おにぎりとソウル新人の2人旅!

海外旅行初体験!木曽っこ男児のソウルデビュー5日間!

みなさん!こんにちは。久しぶりにソウルナビにお邪魔するおにぎりです。それにしても月日の流れは早いもので、おにぎりがソウルに旅立ち9ヶ月の時を過ごしたのももう2年も前…。帰国後1年間はソウルから遠のいていたものの、昨年(2003年)末から年始の訪韓に続き、2004年2度目のソウルを楽しみにやってきました。今回お供してくれるのは、長野・木曽出身のカツ君です。カツ君はなんと海外旅行初体験!そんな記念すべき場所をソウルにするとはお目が高いっ!おにぎりもはりきって案内をしたいと思います。いい思い出をたくさんつくるぞ~っ!
初めての成田空港にドキドキ…
海外旅行=成田空港が初めてのカツ君。今回の旅行に備えてパスポートも新調です。行きの電車の中でも海外旅行に関する簡単なレクチャー(パスポートは命の次に大事なものetc…)を交え、気分も最高潮に達した頃、早めに空港に到着です。ラウンジでビールを飲みこれからの5日間の旅への士気を高めます。(カツ)いやぁ~いよいよ出発だよ。ドキドキするけどチョンマル楽しみだよ!

実はカツ君もおにぎりをちょっと見習って?韓国語を少し勉強し始めているところ。ソウル旅行が決定してから2ヶ月少し。時間さえあれば韓国語の本をみたり、東京の新大久保の韓国料理店で予行練習をしたり、ちょっとした単語や挨拶はどうやって言うのかおにぎりにたずねていました。おにぎりも初心に戻って1からやり直すつもりでカツ君と勉強していましたよ。出国審査ももちろんお初の経験です!しかし飛行機の出発が1時間遅れたのがちょっと痛い…。 
ソウルの大地を踏みしめて
夜10時。おにぎりにとってもこんなに遅い時間に到着したのは初めてです。格安の航空券だから時間を選べないのは仕方なかったけど、それにしてもフライトが遅れたのが残念。まずはナビクーポンを使って朝興銀行で両替、そして予約しておいた携帯電話を受領し、ようやく市内へ向けてバスに乗り込みます。
(カツ)ソウルは道の幅が本当に広いなぁ~。それと日本とは道路標識の色が逆なんだね。一般道が緑で、高速道路が青なんだね。ジャンクションの場所もわかりづらいし、それと割り込みも多く譲り合いがあまりないんだなぁ…。
でも漢江にかかる8つの橋のイルミネーションは都会を感じさせるね。

