春川のおすすめスポット~観光編!

ソウルから電車で約2時間!そこは自然がいっぱいの街!!

こんにちは!ソウルナビです。春川、といえばもうすっかり「冬ソナブーム」が火付け役となって日本人にもなじみの深い街になりましたね!街のあちこちにある「冬のソナタ」の撮影ロケ地にはすでにツアーや個人旅行で訪ねられた方もいらっしゃるかも。春川は日本人にとっては当然今や「冬ソナ」というイメージなんですが、韓国の地元の人々にとってはソウルという大都会から短時間で行くことのできる自然に恵まれた美しい街で、まさに現代人の憩いのスポットっというイメージ!今日はそんな春川&周辺地域の魅力あるオススメ旅スポットをご紹介してみようかと思います。「冬ソナ」撮影ロケ地を訪ねる旅コースのひとつにこれからご紹介する地元人に愛される自然スポットもぜひ追加してみてはいかがでしょうか?!それではさっそくご紹介しましょう~~!

スポットその1、「昭陽湖(ソヤンホ)・昭陽ダム」

~素晴らしい大自然と湖を遊覧船に乗って満喫しよう~!
国鉄春川駅からバスで25分ほどのところにある「昭陽湖」。東洋最大の砂礫ダムとして有名な「昭陽ダム」のかたわらに造られた「昭陽湖」は東洋では1番、世界でも4番目に大きな人口湖といわれ、春川市が誇るスポットの1つです!!
美しい山々に囲まれた湖の周辺の景観は、都会で疲れた体をリフレッシュさせる素晴らしい眺め。そんな眺めを思う存分楽しむのにピッタリな連絡遊覧船も運航されています。湖とは思えないほど広大な静かな湖の上を渡りながらロマンチックな時間を過ごせますよ。この連絡遊覧船に乗ると、九声の滝や清平寺へ向かうこともできます。
バスを降りたところから連絡遊覧船乗り場までの道には休憩所や簡単なおやつやお酒を飲めるお店が建ち並んでいます。
<遊覧連絡船の料金>
・湖を一周して清平寺に向かうコース(往路40分・復路10分) 往復8000ウォン
・清平寺へ一直線で向かうコース(片道10分)          往復4000ウォン
※6歳から小学生までは子供料金で半額
※乗船前、チケットの裏面に名前と住所・電話番号、もしくはパスポート番号を記載してください。緊急の場合必要です。

<アクセス>
国鉄清涼里駅からムグンファ号で春川行きに乗り、終点の春川駅で下車。所要時間約2時間。春川駅前から昭陽ダム行きの12−1番に乗車。所要時間は約25~35分。電車が到着する時間にだいたいあわせ、1時間に1本程度運行されています。一方、昭陽湖からは春川駅、南春川駅、春川市外バスターミナルなど各方面行きのバスがそれぞれ運行されています。こちらも30~60分の間隔で運行されています。
※バスの乗り継ぎがうまくいかないと、かなり時間を所要してしまうことがあるので注意してください。

<リンク>

スポットその2、「清平寺(チョンピョンサ)」

~美しい渓谷と滝を背に歴史の1ページを垣間見よう~!
清平寺は高麗時代の寺。高麗王朝の光宗24年(973年)に永賢禅師によって創建され、現在江原道記念物第55号に指定されている由緒深い寺院です。文宗 22年(1068年)に李義が再建してからは普賢院として、李資玄(高麗時代の学者)が修理してからは文殊院と呼ばれ、現在の"清平寺"という名で呼ばれるようになったのは朝鮮時代の英祖5年(1550年)、当時の文殊院が補修されてからだとか。ここには韓国の書道史に輝く「坦然和尚の真楽公李資玄碑文」と「李灸の清平寺文殊院蔵経碑」という二つの名品が保管されています。
清平寺までは昭陽湖から乗り込んだ連絡遊覧船を降り、25分ほど山道を歩いて行くとようやくたどり着きます。清平寺に着くまでの間には澄んだ水が流れる渓谷や、亀岩とよばれる大きな岩があり、そこを抜けると九つの音をだすという九声の滝にも出会います。高さ7mほどの小さな滝ですがその景観はとっても美しくて、ついつい足をとどめてしまいます。
亀石 亀石

亀石

九声の滝 九声の滝
九声の滝 九声の滝

九声の滝

途中、春川名物のマッククスや江原道名物のカムジャジョン(ジャガイモのお好み焼き)、マッコリなどを楽しめる食堂や売店が建ち並び、きれいな景色の中で休憩することもできます。夏には渓谷周辺ではゴザやパラソルをもちこみ避暑を楽しむ姿も。ぜひぜひ、昭陽湖とあわせて半日は時間を費やしてほしいスポットです!
<入館料>
清平寺の手前まで1000ウォン、九曲の滝や清平寺まではさらに1000ウォン。合計2000ウォン。

<アクセス>
昭陽湖から連絡遊覧船に乗って約10分。下船後にさらに山道を約25分歩く。

スポットその3、「春川明洞(チュンチョンミョンドン)タッカルビ通り」

~春川名物タッカルビ!本場の味を思う存分味わおう~!
タッカルビは「春川にやって来てタッカルビを食べなかったという人はいない!」っというくらい春川ではポピュラーな名物料理!このタッカルビ通りがある春川明洞は春川で最もにぎやかな繁華街。この春川明洞のメインストリートから一筋入った裏道にひしめきあうタッカルビ店街が"タッカルビ通り"っと呼ばれているストリート!旅にやってきたときには是非ここに立ち寄って、ピリ辛タッカルビにチャレンジしてみてくださいね。ちなみにメインストリートは、あの「冬のソナタ」の撮影地のひとつで、チュンサンとユジンのポスターがあちらこちらに貼られています。ぜひ記念写真も一緒に!!
<アクセス>
春川駅から出発する全てのバスが春川明洞へ向かいます。「明洞(ミョンドン)」で下車すると「タッカルビ通り」を示す看板があり、それにそって行けばOK!タクシーだと2000~2500ウォンくらい。

