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江原道の原州・太白へ!美術館と炭鉱跡を求めたこだわりの旅!

安藤忠雄の美術館に鉱山跡!江原道を訪ねるこだわりの旅に行ってきました!

こんにちは!ソウルナビのるみです。気がつけば2015年も半分を過ぎ、時のはやさを痛感。そんな6月の終わり、海と山、自然がいっぱいの江原道(カンウォンド)へ1泊2日で行ってきました。今回の旅のテーマはずばり、「山」!山の中にあるレジャー施設を楽しもうと、原州(ウォンジュ)や太白(テベク)、旌善(チョンソン)など江原道の山間部をまわってきました。ナビが行ったところはどちらも辺鄙なところにあるため、車で山あいの道路を長時間走ることが多かったけれど、初夏の鮮やかな緑の中を走って気分爽快、そして標高1,100mのリゾート地でまったりしてきました!それではさっそくレポートしましょう。

■南春川から出発


まずは国鉄龍山(ヨンサン)駅からITX青春に乗り、春川へ。終点の春川(チュンチョン)駅の一つ手前の駅、南春川(ナムチュンチョン)駅で降りてレンタカーを借り、原州(ウォンジュ)にある美術館「ミュージアムSAN」へ向かいます。ちなみにソウルにあるレンタカー営業所のオープンは朝9時で、スケジュール的に遅いため。南春川を車で9時30分に出発、「ミュージアムSAN」までは約1時間30分のドライブ。
南春川駅到着

南春川駅到着

南春川駅から歩いて15分ほどのレンタカー営業所へ

南春川駅から歩いて15分ほどのレンタカー営業所へ

ドライブ~

ドライブ~

■美術館に行く前に早めの腹ごしらえ


まわりは山、山、山、そしてゴルフ場。めざす「ミュージアムSAN」は原州のスキーリゾート「オークバレー」の一部で、リゾート地内のゴルフ場に隣接。着くと11時ちょっと過ぎていたので、早めの昼食。ゴルフ場横の通りにある韓牛(ハヌ)専門店で食べることに。韓牛の名産地として知られている横城(フェンソン)の韓牛を使用とのこと。
張りぼての牛さんが駐車場に

張りぼての牛さんが駐車場に

お店の中の様子

お店の中の様子

カルビタンとサンチェユッケビビンバなどを注文。まずカルビタンは驚き!お肉が甘いというか、ミルキーな味でジューシー!スープもかすかに甘く、あっという間に間食。サンチェユッケビビンバには江原道でポピュラーな桑の葉のナムルが入っていました。
サンチェユッケビビンバッ

サンチェユッケビビンバッ

カルビタン

カルビタン

ヨルムクグス(大根の葉の水キムチのスープ麺)

ヨルムクグス(大根の葉の水キムチのスープ麺)

■原州のリゾート地にある自然と見事に調和した美術館


腹ごしらえを終え、いよいよ「ミュージアムSAN」へ。どこが入口なの?と一瞬迷います。とってもシンプルな単層コンクリートの建物「ウェルカムセンター」があり、中に入るとホテルのフロントのような案内デスクがありました。そこでチケットをもらい、見学。ウェルカムセンターを出ると、フラワーガーデンと呼ばれる空間が。セキチクの季節はきれいなピンクの絨毯を敷いたようになるとのこと。芝生には産業廃棄物で作られたという赤いオブジェがありました。
ウェルカムセンター入口

ウェルカムセンター入口

フラワーガーデン

フラワーガーデン

韓国には有名な建築家、安藤忠雄が設計した建物が4つあるそうで、その中の一つがこちら。美術館本館の外壁と内壁は京畿道の坡州(パジュ)から運んできた石で、日本の城壁を彷彿させます。建物はウォーターガーデンと呼ばれる空間にまるで水の上に浮かぶように建っています。
韓紙(ハンジ、韓国の伝統紙)に関する展示、韓国の近現代のアーティストの作品、海外アーティストの作品を展示する部屋があるなど、盛りだくさん。
近現代の絵画

近現代の絵画

韓紙に関する展示

韓紙に関する展示

韓紙を貼って椿の油を塗った箱

韓紙を貼って椿の油を塗った箱

手をかざすとハングルが表れるメディアアート

手をかざすとハングルが表れるメディアアート

さまざまな体験のできる工房

さまざまな体験のできる工房

カフェもおしゃれ

カフェもおしゃれ

大人や子ども、家族向けにさまざまな教育プログラムも用意されています。オリジナルコップ作りや世界的に有名なデザイナーのイスをテーマにしたスタディ、美術館ツアー、シルクスクリーンによるエコバック作り体験などがあり、中には事前予約が必要でないものも。るみもエコバッグ作りを作家さんの作業室でさせてもらうことに。
シルクスクリーンプリント体験

