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みえぽんの174回目韓国旅行、GW5泊6日旅で江原道(束草、襄陽、東海)観光、三和寺でテンプルステイ、燃灯祝祭の三光寺（2018/4/28土～5/3木) ＜前編＞江原道観光：束草(ケッペ、雪岳山、新興寺)～襄陽(五色薬水)～東海(泉谷天然洞窟)

三和寺でのテンプルステイの前に、前回行けなかった観光スポットをリベンジ♪観光を満喫した5泊6日のスタート～

GWの5泊6日旅はエア釜山で大邱から入国。4ヶ月前にエア釜山のHPで予約し、航空券代金は16,020円でした。
釈迦生誕日は陰暦4月8日で、2018年は5月22日。韓国のお寺ではお釈迦様の生誕を祝う燃灯祝祭に向けて、境内を色鮮やかな提灯で飾りつけをします。釜山にある三光寺の燃灯祝祭の飾り付けがとても美しく、2015年に初めて三光寺を訪れて以来、毎年三光寺を訪れるのを楽しみにしています。今年も行って来ました。
韓国仏教文化事業団の金さんから頂いたテンプルステイ体験券で江原道東海の三和寺で1泊2日のテンプルステイをしました。今年1月に日が暮れて時間切れで行けなかった束草のケッペ乗船と雪岳ロープウェイ乗車、襄陽の五色薬水、東海の泉谷天然洞窟の観光なども楽しんできました。

＜1日目：2018/4/28土＞

今日は大邱から韓国へ入国。エア釜山利用で成田空港第1ターミナルに来ました。
GWの初日で、エア釜山カウンターは人がたくさん並んでいて列が出来ています。10時過ぎに空港に着いたのに、チェックインをするのに45～50分も並んで順番待ちをしました。保安検査、出国審査はすぐに通過できました。

成田11：55発のエア釜山BX115便で大邱へ。座席は事前指定した前方窓側11A席で、富士山がきれいに見えました。

大邱空港に到着し、バスで大邱駅へ移動。東大邱駅にバスターミナルがあります。今日のうちに束草まで行きたい。
この時間、束草行きのバスはもうなく、東海行きのバス乗車券を購入。東海まで5時間かかると言われました。あと5分で出発するので急いで上の階の乗り場へ向かいました。4階バス乗り場に行くと、バスの扉が閉まってバックしてすでに発車しています。待ってくれ～、乗る、乗る～。扉をどんどんたたいて開けてもらい、バスに乗車しました。15：30東大邱駅発車。

大邱 / テグソウル、プサンに続く韓国第３の都市、リンゴと美人の街！

東大邱駅韓国第３都市の大邱のKTX発着駅

大邱高速バスターミナル東大邱駅のすぐ目の前に位置する高速バスターミナル。

バスは蔚珍、三陟、東海を経由し、最終目的地江陵まで行きます。蔚珍に着いたのは知っているけれど、その後眠ってしまい三陟に到着したのは知りません。運転手の「東海、トンヘ～」という声で目が覚めました。東大邱駅を出て5時間後に江原道東海に到着。
バスターミナルのカウンターで束草行きバス乗車券を求めると、今すぐ出発すると言うので20：25発のバスに飛び乗りました。30分ほどで途中の経由地、江陵に到着。束草に向けてバスは再び出発し、22：30頃、束草高速バスターミナルに到着。15：30に東大邱を出て束草まで7時間かかりました。

束草高速バスターミナル江原道の街、束草のバスの玄関口！

束草 / ソクチョ江原道北部の海沿いの街。

大邱で何か食べてから移動したかったのに、東大邱に到着してすぐにバスに乗ったので、機内食を食べたきり。今年の1月に束草に来た時に入った、束草高速バスターミナル近くの食堂キンパッ天国＆コギネンミョン、まだ営業中かなと期待したけれどもう閉まっていました。キンパッ天国というぐらいなのでメニューは豊富で何でもあって、ここで何か食べたかったのに。付近に営業中の食堂はお肉くらい。この時間に焼肉はなあ、ちょっと。
近くのemartで何か買おう。営業時間は23時までで閉店間際ということもあり、これといって何もなく、買ったのはおにぎり1個だけ。

今夜の寝床は束草高速バスターミナル近くの24時間営業チムジルバン、束草海水ピア。2014年夏に初めて束草に初めて来た時もここで泊まりました。
チムジルバン内に食堂はあるけれど、この時間は営業時間外でした。スナックコーナーでゆで卵とカップラーメンを購入して食べました。