<リンク>

スポットその4 南怡島(ナミソム)

~四季折々の美しい風景にうっとり。北漢江に浮かぶ島、南怡島~!
南怡島は漢江の上流、北漢江に浮かぶ半月型の島。島の大半が芝生に覆われた自然に満ちあふれてます。島の周囲は6kmほどで、歩くと2時間ほどのコース。13万坪ある敷地内には、クリの木や白樺、イチョウやもみじがの木などが生い茂り、四季折々の顔を見せています。
夏の風景 夏の風景 夏の風景

夏の風景

冬の風景 冬の風景 冬の風景

冬の風景

島内には動物園や植物園、遊覧船から宿泊施設までを兼ね備えた総合レジャーランドでもあり、日帰りはもちろん、1泊、2泊と泊りがけの旅行地としても人気。そしてここは何といってもあの人気ドラマ「冬のソナタ」の撮影地としても有名で、地元の人だけでなく海外からも脚光を浴び、韓国の代表的観光地になりつつあります!
<アクセス>
国鉄清涼里駅より春川行きムグンファ号に乗り、カピョン(加平)駅下車。所要時間約1時間15~20分。カピョン駅からタクシーに乗り、約10分で南怡島船着場に到着。南怡島船着場から船に乗り(5000ウォン/1人)、約5分で南怡島に到着。

<リンク>

スポットその5 中島(チュンド)

~歴史と自然の調和する衣岩湖に浮かぶ島~!
衣岩湖(ウィアムホ)に浮かぶ中島は市街地から1、5kmほどのところにあり、都会の中のオアシス的な存在として、春川市民のみならずソウルや京畿道などの市民も手軽に訪れる人気のレジャースポット!ここでは自転車やバトミントン、サッカーやバレーボールなどのスポーツが楽しめるだけでなく、青銅器時代の支石墓や青銅器時代末期から鉄器時代にかけての竪穴式住居などの遺跡もあり、スポーツと同時に歴史も感じることができる珍しいスポットです。またテント場やペンション、コンドミニアムなどの宿泊施設も整っていて、家族旅行や学生の合宿(MT)の場所としても有名。カップルのデートコースとしても人気で、湖畔を眺めながらのロマンチックなお散歩や、島の入口にある馬車にのってのひと時など、都会ではなかなか体験できない時間を過ごすことができます!ちなみにこちらも例の人気ドラマ「冬のソナタ」や映画「ワニとチュナ」、ドラマ「父と息子」などの撮影ロケ地として有名で、島のあちらこちらにドラマや映画の看板が立てられ、記念撮影をすることができます。
<乗船料・入場料>
入場料
大人1300ウォン/青少年800ウォン/子供400ウォン

乗船料
大人2600ウォン/青少年2500ウォン/子供1800ウォン

合計
大人3900ウォン/青少年3300ウォン/子供2200ウォン

<アクセス>
国鉄春川駅前からタクシーに乗り、中島船着場(チュンドソンチャッチャン)」まで向かいます。料金は2500~3000ウォン。乗船時間約5分。

スポットその6、「江村(カンチョン)・九曲の滝(クゴッポッポ)

~サイクリングを楽しみながら九曲の滝へ向かおう~!
国鉄春川駅からソウル方面へ向かう列車に乗り、20分行くと着くのがカンチョン(江村)。駅は険しい絶壁の途中に建てられていて、北漢江沿いを走る列車がまたステキな景観を見せています。ここ江村は学生の合宿(MT)のメッカとしても有名で、いつも大学生や若者でにぎわっているところ!この江村駅から3km離れたところにあるのが"九曲の滝"と呼ばれる30mの滝。水流が岩に沿って九度曲がりくねって落ちることから九曲の滝と呼ばれているそうで、そのさわやな水流は夏の暑さも吹き飛ばしてくれるかも!滝へと向かう登山口まで駅周辺で貸出している自転車をレンタルし、サイクリングを楽しみながら大自然にひたってみるといいかも。駅周辺にはマッククスやタッカルビなどの飲食店をはじめ、民宿などの宿泊施設もたくさんあります。
<アクセス>
国鉄清涼里駅より春川行きムグンファ号に乗り、カンチョン(江村)駅下車。所要時間約1時間30分。駅を出てすぐのところにサイクリングショップなどがあり、サイクリングコースに沿っていけば九曲の滝の看板あり。

<リンク>
いかがですか?春川にはソウルでは感じられない自然と美しい湖があい、北漢江が織りなす景色を堪能することができます。「冬のソナタ」の撮影地と、こういった自然いっぱいのスポットを組み合わせて日帰り旅行、時には1泊や2泊くらいのんびりし、江村などにも足を伸ばしてみてはいかがでしょう?ナビも2ヶ月に1度はこのあたりにやってきて日頃の疲れを癒しています!四季折々の美しさを楽しめる春川へ、是非皆さんもお出かけください!それでは春川よりソウルナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2004-08-23

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