1時間近くをかけて今回宿泊する「明洞アイテル」にチェックイン。

さあ!ソウルでの第一食です。
慌しく荷物を置いたら、まずは乾杯といきましょう。前回、おにぎりが年末年始に利用したホテル近くのスルチッ(民俗酒場)「チョガチッ(草家店)」にて牡蠣ポッサムとレモン焼酎で初ソウルの夜に乾杯です。
(カツ)念願のポッサムキムチだ!レモン焼酎も甘めだけどけっこうぐいぐいいけるね!ちょっと豚のにおいがきついけど、牡蠣とキムチと一緒に食べるとおいしいね!
食後、ちょっとコンビニをのぞき、かねてからおにぎりの話を聞いて興味津々だった韓国の伝統酒であるマッコリを買いホテルへ。明日から本格的にソウル散策が始まります。
ソウル旅行2日目~戦争記念館とパレード、梨大・新村散策~
ソウル到着翌朝も見事な快晴。今回の旅行中、天気予報によると雨の心配はゼロ。季節柄、中国大陸からの黄砂が少々心配なところです。まずは人通りの少ない朝のうちに名所であるソウルタワーをバックに1枚。
そして、今日の朝ご飯は「明洞参鶏湯」でサムゲタン。おにぎりもこのお店に来るのは初めてですが、朝早くから営業しているのと、ナビのクーポンに惹かれてやってきました。ホテルからも歩いて10分程度だし、朝の散歩にはちょうどいい具合ですね。笑顔のステキなアジョシとアジュンマが迎えてくれ、まずはサービスの人参酒で乾杯!カットゥギなどをつまんでいるうちに主役のサムゲタンが登場です。スープを一口すすり、塩やキムチのたれで調味しアツアツを一口…
(カツ)さすが韓国の滋養料理の代表だけあって、高麗人参やなつめ、栗などがたくさん入っているね!これなら力がつきそうだよ…。でもちょっと高麗人参の味と香りは苦手かも…。ヨギヨ~。カットゥギ ト~ ジュセヨ~。
初めての韓国旅行、しかも2日目でこれだけ言葉ができるとは頼もしいですね!お店のアジュンマも、その後また「おかわりはどうか」と聞いてくれるほどカツ君はカットゥギを気に入ったようです。お腹いっぱいになった後は近くの名所、南大門市場を散策。
そして初めての地下鉄に乗車です!今回の旅行ではソウル市内を走る地下鉄のうち何路線に乗ることができるでしょうか…。初めてのカツ君、それでも切符の買い方は1回でばっちりでした。
今回の旅行のメイン?戦争記念館へゴー。
今回の旅行の計画を立てる際、カツ君がぜひ足を運びたい、と希望していたのが仕事柄?とても興味を持っている「戦争記念館」。おにぎり自身はここに行ったこともなく、また正直短い旅行の間で…とも思ったのですが、せっかくの機会なので行ってみましょう。事前に調べておいたところ、韓国の陸海空それぞれの軍人さんによる「国軍儀仗隊パレード」。期間限定の週に1度、金曜日にたった30分行われるパレードなのですが、韓国の方も時間を調整してわざわざ足を運ぶという見ごたえのあるイベントなんだそうです。器楽を愛するおにぎりも、パレードという言葉には弱いので、計画時からとても楽しみにしていました。戦争記念館のある地下鉄4号線サンガクチ(三角地)駅にはかパレード開始の14時よりもかなり早めに到着してしまったので、だいぶゆっくりと館内を見学できそうです。駅に到着してすぐに目に入るのが韓国の国防省。カツ君の仕事柄、お隣の国の防衛事情にかなりの興味を示していました。戦争記念館の前にズラリと立っているのがハングッナムジャの軍人さんたち。
(カツ)おにぎりの話どおり、やはり韓国の男性はたくましいしかなりの体格だね!これも大陸の性質なのかな?ちょっと日本人男児として小ささを再認識してしまうよ…。
パレードが始まるまでの約2時間、中では戦車や大砲などの展示あり、歴史を学べる施設あり。写真撮影も可能でした。ただ一部工事中(2004年3月末まで)のところがあったのが残念です。
パレードが始まる前に少し腹ごしらえ。敷地内の売店で冷凍のマンドゥを買い、電子レンジで温めてもらいました。これがかなりの量で2000ウォンとは驚き。
感激のパレードと写真撮影
さあ、お腹もいっぱいになったところでいよいよ楽しみしていたパレードの開始です。開始は14時からなのですが、13時半くらいより軍人さんなどにより結成されたバンド演奏があります。
ここで少し最新のK-POPを味わい、伝統剣法の演技や女性軍によるカラーガード隊によるサービスも満喫。引き続きメインである陸海空3軍による一糸乱れぬドリル演技。写真では遠くてなかなか感動が伝わらないと思うのですが、とにかくカツ君もおにぎりもただただ口をあんぐり…。
手にもっているのは実際に使われている銃。カツ君によると重さは4~5kgはあるそうです。それを自由自在に、まるで身体の一部のように操るのですから感激の一言です。観客のほとんどは実際に現在、訓練を受けている軍人さんの団体や、保育園の遠足なのか園児の皆さんが大多数でした。カツ君も旅行2日目にして普通の観光旅行では味わえない思いができたようです。また終了後には写真撮影のサービスもあり、またまた韓国の方の体格のよさを身をもって実感した次第でした…。おにぎりも初めての経験ばかりで、いい思い出ができましたよ!
かつての生活基地・梨大と新村へ。
戦争記念館を後にし、お次はおにぎりがソウル在住時に生活の拠点としていた梨大(イデ)と新村(シンチョン)へ。
地下鉄の駅構内で、おいしそうなあま~いにおいを嗅ぎ付け、デリーマンジュウをぱくりっ。おおソウルっ子していますね☆

