韓国のプロサッカー~Kリーグを見に行こう!

韓国のプロサッカーリーグ「Kリーグ」をとことん紹介!

こんにちは、ソウルナビです!体を動かすだけでなく、観るだけでも楽しいスポーツ!韓国では野球やサッカー、バスケットボールなど多くのプロスポーツがあるのをご存知ですか?今日はその中でも日本でも人気のサッカーについて、ナビ的に少し語ってみたいと思います。韓国のプロサッカーリーグは、今までは「Kリーグ」と呼ばれていましたが、2013年からは2部制になり、1部リーグの名前も「Kリーグクラシック」へ。さらに2017年、ふたたび「Kリーグ」にカンバック!さむ~い冬も過ぎ、スポーツの季節がやってきた韓国。さっそく行ってみよう!テ~ハミング♪

Kリーグクラシックって??

1983年、2つのプロチームと3つの実業団チームでスタートした韓国のサッカーリーグ。アジア最初のプロサッカーリーグでもあり、韓国サッ カーの人気や活躍する選手の土台になってきたKリーグ。リーグ創設後から少しずつ参加チームを増やし、 2013年現在のKリーグは22チーム(Kリーグクラシック14チーム、Kリーグチャレンジ8チーム)で構成されています。そして今年、2012年から大幅にルールを変更!昨年までは1部制の「Kリーグ」でしたが、2013年から2部制となり、トップリーグが「Kリーグクラシック」、下部である2部リーグが「Kリーグチャレンジ」と名前を変更。そして2018年、トップリーグの名称が「Kリーグ1」となり、2部リーグは「Kリーグ2」に。Kリーグ1には12チーム、Kリーグ2には10チームが所属しています。

2014年からは12チームによるホームとアウェイ3回総当たり33節の1次リーグと、その後の成績により上位(1-6位)と下位(7-12位)の2グループに分かれ、それぞれのグループ内で総当たりの決勝リーグ(5節)の、1チームあたり38試合が行われます。Kリーグ1の12位のクラブは自動的にKリーグ2に降格し、Kリーグ2の1位のクラブは自動的にKリーグ1に昇格。またKリーグ2の2位、3位、4位によりプレイオフが行われ、優勝チームがKリーグ1の11位のチームと入れ替え戦を行います。

Kリーグ誕生までの歴史・・・

Kリーグの歴史をちょっと振り返ってみましょう。韓国で現代のサッカーが登場したのは1882年6月のこと。以来100年以上もの歴史をもつ韓国サッカーは1980年代初めまでアジアのレベルから抜けませんでした。特に1982年、第9回ニューデリーでのアジア競技大会サッカー組別予選でイランに0:1、日本:2で負け予選敗退となった結果をふまえ、KFA(大韓サッカー協会)は1983年を「韓国サッカー再建の年」に定め、同年2月、プロサッカーリーグの創設を決定、5月30日に東大門運動場で韓国プロサッカーの開幕を知らせるスーパーリーグがスタート!ハレルヤ、ユゴンの2つのプロチーム以外に当時アマチュアで最強だった大宇、浦項製鉄、国民銀行などアマチュア3チームの計5チームが参加し、セミプロ形式で韓国サッカーの最強を目指す「Kリーグ」がスタートしました。9月25日に馬山で幕を閉じるまでチームあたり40ゲーム、計100ゲームを消化、韓国サッカー史上類の見ない盛り上がりをみせ、韓国サッカーとプロサッカー発展の基礎を固める契機となりました。このスーパーリーグは爆発的な人気を集め、大宇(1983年12月)、浦項製鉄(1984年2月)の2チームがアマチュアからプロに転向、1984年12月には現代とLG(金星ゴールドスター)もプロチームを創団することになり、プロサッカーの熱気はさらに盛り上がりました。そしてリーグ発足後から3年たった1986年、1954年のワールドカップ初出場以来32年ぶりにワールドカップ・メキシコ大会に進出するという成果を上げました。
1987 年からは金融チームを除く大宇、浦項製鉄、現代、LGなどの5チームだけでKリーグを開催することになり、ようやく本格的なプロサッカーの形に。その翌年の1988年11月には一和プロサッカーチームが創団し1989年リーグから参加、1993年まではこの6チームでKリーグを開催しました。さらに1994年からは全北、1995年には全南、1996年には三星など毎年プロチームの創団が相次ぎ、 1997年の大田シチズンの参加で10チームに。FIFAからも正式プロリーグとして認定されました。また1995年からはチームが地元に定着するように地域名を企業名の前に表記することになり、2002年にはFIFAワールドカップベスト4という歴史に残る成績とあわせ、Kリーグの熱気は最高潮に!しかし、その後は制度上の理由で大学生や高校生の有望株が日本などに渡ってしまう例が多く、また韓国野球の人気などの影響もあって著しい人気の低下が危惧され、一時はテレビ中継の存続が危ぶまれるほどになりました。