＜2日目：2018/4/29日＞

朝8時頃チムジルバンを出ました。
今日の予定は、ケッペ乗船、雪岳ケーブルカー乗車、新興寺、襄陽の五色薬水訪問。
まずは、ケッペ(渡し船)に乗ります。今年1月にソウルから日帰りで江原道を観光しました。襄陽の休休庵→洛山寺→束草(新興寺、雪岳山ケーブルカー、ケッペ)と観光する予定でしたが、やはりソウルから日帰りでは全部回るのは無理で、日が落ちて暗くなり、雪岳ケーブルカー乗車とケッペ乗船はできませんでした。なので、前回できなかった雪岳ケーブルカー乗車とケッペ乗船しに束草に来ました。
ケッペ乗船場までバスに乗って行きました。ケッペ乗船料は片道大人50WONです。ケッペは手動で器具を使ってワイヤーロープを引かないといけません。ケッペに乗船するやいなや、若い男性が器具を取りロープを引き始めました。年配のアジュンマも、小さい子供も船頭さんと一緒にロープを引き、数10ｍ先の対岸に到着。
ソンスンホン、ソンヘギョ主演の韓国ドラマ秋の童話にもケッペが出てきました。ケッペを下りた辺り一帯はアバイ村でオジンオスンデが有名です。

ケッペ（束草）束草市街地とアバイ村を行き来する小さな渡し舟

アバイ村を軽く散策しただけで、再びケッペに乗り対岸へ渡ります。船頭さん以外に乗船客は歳いったハルモニと私だけ。もしや、私もロープを引かないといけない？初めはロープを引かずにいたら、船頭さんから「テンギセヨ」と言われてしまったので引く。乗船客は引かないといけないようです。

雪岳山に向かう前に食事します。キンパッ天国に入りました。キンパッ天国でよく食べるのはトッマンドゥクッ。トッマンドゥクッは美味しいから大好き。トッマンドゥクッ注文率が高いので、今日は別のものを食べようと、チョルパンセウポックンパッを食べました。

バス停で雪岳山行きのバスを待っていましたが、乗車する番号のバスの表示がなくまだしばらく来ないようなので、バス停の少し先にあるペッタバンへ。キャラメルソースがかかったアイスクリームを食べてバスを待ちました。

雪岳山行きバスに乗車し、終点で下車。雪岳山国立公園入場料を払います。「ケーブルカー・・・・」と言われましたが、聞き取れませんでした。えっ？何？天気もいいし、風も吹いていないから、運航休止ではないはず。今年の1月にケーブルカーに乗れなかったので、今日はケーブルカーに乗りに来たのです。ケーブルカー運行中、動いていました。よかった～。
ケーブルカーは5分間隔で運行中。現在10：34で、10：35～11：00までのケーブルカー乗車券は売り切れで、11：05の分から販売可能と表示されていましたが、1人だからか、11：05のじゃなくて10：45発の乗車券でした。やったね。
ゴンドラは定員50人で乗車時間は約5分。窓際はキープできませんでした。高く上がるにつれ、蔚山岩も見えてきました。

上の乗り場に到着。階段を上がり先へ進むと5分も歩かずに広々した開けた場所に出ます。とてもスリリングな場所で、ロープも手すりもないその先は崖っぷち。
再びケーブルカーに乗って下に下り、新興寺へ。

雪岳山/ソラクサン江原道にある山。紅葉で有名な景勝地。登山でもよく訪れる。

一柱門をくぐるとすぐに座仏像があります。新興寺は韓国33観音聖地の第26番。現在、御朱印集めで韓国33観音聖地巡礼2巡目中。今年の1月に新興寺を再訪した際、韓国33観音聖地朱印帳に御朱印を押してもらいました。

雪岳山の観光を終え、次に向かうのは襄陽の五色薬水。途中で1度バスを乗り換え、襄陽バスターミナルに。五色行きのバスは1時間後までないので、タクシーで行くことに。タクシーで約30分かかり、2万WONを越えてしまう。こんなに高くなるとは思わなかったのでこんなことならバスターミナルの近くの食堂で食事をして1時間待ち、バスで来たらよかった。

