韓国にあるスキー場一覧!

韓国にあるスキー場。シーズンには道路が渋滞するほどたくさんの人で大にぎわい!

こんにちは、ソウルナビです。こちらはお日様の光を受けて銀色に光る、ソウル近郊のスキー場。今日はここからお届けしています。今回のナビ、まぶしい白銀のロマンティックな季節、スキーシーズンを迎えるということで、韓国のスキー場をくまなく調査してみようと思います。では、さっそくレッツ・ゴー!ナビ、頂上へやってきました、準備完了!!3、2、1・・・ウワーーーーッ!!多分、スキーを一度でもしたことのある方は、なかなか抜けられないスキーの醍醐味を良くご存知だと思います。雪原をすべりぬける姿を想像しただけでもうずうずしてくるスキー。そのスキーをソウルからは竜平リゾートをはじめフェニックス、ウェリヒリパーク、芝山リゾートなど韓国国内有数のスキー場で楽しむことができます。また大部分のスキー場が丘のようなモーグルコースやスノーボードコースを拡大したり、スノーボーダーに全コースを開放したりして、以前より幅広いスキーを楽しめるように工夫します。それでは、韓国各地のスキー場をご紹介しましょう。

ソウル近郊編

ソウルから日帰りでも利用できる、お手軽なスキー場。シーズンには道路が渋滞するほどたくさんの人で大にぎわい!

●芝山(チサン)フォレストリゾートスキー場

江南(カンナム)から1時間ほどの距離にあり、近くてすぐ行ける「都市近郊タイプ」のスキー場。若いスキーヤーには一日コースが人気、社会人には平日でも楽しめる夜間スキーの名所として挙げられるほど。10面のスロープは北側に面しており雪が溶けないため、スキーを満喫するには最適の造り。初心者のためのコースや恋人同士ですべるカップルコース、中級者のための専用スロープなど、種類もいろいろあり、特にパンダコースとペンギンコースは幅100mのスロープで、スキー初心者たちの脚光を集めています。長さ490m、平均傾斜度7度なので安全にスキーが出来るのもウレシイところ。

陽智(ヤンジ)パインスキーバレー

総面積11万坪規模。なだらかな傾斜から急傾斜にいたる合計7面のスロープ(各5度~35度)と最新式のリフト6機が備わったスキー場。初心者、中、上級者用のコースにはそれぞれ照明が設置され、昼間、夜間とも安全にすべれるようになっています。長さ350m、幅50mのイエロー(初心者コース)は構造物を利用したスロープとして、傾斜7度を保っておりはじめてスキーをする入門レベルのスキーヤーにはピッタリのコース。基本講習を2時間ほど受ければ老若男女誰でも無理なく楽しむことができます。またブルー2(中級コース)のスロープは長さ850m、幅80m、傾斜度18度で、中級レベルのスキーヤーにとって理想的なコース。さらにアベックスロープ(中・上級者)スロープは長さ800m、幅50m、傾斜度18~20度で欝蒼とした森を突き抜けて滑るロマンティックなコース。そしてチャレンジ(最上級コース)スロープは長さ1500m、幅50m、傾斜度15~32度で、頂上、峠、ふもとの傾斜がそれぞれちがっていて、スリルが味わえるコース。また頂上からは陽智パインリゾート全景が一目で見渡せます。

●ベアースタウン

ソウル近郊の大型リゾートタウンとして国際スキー連盟(FIS)が認証した88チャレンジャーラインを含めた合計11面のスキースロープと1時間に15,200人のスキーヤーを乗せるリフト8機が設置されている「都市近郊タイプ」のスキー場。スロープは選手専用の最上級者コース1面と上級者コース2面、中上級者コース1面、中級者コース1面、初級者コース3面からなり、スキーヤーのレベルにあわせて分けられていてます。初心者のために広くつくられたリトルベアー(傾斜度8度、長さ600×幅65)コースは、スキーをはじめてする初心者でも安心してすべれるコース。でも油断は出来ません。また、初心者スキー講習スロープであるパンダ2もあります。メインスロープには国際公認をうけたスロープであるチャレンジャー、チャンピオン、パノラマなど計6面のスロープがあり、超高速リフト「express」を含めた4機のリフトが常時稼動中。ニュースロープでは、選手専用スロープであるビックポーラをはじめとし、5面のスロープがあり、4機のリフトが動いています。

昆池岩(コンジアム)リゾート/KONJIAM RESORT/곤지암리조트 

ソウルからと近いロケーションが人気で日帰りで遊びにいけるスキー場。スキー場には多様なレベルのスロープがあり、スロープは11、超高速リフトが5つあり、首都圏レベルでは最大級の規模を誇っています。また、スキー場だけではなくスパ施設、室内プール、サウナなども充実した総合エンターテイメント場としても知られ、家族で遊びにいけるウィンターレジャー施設。江南(カンナム)エリアからは数十分でアクセスが可能。

江原道編

ゆったりとした施設、豊富な宿泊施設が自慢で小旅行には最適。娯楽施設を併設したスキー場もあり、一日中、家族連れでも十分楽しめます!