チーム紹介


<2018年現在の参加チーム>

Kリーグ1(12チーム)
浦項スティーラーズ(浦項)
済州ユナイテッド(済州)
蔚山現代(蔚山)
FCソウル(ソウル)
全北現代モーターズ(全州)
全南ドラゴンズ(光陽)
大邱FC(大邱)
水原三星ブルーウィングス(水原)
仁川ユナイテッド(仁川)
江原FC(江陵、春川、原州、平昌)
尚州尚武FC(尚州)
慶南FC(昌原) ※2018年、Kリーグチャレンジより昇格

Kリーグ2(10チーム)
光州FC(光州) ※2018年、Kリーグクラシックより降格
ソウルイーランドFC(ソウル)
大田シチズン(大田)
城南FC(城南)
釜山アイパーク(釜山) 
牙山ムグンファ(牙山)
富川FC1995 (富川)
水原FC(水原)
FC安養(安養)
安山グリナーズFC(安山)

Kリーグクラシックの魅力って!?

Kリーグの魅力はなんといっても施設の良さ!ほとんどの競技場がサッカー専用の競技場であるため、どこから観戦しても選手との距離が近く、迫力ある試合を観戦することができます。それに選手同士が激しくぶつかったりするのも特徴!さらに今年はドイツから日本出身のチョン・テセ(水原)、中国からパク・ドンヒョク(蔚山)、スコットランドからチャ・ドゥリ(FCソウル)、日本から増田誓志(蔚山)など各選手などが海外から韓国にぞくぞく集結!世界トップクラスのプレーを韓国で見ることができます。

いま注目チームは?
2年連続でアジアチャンピオンチームを輩出するKリーグは日本のJリーグとは違い、タフで荒くという印象。今までも安貞桓(アン・ジョンファン)や洪明甫(ホン・ミョンボ)など数多くの選手が活躍し、アジアでは強豪揃いのリーグとして知られています!そんな注目チームをナビ独断で紹介したいと思います!
☆ナビ注目のチーム☆

FCソウル(エプシソウル)
~6回の優勝を誇る覇者~
本拠地:ソウル・ソウルワールドカップ競技場
優勝6回(1985, 1990、2000、2010、2012、2016)
蔚山現代(ウルサンヒョンデ) 
~かつてはACLアジアチャンピオンズリーグ覇者に~
本拠地:蔚山広域市・蔚山文殊サッカー競技場
優勝2回 (1996、2005)

水原三星ブルーウィングス(スウォンサムソンブルウィングス) 
~韓国名門チーム~
本拠地:京畿道水原市・水原ワールドカップ競技場
優勝4回(1998,、1999、2004、2008)

全北現代モーターズ(チョンプッヒョンデモトス) 
~韓国名門チーム~
本拠地:全羅北道全州市・全州ワールドカップ競技場
優勝5回 (2009、2011、2014、2015、2017)

浦項スティーラース(ポハン・スティロス
~ナビのイチオシチーム~
本拠地:慶尚北道浦項市・浦項スティールヤード
優勝5回(1986, 1988, 1992、 2007、2013)

その他のチームもチェックしておきましょう。

城南FC(ソンナムエプシ)
本拠地:京畿道城南市・炭川総合運動場
優勝7回 (1993, 1994, 1995, 2001, 2002, 2003, 2006)

釜山アイパーク(プサンアイパク)
本拠地:釜山広域市・釜山アジアード競技場
優勝4回 (1984, 1987, 1991, 1997)

済州ユナイテッド(チェジュユナイテドゥ)
本拠地:済州特別自治道西帰浦市・済州ワールドカップ競技場
優勝1回 (1989)

仁川ユナイテッド(インチョンユナイテドゥ)
本拠地:仁川広域市・仁川サッカー競技場
優勝経験なし

全南ドラゴンズ(チョンナムドラゴンズ)
本拠地:全羅南道光陽市・光陽専用球技場
優勝経験なし

大田シチズン(テジョンシティズン)
本拠地:大田広域市・大田ワールドカップ競技場
優勝経験なし

大邱FC(テグエプシ)
本拠地:大邱広域市・大邱スタジアム
優勝経験なし

慶南FC(キョンナムエプシ)
本拠地:慶尚南道昌原市・昌原サッカーセンター
優勝経験なし

江原FC(カンウォネプシ)
本拠地:江原道江陵市・江陵総合運動場、春川総合運動場
優勝経験なし

尚州尚武FC(サンジュサンムエプシ)
本拠地: 慶尚北道尚州市 尚州市民運動場
優勝経験なし

ここが知りたいKリーグ!


