写真で見る年末のソウル&釜山【2005年】

いよいよ2005年も終わりを迎えます!年末のソウルはどんな雰囲気?!

こんにちは!ナビです。ついに2005年も終わりを迎えようとしています。日本の皆さんは、大掃除やおせち料理の準備などなど、年末年始のイベントの準備に大忙しではないでしょうか?!さて、お隣韓国ではどのようなお正月を迎えるのか、皆さんはご存知ですか?!たくさんの韓国ファンの方はもうご存知かと思いますが、韓国では中国と同様、旧正月を祝うため、今のこの時期は日本ほどのお正月の盛り上がり?!はないんです。12月30日も、1月の2日も3日もお仕事っという会社が大半。でも大きな会社ビルやお店には、新年2006年を迎えるあいさつ文やポスターなどが貼られていて、ほんの少し普段とは違った景色が見られます。今日は新しい年を迎える控えめ?!のソウルとプサンの街のようすをレポートして来ました。それではご紹介しましょう~!
ソウル>

明洞
いつ行っても人の多い明洞。街を歩いてみるとツリーやリースが残っていて、お正月というよりクリスマスムードがまだまだ続いている感じ。年末だというのを一番感じられるのが銀行など金融機関のビル!新年のご挨拶を外に大きく張り出していましたョ。
服や雑貨など、一般のお店で新年の挨拶をしているところも。「謹賀新年」だとか韓服を着ている様子が描かれていたり、道端に新しい年のカレンダーが売っていたりすると年の終わりを感じます。その他、年末に合わせてウィンターセールをしているところも!お店は冬休み中の学生や海外からのお客さんでにぎわっていました~。
市庁
市庁といえばスケートリンク!クリスマスに引き続き、このスケートリンクのおかげでソウル広場は子供たちで賑わっています。子供たちにとっては年末なんて関係ない!自由に楽しくスケート~。ルミナリエも年末年始楽しめそうです。このあたりで、新年を迎える雰囲気をかもし出しているものといえば、市庁の入口に掲げられた「セーヘボッマニマドゥシッシヨ!(新しい年にたくさんの福を迎えてください!)」という看板!ほかには南大門市場方面にあるサムソンプラザ前の看板も2006年を迎える文字が~。
あと、年末に関係なく「王宮守門将交代式」は行われるようす。寒いのにごくろうさまですねぇ~~。
ソウル駅
ソウル駅にも足を運んでみました。日本ならこの時期、帰省ラッシュ!というところですが、ソウル駅は普段とあまり変わらない雰囲気です。これといった新年の挨拶を表す垂れ幕も見当たりませ・・・ちょっと寂しいなぁ~。
お隣の大型スーパー「ロッテマート」にも顔を出してみました。こちらは相変わらず繁盛しているようす。年末を意識して、お買い物にやって来たお母さんたちもいるのかな?!ちなみに30日、31日は午前1時まで営業するそう~!
鐘路
鐘路の様子はというと、あまり普段と変わりない様子。それでも、ソウル中心部のランドマーク的な存在の鐘路タワーや普信閣(ポシンガク)周辺には年末の雰囲気が漂っていました~。普信閣では31日の夜、例年通り「除夜の鐘」のイベントがあるためせっせと準備中!今月頭にスタートしたピアノキルのクリスマスイルミネーションは3日までやっています~。
大きな語学学院のあるこのエリア。「開講は1月2日」なんていうお知らせが張り出されてありましたヨ。やっぱりお正月といっても元日だけなんですね~。
南大門市場
南大門市場周辺のオフィスビルはまだクリスマスの飾りのまま。もともと韓国では年明けまでクリスマスディスプレイをそのままっというのが常識。日本とは違いますよね。
そしてここ崇礼門広場の「王宮守門将交代式」もちゃんと行われていました。寒いのマジ、ご苦労様って感じです!
市場は普段より賑わっているように感じました。メイン通りにも人の波が!でも新年のご挨拶文はこちらでも見受けられませんでした。この人の数がお正月っということでしょうか?!^^
東大門市場
東大門市場もまだまだクリスマスの雰囲気。夕方になると人出は多くなってくるようですが、昼間はそこそこっといった感じ・・・。「hello apM」と「DOOTA」には新年を迎える看板が飾られていました。特に「DOOTA」は日本語・英語・中国語・韓国語の4ヶ国語で書かれているのが印象的でした。
京東市場
規模が大きくいつも人が集まる市民の台所的存在の京東市場。相変わらずの賑わいを見せてくれましたよ~。海産物も売れ行き好調だったけど、他にはみかんやりんごをはじめとした果物系が特に売れていた感じ。冷たい風が吹く冬空の下、威勢のいい掛け声や人の多さで熱気がムンムンしてました^^
<釜山>
続いて、釜山の年末風景。ソウルと同じく釜山も年末とはいえやっぱりどことなく普通の日と変わらない街並みですが、新年の挨拶が書かれた看板やクリスマスツリーやデコレーションのまま年末が過ぎていくという感じです。