エリシアン江村(カンチョン)(旧LG江村(カンチョン)リゾートスキー場)

2008年から名前がエリシアン江村(カンチョン)に。清涼里(チョンニャンニ)駅から40分ほどのところにある、韓国初の鉄道で行けるスキー場。さらに江村駅からエリシアン江村まではシャトルバスが運行中!また将来は韓国初!リゾート入口に駅が新設され、さらにアクセス◎(二重丸)のスキー場となります。スロープは初心者コース2面、中級コース6面、上級コース2面の全10面。工夫を凝らした飽きないコースとなっていて、ほとんどが初・中級者にぴったりのコース。初心者コースを除いて8つの面は全て頂上から出発し、スロープの長さは1km以上です。

竜平(ヨンピョン)リゾートスキー場

発旺山(パルウァンサン・海抜1,458m)のふもとに位置。年平均250cmの積雪量。11月中旬から4月初旬までスキーが楽しむことができます。アジアでは2番目の国際スキー連合(FIS)から国際レベルのスキー場として認定を受け、2回にわたるワールドカップ大会と、1999年冬季アジア競技大会の成功を陰で支えた主人公。こちらは27のさまざまなスロープがあり、特にレインボーラインは約6kmの長いコースと周りの景色がいいのが自慢。初心者コースとしては、イエロー、ピンクライン、中級者はニューレッドラインとグリーンラインぐらいがぴったり。中でも、レインボーレッド、シルバー、ゴールドコースは、いままでワールドカップスキー大会や冬季アジア大会などで世界的に公認を受けたコースでもあります。みなさんもトライしてみては?

ウェリヒリパーク(旧星宇(ソンウ)リゾートスキー場)

雉岳山(チアクサン・896m)の頂上からみおろす壮快なスロープにしたがって、かっこよく滑降する元祖スキーヤーたちの冬は、若さがみなぎっています。ここは韓国で初めてスノーボード専用コースが開放された「韓国スノーボードのメッカ」。12月中旬にはスノーボード専用の障害物を設置した「ハーフパイプパーク」もオープンし、スノーボーダーたちからも好評。韓国国内で初めて開設されたウェイブコース、モーグルコースも、スノーボーダーの人気の的。凹凸斜面のでこぼことしたモーグルコースは、異色スキーの高難易度ワザも楽しめ、ウェイブコースは30のコブからできたコースからなり、まるでサーフィンをするような快感を味わえます。モーグルとウェイブコース、どちらもスノーボーダーへも完全開放されています。大部分のスロープは夜間スキーヤーにも開放され、休日や日曜日は早朝スキーもOK。朝のスキーにいかが?

フェニックスパークスキー場

渓谷スタイルのスロープと豊富な積雪量を誇るスキー場。スノーボーダーのために全12のスロープを開放し、ハープパイプからジャンプ台までが用意されています。でこぼこの雪の坂にスピードを楽しめるモーグル専用コースと泰岐山(テギサン・海抜1050m)の頂上から麓まで400mの段差を下りていくスキースロープがまたちがった感じを味わわせてくれます。最近流行のキャビンスキーやスノーボードなど、最新スキー用品をレンタルも可能。子供のための大型雪ソリ場や子供スキー教室もあり、家族がいっしょに楽しめるように配慮されたスキー場です。

大明(テミョン)ビバルディパークスキーワールド

梅峯山(メボンサン・海抜650m)の頂上からスロープが壮快に広がっているのを見ると、心はもうスキーをしている自分にうっとり(なんて、^^;)。こちらは大規模な宿泊施設も完備されている総合レジャータウン。13面のスロープと10機のリフトを運営し、1時間に2万人までリフト収容できるようになっています。このスキー場は長さ550m、幅150m、平均傾斜度9度のなだらかな初心者スロープでスノーボードやスキーを安全に楽しめるので、「初心者の天国」とも呼ばれています。頂上の休憩所からの景色を見ながら、ちょっと一休みしてくださいね。

ハイワンリゾート/HIGH ONE RESORT/하이원리조트 

ソウルから約3時間30分。標高1,367mの白雲山から標高差680mまでの高地に作られたスキー場。面積約28万坪の広いスキー場内に3つの頂きを持ち、各頂きからいくつも枝分かれしながら広がるスローブは18。レベルは初級、中級、中上級、上級、最上級があり、世界スキー連盟(FIS)公認の大会コースも。頂上から滑り降りるコースには初級者用もあり、ゆるやかで直線が多く、4.2kmの長距離が特徴。移動手段はリフト計4つ、ゴンドラが4つあり、リフトの搭乗には搭乗券自動認識システムを導入。プラスチックのリフト搭乗券をポケットに入れたまま搭乗口を通過すれば搭乗券が自動認識される。

