コーミィの子連れで地方旅行に行ってきました~丹陽編!

「韓国の桂林」という異名を持つ忠清北道・丹陽で遊覧船観光と洞窟探検してきました~♪

みなさん、こんにちは。コーミィです。
緑が美しく眩しいこの時期、家族で地方旅行に行ってきました!今回の旅行地は忠清北道の丹陽(タニャン)です。ここはいわずと知れた韓国人には有名な観光地なのですが、以前はソウルから行くのに高速道路がなくてかなり時間がかかっていたそうなんです。数年前に高速道路が開通してからは2時間あまりで行けるようになり、昔以上に人気エリアとなっています。何が人気かといいますと丹陽地方の面積約80%以上を保有する山岳地帯の険しい山並みと山から流れ出る水源の支流。雨が降るとたちまち霧が覆いまるで山水画のようだとか。風光明媚な景観から『韓国の桂林』とも呼ばれています。そして、こういった地形には洞窟も形成されるんだそうです。町のあちこちに洞窟があり中の鍾乳洞を見学することができます。

第1日目:旅のはじまりで迎えてくれた丹陽八景『嶋潭三峰(トダムサンボン)』

北丹陽ICを降りて最初に出迎えてくれたのは、丹陽のシンボルとも言える丹陽八景『嶋潭(トダム)三峰』。真ん中の大きな岩は男性の主人岩で、両側には奥さんと妊娠したお妾さんが並んでいるんだそう。3人は仲が悪くて神様に石にされてしまったというおもしろい言い伝えがあります。ここから200Mほど上流に向かうと『石門』というもう一つの見所があります。自然岩でできた虹形の門は、その昔酒とタバコが好きだったマゴお婆さんがここで一生を過ごして天国に行かずに死んで岩になってしまったそう。私達は時間の関係でこちらを見ないで出てしまいましたが近くにはスッポンの形をした岩もあるので、ぜひお見逃しなく。

ジャンダリ食堂名物『にんにく定食』を味わう!

韓国人に大人気、ジャンダリ食堂

韓国人に大人気、ジャンダリ食堂

旅の醍醐味である、その土地の名物料理。丹陽地方は地域の特産物『六粒ニンニク』が有名で、そのニンニクを使った定食を味わってみました。お昼をはずして行ったのでお店で並ばずに済み子連れに配慮してくれたのか個室に案内されてゆっくり食事ができました。ニンニク定食は1万2千W~2万5千Wまでの4種類で、私達は1万2千Wのピョンガン定食にしてみました。少しずつ盛られた色々なニンニク料理のおかずにボッサム(茹で豚)に豆腐が命!のドウブキムチ(豆腐&炒めキムチ)、釜飯、そしてテンジャングッ(味噌鍋)が出てきました。ニンニクのおかずは日本人の味にも合う程よい味付けで食べやすくパクパクいけます。おかずの何種類かはお替りしちゃいました。特に気に入ったのがマスタードマヨ&ワサビマヨのニンニク。ワサビマヨにはセロリの葉が入り、香りといい歯ごたえといい病み付きになりそう!
にんにく三昧のおかず

にんにく三昧のおかず

ブッサム(茹で豚)とテンジャンチゲに釜飯までつきます

ブッサム(茹で豚)とテンジャンチゲに釜飯までつきます

お薦め!左手前マスタードマヨ、右手前ワサビマヨ

お薦め!左手前マスタードマヨ、右手前ワサビマヨ

個室でゆったり食事中

個室でゆったり食事中

古薮(コス)洞窟の鍾乳洞探検!

洞窟入り口

洞窟入り口

丹陽の観光地は市内の周辺に点在してるので車で気軽に周りやすいです。洞窟は丹陽に4ヶ所ある中現在3ヶ所を公開していて、市内から程近い古薮(コス)洞窟に行ってみました。総全長1700Mのうち600Mを歩いて見学できます。所要時間は約40分。洞窟の中は急な勾配で階段を上り下りしないといけないので小さなお子さんや妊婦さんはかなり難しいとのこと。3歳の娘にも大変な道で殆ど主人が抱っこして歩きました。洞窟内は平均気温が15℃ほどで夏は涼しく冬は暖かいそうなのですが、入ってみると湿度が95%近く、湿度のせいでかなり暑く感じ汗ばみました。それでは神秘的な鍾乳洞をご覧ください。(でも実は良く見ると体内のようでちょっと気持ち悪いかもしれません・・・!?)
土産物屋さんを過ぎて洞窟へ

土産物屋さんを過ぎて洞窟へ

洞窟チケット売り場

洞窟チケット売り場

洞窟内の地図

洞窟内の地図

鍾乳洞版『嶋潭三峰(トダムサンボン)』

鍾乳洞版『嶋潭三峰(トダムサンボン)』

横に奥深く続く鍾乳洞

横に奥深く続く鍾乳洞

”愛の鍾乳石”と名づけられたロマンチックな石 ”愛の鍾乳石”と名づけられたロマンチックな石

”愛の鍾乳石”と名づけられたロマンチックな石

鍾乳洞探検いかがですか。最初はちょっと気味が悪いかも・・・と思って見ていたコーミィでしたが、だんだん慣れてくると楽しくなってきました。泉があったり霧が出ている所があったりと意外におもしろかったです。雰囲気が怖い・・と怯えてしまっていた娘も、だんだん楽しそうにはしゃいでいました。娘を抱っこして40分の道のりを汗だくになって歩いた主人が一番大変だったかも。

