先 : fana630@athena.ocn.ne.jp
HP : http://home.att.ne.jp/omega/CAST/asianspark/index.htm

※また、当日、同じ趣旨の別の団体も参加されていました。


日韓アジア基金
担当者 : 田村洋平(現在、ソウル市内の大学に留学中)
連絡先 : yohei777tmr@yahoo.co.jp


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-09-04

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