オーツーリゾート/O2 RESORT/오투리조트 

ソウルから約3時間。白頭山脈の一つ、咸白山の標高1,420mの嶺に作られたスキー場。ゲレンデは雲海に囲まれやすい地形にあり、頂から滑り降りるコースでは雲海をきって降りていく感覚を味わうことができる。漢江と洛東江の源水地となる山脈で作られる雪は良質。国際スキー連盟(FIS)が公認したスロープ5つを含む12のスロープがあり、レベルは初心者用、初歩者用、初上級者用、中級者用、上級者用あり。山頂から滑り降りるコースには初上級者用(3.2km)や中級者用(2.7km)も。移動手段としてリフトが5つ、ゴンドラが1つあり、そり遊び場もあります。

オークバレー/OAK VALLEY/오크밸리 

ソウルから約2時間30分。山1つをスキー場にしたようなゲレンデに初級2つ、中級5つ、上級2つの計9つのスロープがあり、山の頂上から枝分かれにいくつも降りてくる感じにスロープが構成されています。中でも、初級者用スロープは傾斜がおだやかで幅が広く、スキーやボードを初めて滑る人の練習向き。リフトは上級者用、中級者用、初級者用の高さまで上がれるものが各1ずつの3つが配備。また記念日には各種イベントが用意されることが多く、クリスマスイブやクリスマス、新年を迎えるカウントダウン及び元旦には、特別コンサートや花火などのイベントが行われるとか。
●アルペンシアリゾート / ALPENSIA RESORT(平昌)

東ソウルターミナルから約2時間30分から3時間。仁川国際空港や金浦空港からもリムジンバスが出ているスキー場。2018年、平昌冬季オリンピック開催地として建設されたスキー場で、海抜700mの大関嶺の自然の中に作られ、ゲレンデの雪の整備には微細フィルターシステムを導入。スロープは初級、初中級、上級、最上級など、クラス別に6つを保有し、そのうち1つはボード専用スロープ。またソリ遊び用のスロープもあります。

茂朱/水安堡編

施設的に恵まれ、人も少なくて、余裕をもってスキーを楽しめるスキー場。温泉やジャンプ台を併設!

茂朱(ムジュ)リゾートスキー場

合計30面のさまざまなコースがあり、スキーヤーのレベルに合わせて幅広くコースを選べるスキー場。特に6,1km の韓国国内最長のスロープである「シルクロード」はスキーヤー人気スポットの一つ。1997年には冬季ユニバーシアード大会を成功に導いた国際的規模の施設を誇っています。また最近20~30代を中心に急速に広がっているスノーボーダーのニーズにあわせ、スノーボード用のコースも拡充、ハイパイプ(長さ 80m、幅18m、高さ4m)や、モーグルコース(長さ100m、幅30m)を新たにオープン、スノーボード利用者に上級者コースを除いたすべてのスロープとリフトを開放。また、乗るスキーともいわれるスノースクーターやポール(杖)を使わずに滑るカービンスキーなども見ることができ、韓国スキー文化の移り変わりが肌で感じることができます。また国際スキー連盟(FIS)の公認スロープを確保、ジャンプ競技やノルディックなど国際競技を行うのに十分な施設もあります。

釜山近郊編

エデンベリースキー場

釜山から車で1時間ほどでいける場所にスキー場があります。規模は小さいながら、釜山から1時間弱でいけるというアクセスの良さが人気の秘密。初級者、中級コースが充実していて、寒すぎない場所でのスキーが楽しめます!ボード、スキー、ウエアとすべてレンタルも可能なので、日本から着の身着のまま来てみては?

その他情報

*2013年の情報を更新しました。ソウルスキーリゾートスキー場/Seoul Ski Resortとアルプスリゾートスキー場は閉場しました。<2013.12.13>
*昆池岩の情報を更新しました。<2014.1.24>
*エデンベリースキー場の情報を追加しました。<2014.1.29>
*リンクなど記事の内容を一部更新しました。<2014.12.3>
*アルペンシアリゾートの情報を追加しました。<2015.3.17>
*水安堡(スアンボ)・イーグルバレーリゾート(旧サジョリゾート)の閉店により、情報を更新しました。<2020.11.29>

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2016-12-24

ページTOPへ▲

関連記事

韓国でスキー場に行ってみよう!

韓国でスキー場に行ってみよう!

韓国のスキー場ってどんな感じ?スキーやスノーボードだけじゃなくスパやプールなどのリゾート系も充実!

その他の記事を見る