南浦洞
大晦日の夜には、龍頭山公園で行われる除夜の鐘イベントに参加しようとたくさんの人が集まります。除夜の鐘を見てみるといつもより綺麗に磨かれたような感じを受けましたよ。韓国の除夜の鐘、「ゴーン!」という音を聞いてみてください!
また龍頭山公園の入口には、鳥で運勢を占ってくれる場所があります!日本のおみくじはないけれど、除夜の鐘を聞いた後はここで鳥に2006年を占ってもらってはいかがでしょうか?
学校が冬休みにはいったこともあり、街にはたくさんの人で賑わっていました。特に、この年末年始時に合わせて始まる期待の映画がいくつかあるので、昼間から映画館周辺はたくさんの人出!日本でも注目されているチャン・ドンゴンの「台風」や日本でブレークした「世界の中心で愛を叫ぶ」の韓国リメーク版「パランジュウィボ」、中村トオル、ユミンなどが出ている「青燕(チョンヨン)」など期待の新作が続々公開されていますので、旅行の合間に見られてはいかがでしょうか?!
韓服の写真や「謹賀新年」とかかれたものが貼ってあったり、そのままクリスマスツリーやデコレーションが飾ってあったりとなんとも新年を迎えるには複雑な風景の南浦洞。
東莱
道行く人の様子は普段と変わらない様子の東莱エリア。温泉の町なので、街のあちこちで温泉マークや湯気が目立ち、この寒さも少しは和らぐ感じ!また中でも、今年できたばかりの公衆足湯には、寒さしのぎにたくさんの人が集まっていて、足を温泉に入れる隙間がないほど!
西面
昼間から若者で賑わう西面は、まだまだクリスマスムードが抜けきれてない様子。デコレーションはクリスマスでもその脇に小さく「Happy New Year」と書かれていて、一石二鳥の看板が多かったですよ。冬休み中ということもあり、昼間から制服姿の学生をたくさんみかけました。
師走の騒がしさはやっぱり市場!ということで釜田市場へ足を伸ばしてみると、やはりいつにも増して人出が多く、活気に溢れていました。旧正月に食べるのが主流ではあるトックッ(お餅のスープ)ですが、新正月にも食べる家庭は多いんです。それだけに、トッ(お餅)を売っているお店が普段より多かったです。
ナビの周りにいる韓国人にお正月について尋ねてみたところ、新年になったり、仕事が忙しくなったりはするものの、年末特有のソワソワ感や新しい年を迎えるという実感は、旧正月の時に比べると少ないとか。でも若い人たちの間では日本と同じように、人気歌手のカウントダウンコンサートやカウントダウンパーティーなどのイベントに参加し、いつにない特別な年末年始を過ごす人も増えています。また日本の「除夜の鐘」に値する鐘閣でのイベントも見どころで、毎年多くの人々が31日の夜、街へ繰り出します。皆さんは2005年最後の夜をどのように過ごし、そして新しい年2006年をどのように迎えるのでしょうか?!ナビはまた、新年1月2日から平常通り皆さんの役に立つ楽しく面白い情報をお届けできるよう邁進していくつもりでございます。今年も1年ありがとうございました、そして来年もどうぞよろしくお願いいたします!m^^m それでは、来年またお会いいたしましょう~!皆さん、よいお年を~~~!!以上、ナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-12-30

ページTOPへ▲

関連記事

写真で見る年末と新年のソウル【2011年-2012年】

写真で見る年末と新年のソウル【2011年-2012年】

ソウルの年末年始の風景を写真でお届け!

その他の記事を見る