今夜の宿泊地、丹陽観光ホテル

川沿いに建つ丹陽観光ホテルは全室リバービューで南漢江と山並みを望むことができて眺めがサイコー。ファミリーには使いやすいオンドル部屋にしたので快適でした。ホテルの敷地にはちょっとした子供の遊び場があり子連れの方にはおすすめです。そうそう、チェックインの際ダブルブッキング?の珍騒動があり、実はコーミィと同じ姓の方が日本から予約していてその方と私達を間違えてしまっていたよう。日本人が泊まるのも珍しいのに同じ日に同じ苗字の人が予約していたので混乱してしまったようです。すぐに解決しましたがちょっと笑ってしまうハプニングでした。翌日の朝食は韓国料理と洋食のビュッフェスタイルで味もよかったです。韓国料理のヘジャングッが一番気に入ったコーミィと主人。朝から辛い料理OKとは私もついに韓国人化しちゃったかも!?
オンドル部屋

オンドル部屋

眺めサイコー!

眺めサイコー!

朝食は韓&洋でおいしかったです

朝食は韓&洋でおいしかったです

観光遊覧船で山水画の世界へ

長准渡し場

長准渡し場

続いては遊覧船で南漢江を周遊する遊覧船の旅。長淮(ジャンフェ)船着場から午後4時10分発の最終便で出発です。宿泊先のホテルから連絡をしてもらっていたので割引料金で乗れました。心地良い風を受けながら外の展望席から眺める風景は昔の詩人達も同じルートで船旅を楽しんでいたそうです。風光明媚な風景はこれで霧がかかっていたら山水画のようなんですけどね。残念ながら霧は出ていませんでしたが、船長さんがおもしろいトークで楽しませてくれました。だんだん風が冷たくなり船内に避難。船内を探検中レトロなディスコ発見。流れる音楽はやっぱり演歌♪♪韓国のオジ様オバ様達が演歌の生演奏のリズムに乗ってかなり勢いのあるダンスを踊っていました。韓国らしい風景です。遊覧船の折り返し地点にある清風ランドにはバンジージャンプがあり、遠い船の上からジャンプの瞬間を見ちゃいました。
遊覧船から望む山々

遊覧船から望む山々

筍の形をした玉筍峰(オクスンボン)

筍の形をした玉筍峰(オクスンボン)

オジ様オバ様ご用達ディスコ♪

オジ様オバ様ご用達ディスコ♪

折り返し地点の清風ランド

折り返し地点の清風ランド

船着場からの戻り

船着場からの戻り

夕食は主人のリクエストで無難な焼き肉に。その後お祭りに遭遇!

夕食はこの土地名物の川魚料理を食べてみたかったのですが、辛いメウンタンは子供は食べられないということで今夜は無難に焼肉に。ホテルのフロントでおいしい焼き肉屋さんを聞き近所だったので歩いて行きました。その焼肉屋さんは地元でも人気店なのかほとんど満席でしたがちょうど1席分だけ空いていて座れました。子供にも食べやすいデジカルビを注文し、この地方の焼酎で今回の旅に乾杯♪焼酎は軽い味で飲みやすかったです。地元のマッコリもありましたがこちらは注文しませんでした。娘は食事を待つ間に眠りについてしまい結局食事をしないまま夢の中・・・。ホテルまでの帰り道、なんだか楽しげなお囃子が聞こえてきました!仏教のお釈迦様の誕生日が近かったのでその提灯パレードでした。幻想的で素敵なお祭りでした。

第2日目:旅の最後を締めくくる・・・丹陽八景『舎人岩(サインアム)』

コーミィの子連れで地方旅行に行ってきました~丹陽編! 丹陽 忠州 洞窟探検 子連れ地方旅行 コーミィの子連れで地方旅行に行ってきました~丹陽編! 丹陽 忠州 洞窟探検 子連れ地方旅行
ホテルでの朝食後、渋滞に合わないよう午前中にソウルに戻ることにしていた為、来た時とは違う丹陽ICから高速に乗ることにして、その途中にある舎人岩(サインアム)に寄り道しました。今日はお天気が快晴で青い空と山の緑とキラキラと川面に映る風景はとても感動的でした。川の水は澄んでいて夏には川遊びができそうなくらいでしたよ。この時期は丹陽エリアにあるソベク山のつつじが満開でそちらにも行ってみたかったのですが、登山をしないといけないそうなので子連れでは難しいとのこと。
子供がもう少し大きくなったら一緒にソベク山に登ってみたいです。以上、コーミィがお伝えしました!

《丹陽への行き方》
◆自家用車
京釜高速道路→新葛IC→嶺東高速道路→萬鐘JC(南原州)→中央高速道路→北丹陽IC→丹陽
◆バス
東ソウルバスターミナルから丹陽行きバスあり
◆鉄道
ソウル・清凉里駅から丹陽行き列車あり

<丹陽郡文化観光サイト>
ホームページ:http://japan.dy21.net/ (日本語)

<丹陽観光案内所>

電話番号:043- 422-1146

<ジャンダリ食堂>
住所:忠清北道丹陽郡丹陽ウップ別谷里 28-1
電話番号:043-423-3960

<忠州湖観光遊覧船(長淮渡し場)>
電話番号:043-421-8615
ホームページ:http://chungjuho.com (韓国語)
関連タグ:丹陽忠州洞窟探検子連れ地方旅行

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-06-15

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