シルクスクリーンプリント体験

専用のインクをのばしていきます

専用のインクをのばしていきます

古い印刷機を使う体験もしました

古い印刷機を使う体験もしました

安藤忠雄氏が美術館オーナーに宛てたスケッチを版画にしたもの

安藤忠雄氏が美術館オーナーに宛てたスケッチを版画にしたもの

■原州から太白へ

美術館に2時間ほど滞在した後、次の目的地、太白(テベク)へ。約2時間半のドライブです。今宵の宿泊はスキー・ゴルフリゾート「O2 RESORT(オーツーリゾート)」のコンドミニアム。標高約1,100mの大自然に囲まれた休養地です。コンドミニアムは部屋に簡単な料理もできるキッチンとダイニングテーブルもあるということで、食料を調達して行くことに。

太白は太白山脈のふもと、標高約700~900mに位置する高原都市。まずはお買い物。山道の上り下りを繰り返していると霧に包まれた(?!)Eマートが見えてきました。山に囲まれた大型マート!近くには韓国で一番標高の高いところにある杻田(チュジョン)駅があるとのこと。じゃあマートは標高何mのところにあるのかな?マートはこぢんまりとした広さで、夏休みも近いためかレジャー用品が目につくところにたくさんディスプレイされていました。こちらで大きなピザとお刺身、そしてお酒のおつまみを購入し、コンドミニアムへ向かいます。

「O2 RESORT」は標高1572mの咸白山(ハンベッサン)のふもと、国鉄太白線太白駅からは車で約8分くらいのところにあります。やがて霧が立ち込め、するすると温度が下がっていきました。気温は10度近く下がり、薄手のカーディガンでもはおらないと震えてしまう気温になり、やっぱり高原地帯だな~と実感。霧に包まれたコンドミニアムでチェックインを済ませて部屋へ。さっそくピザやお刺身を出し、乾杯。外においしいものを食べに行く過ごし方もよいけれど、中でまったりと過ごすのもいいもの。
ダイニングキッチン

ダイニングキッチン

部屋は二つありました、こちらは寝室

部屋は二つありました、こちらは寝室

マートで買ってきたピザ

マートで買ってきたピザ

おさしみはヒラメとサーモンです

おさしみはヒラメとサーモンです

「O2 RESORT」は雲海に囲まれやすい地形にあるらしく、宿泊した日は霧に包まれて何も見えませんでした。でも翌朝、雲海がゆるゆると風で流れて霧が晴れ、ゆっくりと雄大な山の姿が見えてきました。とっても神秘的できれい!あ~ゴルフ場が見えてきた~となんだか嬉しくなるほど。
雲海が

雲海が

どんどん消えていって…

どんどん消えていって…

ゴルフ場が出現~

ゴルフ場が出現~

■炭鉱の町をして栄えた鉄岩へ

朝ごはんをコンドミニアムで済ませ、8時半にチェックアウト。向かったのは同じく太白市内、車を20分ほど走らせ、鉄岩(チョラム)という町にやってきました。こちらは韓国の石炭産業の中心的な役割をした炭鉱の町で、60~70年代に大変栄えたそう。

80年代から衰退をたどり、今はすっかり寂れてしまいましたが、炭鉱の過去を見つめ後世に歴史を伝えていこうとできたのが「鉄岩炭鉱歴史村」。嶺東(ヨンドン)線鉄岩駅の向かい側に今にも崩れそうな(?!)商店がずらりと並んでいるのですが、その年季の入ったお店がそのままギャラリーになっているというユニークな作り。炭鉱に住んでいた人たちの生活の様子、炭鉱の歴史などが紹介されていました。炭鉱内での事故は頻繁に起きていたらしく、犠牲者の名簿が印象的。2000年代になっても命を落とされている方もいて、炭鉱の仕事の厳しさが見えた気がしました。
こちら中に入ると

こちら中に入ると

ギャラリーになっていて当時の生活の様子を再現したコーナーや

ギャラリーになっていて当時の生活の様子を再現したコーナーや

パネル展示がありました

パネル展示がありました

後ろから見たギャラリーの姿

後ろから見たギャラリーの姿



次の目的地も炭鉱跡!「O2 RESORT」に戻る感じで今度は旌善(チョンソン)へ。前日に寄ったEマートを過ぎ、なかなか来る機会はないのだからと韓国で一番高い駅、杻田(チュジョン)駅に行って見ることに。くねくねした狭い車道を登りきると、ありましたありました、杻田(チュジョン)駅!標高855mのところにある太白線の駅です。現在は観光列車「O-train」がフォトタイムで一時停車する以外は、旅客業務は行っていないとのこと。駅舎にはKORAIL(韓国鉄道公社)の制服が置いてあり、駅員になりきりOKでした!
韓国で一番高いところにある駅とあります