(カツ)梨大は日本でいうとお茶の水女子大学に相当するらしいけど、街並みは原宿の竹下通りっぽいね!平日の昼間なのにこんなに人が多いのはやはりすごいね。

おにぎりにとってなつかしい街並みを冷やかした後は、ちょっと早めの夕食です。おにぎりが知っている中で一番おいしいと思えるプデチゲのお店へご案内。こちらは24時間休まずお腹を満たしてくれるありが~い場所。流行廃りの激しいソウルの街で、相変わらずお店が残っていたことにまずはホッと一息。(でもお気に入りだった斜め前のケーキ屋さん「カフェリセ」が無くなっていたのはショック!)カツ君も初めてのプデチゲに舌鼓を打ちます。
(カツ)うん、辛味の中にも、ソーセージなどから出るうまみが出ておいしい。韓国の軍人さんはこういうのをよく食べているとはいうけど、食事というよりはおやつみたいな感覚なのかな?
ペロッと2人前とビールを平らげたあとは食後のコーヒーを。こちらもおにぎりがよく行っていたサイフォン式のコーヒーが味わえる新村の老舗「ミネルバ」です。
今回、予定では「ヨンデコプテギ」で豚の皮と鶏の足を試食するはずでしたが、お腹の調子と相談して次回へのお楽しみにしました。
ソウル旅行3日目~仁寺洞散策、そしてナンタをみるぞ!~
早くもソウル旅行も3日目。ちょっと遅めの朝ご飯で、おにぎりがオススメする本場の北朝鮮の味が味わえる冷麺の店、乙支路3街(ウルチロサンガ)にある「乙支麺屋」へ。
実は年末年始の旅行時にも足を運んでおきたかったのですが、時間の都合で行けず、帰国後から数えて苦節1年半の待望の味。こちらはスープの味よりもむしろ麺そのものの味が楽しみな本格的な冷麺の店なんです。いや~今回の旅行で希望がかなってよかったぁ~久しぶりのこの冷麺の味。日本では味わえないですねぇ~…♪
古きよき時代の香り漂う仁寺洞へ。
再び地下鉄に乗車し、仁寺洞(インサドン)へ。おにぎりも久しぶりです。まずは観光の案内図を見て道を進んでいきます。今回の仁寺洞でのお買い物のテーマは、4月から新しく借りるアパートで使えそうな韓国の伝統的な陶器やランプの類。お気に入りが見つかるといいね。
少し歩いた後、家具やレイアウトの参考になりそうな、小鳥がさえずる伝統茶のお店「イェッチャッチッ」へ。カツ君はシナモン茶を、おにぎりはカリン茶をチョイスしてしばしのんびりとしたひと時を。
(カツ)お茶といっても、ジュースみたいな感じだね。ちょっと日本人には濃いかな?でも身体の疲れをとってくれそうだね。
なつかしの味!スントゥブチゲ~
休憩をした後は、いよいよ本日のお昼ご飯であるスントゥブチゲがおいしい「プッチグチャングチグ」へ。こちらもおにぎりがソウル在住時によ~くお昼ご飯を食べに行ったお気に入りの店。カツ君とおにぎりが住む街にも韓国の方が経営するお店があるのですが、ここで食べたスントゥブチゲがあまりにも本場の味とかけ離れていたため、今回の旅行で、「本物のスントゥブチゲとはこうだ!」とカツ君にわかってもらいたくて一緒に行ってみました。外見も席も当時のまま…だけど日本語メニューが出来ていて、仁寺洞はさすがに外国人観光スポットであると再確認させられました。そして、待望の「ヘムルスントゥブ」を注文したのですが…なんと値段が1万ウォンになっているのです!!すかさず店の方を呼び、「2年前は5000ウォンだったけど?」と言ったところ、「ランチタイムは1万ウォンのしかありません」とわけのわからないことを言われましたが、とりあえず注文。その間に韓国人用のメニューをみましたが、そこにはやはり5000ウォンの文字が。また店員さんを呼んで確認したけど、やはりさっきと同じことを言われました。う~んどうもふに落ちない…。そしてテーブルに運ばれてきたものは、まさに2年前と同じ器、同じ量、同じ味。たしかに求めていたそのもので安心したけど、どうにもやはり価格の面では納得できませんでした。
このお店のスントゥブチゲ、海鮮物からのうまみとコクがじっくり出ていてとってもおいしいのですが、おにぎりにとって足りないのがやはり卵のまろやかさ。というわけで今回は近くのセブンイレブンで生卵(1個250ウォン)を買い、入れてみました。やはり卵が入ったほうがおいしい!
お昼から盛大にオイソジュ(きゅうり焼酎)も頼んでみましたが、カツ君にはきゅうりと焼酎という組み合わせがちょっと合わなかったようです…。
ブロードウェイや日本でも大人気のナンタを観覧
今回の旅行の第2のメインであるナンタの観覧へ。おにぎりも2度目のソウル観光時に観覧をしましたがなんせ3年前の話。おにぎりにとっても楽しみのひとつでした。有名なチョンノタワーを前にチョンガク(鐘閣)駅から1駅、地下鉄1号線でシチョン(市庁)駅へ。
そこから秋の紅葉時には観光スポットとしても名高い徳寿宮(トクスグン)通りを通って、のんびりと会場へ。
途中、ソウルの鯛焼き「プンオパン」を味わいました。