襄陽江原道の東部に位置する松茸の産地

渓谷の河原に薬水が湧き出ている場所があり、みなさん水筒やタンクを持ってきて水を汲んでいます。水を汲んでいるアジュンマから、薬水を飲んでみる？と紙コップを差し出されました。飲んでみると、とても鉄くさい。鉄の錆びた味がしてこれは無理、飲めない。体にはとてもいいそうです。

渓谷沿いには五色鋳銭コル自然観察路という散策路があるので、先を進んでみます。三層石塔がある五色石寺という小さなお寺に到着。自然観察路の入口に、五色鋳銭コルまで片道3.2km、片道所要50分と書いていましたが、お寺から先は進まず、来た道を戻りました。ここは初めて来ましたが、う～～～～ん、タクシーに乗ってまでわざわざ来なくても良かったかな。

バスで襄陽バスターミナルに戻って来ました。束草(ケッペ、雪岳山、新興寺)～襄陽(五色薬水)と観光し、今日の予定していた観光地の訪問はすべて終了。東海まで移動します。襄陽バスターミナルから東海行きのバスはありません。江陵に行き、江陵から東海行きバスに乗り換えです。
バス乗車前にバスターミナル近くの食堂で食事します。バスターミナルすぐ近くに食堂が2軒ありました。どっちにしようかな？おっ、コドゥンオジョリムがある。コドゥンオ(鯖)大好き、食べよう。コドゥンオジョリムを食べるつもり満々だったのに、2人前～注文可能と書いています。1人では注文できません。ガッカリ。とはいえ、ユッケジャンかトゥッペギプルコギかプデチゲかプルコギチョンゴルか、食べたいものがいっぱい。大好きなユッケジャンにしました。ユッケジャンにハズレはなし。美味しかった。

食事を終え、バスで襄陽から江陵へ移動。約1時間後、江陵に到着し、東海行きバス乗車券を購入。移動の前に何か甘いものでもと思い、カフェを探したけれど、バスターミナル周辺に甘いものが食べられる洒落たカフェはなく、何も食べずに東海へ向かいました。

東海共用バスターミナルの近くにカフェ発見がありました。ストロベリーシェークに生クリームとチーズケーキがのっているのが美味しそうで注文したのに、イチゴがなくて作れないって。しかたないので、2～3種類しかないケーキの中から1つ選んでケーキを食べました。

1kmほど歩き、東海高速・市外バスターミナルの先にある、24時間営業のチムジルバン、金剛山健康ランドに来ました。ここのチムジルバンとても広く、高温サウナがたくさんあり、Wifiはつながるし、スマホ充電スペースもあり、韓食堂もあり、なかなかいいです。
スナックコーナーでカップラーメンを買って食べようかと思ったけれど、食堂のラーメンと値段に大きな差がなかったので、食堂でラーメンを食べることに。私のラーメンを作った後に厨房の電気を消していたので、食堂の営業時間は23：30までかな？

＜3日目：2018/4/30月＞

今日から三和寺で1泊2日のテンプルステイ。午後にお寺に行くので、午前中は泉谷天然洞窟(鍾乳洞)を観光します。9：30頃チムジルバンを出て、近くのバス停からバスに乗り、泉谷天然洞窟に向かいました。
泉谷天然洞窟泉谷天然洞窟は全国で唯一市街地の中心部にある鍾乳洞で、入口の前は高校、周辺はアパートが立ち並ぶ住宅街です。生成時期は約4～5億年前だそうです。約4年半ぶりの訪問。ヘルメットをかぶって中に入ります。洞窟内は暗くて狭く、人1人が通れる幅の通路を通って行きます。腰をかがめて歩かないと通れない天井が低い場所もあります。安全のためヘルメットはかぶるべき。荷物は洞窟入口のコインロッカー(無料)に預けました。
何億年もかけて今の形になった鍾乳石を見ると、自然の力ってすごいとただただ感動するばかり。とても見応えがあります。2度目でも感動しました。

鍾乳洞の観光を終え、24時間営業のキンパッナラへ。メニューが豊富で食べたいものがたくさんある中で、チェユットッパッを注文。
「日本人ですか？辛いです。」と日本語で言われました。「メウンゴッスルチョアヘヨ、ケンチャンスムニダ」確かに辛めでしたが、辛い物は平気なので完食、美味しかったです。
午後からは三和寺でテンプルステイ。バスで武陵渓谷へ向かいます。