同じアジアでも国が違えば文化も違う!特に韓国では兵役が義務なので、軍隊チームや警察庁チームが存在します。ちょっと怖い・・・なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは兵役を勤めながらサッカーもできるような感じです。それ以外にも事情によって様々独自のルールがあります。それでは今から日本の人がちょっと疑問に思うようなルールをご紹介!
Q.ドラフト制度って?
Jリーグ(日本サッカー)では選手が自由にチームを選べるのに対し、韓国では日本でいう野球のようにチームが選手を選ぶことのできるドラフト制度を使用しています。ただ現在、若手選手の海外移籍に歯止めがかからず、一部から選手が自由にチームを選べるようにすべきとの意見も出ているよう。

Q.外国人選手枠って?
日本と同じく、外国人3人、アジア枠1人になっています。ただ北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)出身選手は韓国人扱いとなります。このアジア枠を使用し最近では日本人選手も韓国でプレーすることが多くなっています。
※外国人選手をゴールキーパーとして登録、出場することはできません。

Q.軍隊、警察庁チームって?
Kリーグでよく目にする警察庁や軍隊チーム。日本人からすると一体どんなチームなのか気になりますよね?韓国では男性が軍隊に行くことは義務で、サッカー選手も軍隊に行かなくてはなりません。この入営期間中は選手としてのキャリアが中断されることが問題なため、軍隊の中にサッカーチームが設立され、入営期間中にプレー出来るクラブとして「尚武」と「警察庁」の2つがあります。このチームへの入団には年齢制限があり,「尚武」は27歳、「警察庁」は30歳を超えると入団できません。ただし、この2チームはアジアサッカー連盟からはプロ選手によるクラブチームとして認められておらず、しかもサッカー経験者全員がこちらに入団できないため、一部の選手は一般の軍隊に入るケースがあったり、また十分な収入が得られないことなどもあって、2011年に発覚した八百長事件はこのあたりの事情も深く関与していました。

Kリーグクラシックを楽しく観戦するために知っておきたいこと!

☆☆注目の試合・ダービー(ライバル)戦!☆☆
ダービー(ライバル)戦といえばお互いのチームのプライドをかけた一戦ということもあり、いつも以上の盛り上がりを見せてくれます。選手だけでなく、街全体が盛り上がりをみせてくれます。

■FCソウル VS 水原三星ブルーウィングス<スーパーマッチ/ソウルダービー>
韓国NO1はどちら?韓国を代表するライバル戦!首都圏ダービーやソウルダービー、また最近はスーパーマッチと呼ばれ、ソウルがサッカー一色になります!

■全北 VS 全南<ホナムダービー>
1994年、同じ時期にKリーグに参加したチーム。永遠のライバルとして、毎年激しい戦いが繰り広げられます!

■全南 VS 浦項<ポスコダービー>/■蔚山 VS 全北<現代ダービー>
両チーム共に同じ母体企業をもつダービー戦!首都圏ではないけれど、毎年熱い戦いが繰り広げられています!

日本と関わりのあるチーム紹介!!



☆☆日本人選手が在籍したことのあるチーム☆☆

江原FC 大橋正博
慶南FC 戸田和幸
浦項スティーラーズ 岡山一成
城南一和天馬 海本幸治郎
安養LGチーターズ 前園真聖
仁川ユナイテッド 前園真聖
蔚山現代FC 家長昭博 増田誓志
水原三星ブルーウィングス 高原直泰
大田シチズン 馬場憂太
江原FC 島田祐介 
FCソウル エスクデロ・アリエル・セルヒオ

残された課題は・・?

韓国を代表するプロリーグであるKリーグ。でも、まだまだ課題も多いようです。ナビの見たKリーグの現在の課題は以下のとおり。

1.若手の海外流出
2.著しい人気低下
3.軍隊・警察庁チームの待遇

最近では地域密着を掲げ、日本などに視察団を送るなどの模索を続けています。サッカー専用競技場など施設面ではアジアNO.1の声もあるので、かつての人気を取り戻してほしいですね!

ソウル近辺でKリーグを見るならば

旅行などでソウルにやって来て是非サッカーを観たい皆さん、ソウルを代表する競技場といえば「ソウルワールドカップ競技場」がオススメ!地下鉄を降りるともう目の前なので迷うこともないので安心して観戦できます。またソウルワールドカップ競技場以外にも、2012年に完成した「仁川サッカー競技場」もナビ的にオススメ!周辺には中華街や観光地もたくさんあり、競技場もコンパクト。そして何より競技場と観客席の距離は韓国最短!また水原ワールドカップ競技場はその名の通り2002 FIFAワールドカップの会場として建設され、ソウルから1時間ぐらい、バスでも行くことができます。こちらにはサッカー博物館などもあり。また盆唐にある炭川(タンチョン)総合運動場も、ソウルから盆唐線に乗って行くことができます。
その他、地方の競技場は・・・
さらに注目されるKリーグ!韓国はサッカー専用競技場が多く、観戦することに関してはアジアで一番かも!?また今年は海外から多くの有名選手が韓国に集結!いままでと違って、かなり注目されているKリーグ、皆さんも一度、韓国で観戦されてみてはいかがですか?以上、サッカー好きのソウルナビがお伝えしました。

その他情報

サイト(韓国語):
http://www.kleague.com/

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-03-29

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