(カツ)日本の鯛焼きよりも甘さ控えめでいくつでもいけるね!
躍動感あふれるナンタのビートとリズムは、言葉がわからなくても内容がわかるありがたいエンタテイメント。会場には日本人を初め、多くの諸外国の方が楽しんでいましたよ。
日本にはない味!タッカンマリの夕食。
その後、3日目の夕食はかつておにぎりが毎日通っていた東大門市場(トンデムンシジャン)へ。やはりソウルは夜の街。昼よりも何倍何十倍にも膨れ上がったエネルギーが夜の東大門にはあふれ返っています。おにぎりも初めてソウルの地を踏みしめた時から東大門の大ファンで、絶対にはずせないオススメスポットのひとつなんです。そんな人ごみを迷わないように歩きながら、本日の夕食の会場である「チンハルメウォンジョタッポングァン」へ。途中、元高架があった付近の工事をしており、ちょっと道に迷ったものの、無事店の前へ。いやあ~さすが地元の大人気店。少し早めの夕食かと思っていたのにすでに行列が….。少し待ってやっと店内へ。この時点からよだれジュルッ!
(カツ)韓国の市場らしいすごい躍動感があふれている店だね!なかなか初めての韓国旅行では足を踏み入れられないんじゃないかな?それと、地元の人はみんなうまい具合にはさみを使っているけど、僕らは普段から慣れていないから、鶏を切るときには思わず立ってしまうね!地元の人と日本人を見分けるのには、立っているか座っているかなんじゃないかな?でも鶏の味がよく出ていて本当においしいね!日本にはない味だよね。なかなか鶏1羽をまるまる食べる機会はないけど、ビールと焼酎のおかげもあってどんどんお腹に入っていくね!このお店は本当にオススメだね!
鶏肉大好きのおにぎりにとっても、このお店のこの味は何度食べても感激!ソウルはやっぱり熱い!このあと少し人ごみにもまれながらファッションビル街を散策し、はやめにホテルへ。
もうソウル最終日…伝統料理と汗蒸幕で疲れを癒そう
あっというまにソウルの旅行も最終日…本当に楽しい時ってあっという間に過ぎてしまいますよね。今日はなんといっても私たちの100日記念という記念すべき日!韓国の人たちは赤ちゃんが生まれて100日…など、たいていの100日をお祝いする習慣があるとのことで、おにぎり達もお祝いムード満開!盛大にお祝いをしたいと思い、ナビでも評判のいい韓定食の店、大学路にある「トブロハムッケ」へ。