韓国で一番高いところにある駅とあります

855mのところにありますよ、という石碑

855mのところにありますよ、という石碑

写真を撮っていたら列車が通り過ぎましたがカメラに入らなかった!残念

写真を撮っていたら列車が通り過ぎましたがカメラに入らなかった!残念


ちょうどお昼時間。炭鉱跡に行く前に腹ごしらえ。山道沿いに食堂があまり見当たらず、ナビが見つけたのはマス料理専門店「旌善ソンオフェチッ」。ソンオとはマスのこと。マスの刺身をピリ辛の冷やしスープで食べるソンオムルフェや刺身をのせた刺身丼ソンオフェトッパブをいただきます。サービスでマスのメウンタン(辛い味付けの鍋)も!
ソンオフェトッパブ登場

ソンオフェトッパブ登場

メウンタンもサービスで出てきました(2人以上で1人1品注文した場合)

メウンタンもサービスで出てきました(2人以上で1人1品注文した場合)

きれいなオレンジ

きれいなオレンジ


山道をゆっくりと進むと、「三炭アートマイン」の看板が見えてきました。きれいな緑色の山からにょっきりと錆び付いた鉄の建造物が。これは廃工場(?!)や産業遺産好きにはたまらない光景かも。そして山を登りきると巨大な謎の施設が。こちら「三炭アートマイン」は1962年から2001年まで稼動していた炭鉱施設「三陟炭座(サムチョクタンジャ)」の建物をリノベーションし、美術館やレストランとして再活用しているところ。館長が世界150カ国をまわって集めた10万点以上の骨董品を所蔵し、その一部をテーマごとに展示しています。
ワイヤーが何本もあり吊り橋の主塔にも似たものは立抗櫓(たてこうやぐら)というエレベーター。ここから地下の坑道に下りていってたくさんの人が作業していたそう。巨大な機械や施設にタジタジ、立抗櫓内の見学通路をドキドキしながら進みます。真っ黒でホコリっぽくてハンカチで口を押さえないと大変。作業の辛さはを思いながら見学しました。
「三炭アートマイン」のメイン建物である事務棟は 「三炭アートセンター(本館)」呼ばれ、4階に案内デスク(チケット売り場)とカフェが、2階と3階に館長のコレクションをテーマごとに展示したギャラリーが、1階にミュージアムショップと工作などの体験スペースがあります。4階から階段を下り、フロアを見学、でもどうにもこうにも暗い・・・何に使っていたかわからない大きな機械があちこちにあり、そこに中世ヨーロッパの甲冑があれば、アフリカの原始的なお面や裸像彫刻がどーんとあり、中国の兵馬俑が並べられていると思ったら、いきなり現代作家の抽象アートが置いてあったりと、ちょっとしたカオス状態。楽しいけれど、ちょっと不気味?なかなかない雰囲気で強力おすすめです。
坑夫たちが実際使っていたものの展示

坑夫たちが実際使っていたものの展示

なんだかちょっと怖い…

なんだかちょっと怖い…

ヘルメットや作業服は着ることもできます

ヘルメットや作業服は着ることもできます

薄暗いフロアに並べられた兵馬俑たち

薄暗いフロアに並べられた兵馬俑たち

館長コレクションの倉庫も見ることができます

館長コレクションの倉庫も見ることができます

ガラス越しからの見学

ガラス越しからの見学

中世の甲冑は今にも動き出しそう

中世の甲冑は今にも動き出しそう

坑夫のシャワー室だったフロアにはビーナス像が

坑夫のシャワー室だったフロアにはビーナス像が

■レンタカーを返して南春川駅前で夕食

南春川に午後5時に車を返す予定だったので、チョンソンを午後3時に出発。午後5時ちょっとすぎにレンタカー営業所に到着し、無事車を返えします。早めの夜ご飯は南春川駅近くの「テゲマックグス」で。自家製のチェンバンマックグス(混ぜ蕎麦)やピンデトック(緑豆のチヂミ)、そしてお疲れのビールを注文。チェンバンマックグスは野菜がたっぷり入った混ぜそばで、お店の人がカラシ、砂糖、酢などを加えてよく混ぜてくれます。辛さは控えめでおいしかった~さらに一服してから19時台のITX青春に乗り、ソウルに帰りました。
チェンバンマックグス

チェンバンマックグス

お店の人が混ぜてくれます

お店の人が混ぜてくれます

こちらはピンでトッ(緑豆のチヂミ)

こちらはピンでトッ(緑豆のチヂミ)

今回まわったところ!

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江原道こだわり旅、いかがでしたか?美術館でアートに触れ、山の景色に癒されながら、韓国で一番高いところにある駅を見て、石炭産業で栄えた太白や旌善の歴史にちょっぴり触れる、旅のコンセプトがよくわからないような気もしますが、興味をもたれたら是非行ってみてください!これからもがっつりとちょっぴりマニアックな旅をご紹介できたらと思います。以上、ソウルナビのるみがお伝えしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-07-15

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