おにぎりも韓定食を食べるのはほとんど初めて。昔、慶州へ行った時に食べたのですが、その時は一人2万ウォン以上支払ったので、どうにもとっつきにくいイメージがあったのです。しかしこのお店はなんと9000ウォンというとってもリーズナブル。かなり期待して店内へ。石焼韓定食とドンドン酒を注文し、しばしあたたかいオンドル部屋でまったり…。そして運ばれてきました!テーブルの上を覆わんばかりの数々の色とりどりの料理。親切に食べ方も教えてもらえるし、お代わりも自由なのがうれしい!おにぎりはイカのキムチとぜんまいのナムルが大好物なのですが、2回もお代わりしちゃいました!
(カツ)料理の置き方には何か決まりがあるのかな?緑色の野菜のナムルも3種類もあるけど、それぞれの風味がうまく出されていて本当に身体に良さそうだね。それにしても生ワカメをこんなに一気に口にしたのは生まれて初めてだよ!!ただ韓国の人が大好きと言っているヌルンジ(おこげ)はちょっと苦手かな…。でもいい経験ができたよ!
アジア最大のショッピングモールでイチゴピンス!
お腹も満たしたカツ君とおにぎり、今度の目的地である汗蒸幕へ向かう前に地下鉄2号線サムソン(三成)駅直結のアジア最大のショッピングモール「COEX」へ。鶏肉大好きのおにぎりがおやつに選んでいたのは「パパイス」のケイジャンチキンだったのですが、なにせお昼ご飯の韓定食でお腹もかなりいっぱいだったため、とりあえずチキンも次回の課題へ…。飲食ノルマ最後のひとつ、「アイスベリ」のイチゴピンスを試食。夏はこのお店も入り切れないくらい大繁盛だけど、さすがに今の時期は座る場所もすぐに確保できたのが幸い。おにぎりも在住時には食後よく食べていたピンスをなつかしく味わいました。
(カツ)隣のファミリー、量がすごい!!あんな量を食べてお腹痛くならないのかな?日本のカキ氷とはえらい違いだけど、僕は韓国式のほうが好きだね 
この間、テレビで「太極旗を翻して」の舞台挨拶?の模様が放送されていましたが、そこで主演のチャンドンゴンと
ウォンビンが立っていたメガボックス入口で1枚記念撮影。

その後、「冬のソナタ」や「猟奇的な彼女」などカツ君との思い出がつまったサウンドトラックや、大好きなシナ(神話)のCDを選ぼうと中のCD屋さんに足を運んだのですが、希望する品がなくて残念。帰国時に空港ででも買えるかな…?それにしても今年1月に日本語が大々的に解禁になった影響か、日本のアーティストのCDが数多く揃っていました。そういえば大晦日にTUBEのカウントダウンライブをみてからもう3ヶ月近くもたつのか…。
おにぎりのお気に入り!蚕室スヤン汗蒸幕!
日本にいる頃からよくソウル=汗蒸幕という話をしているおにぎり。今回のソウル旅行では絶対にはずせないスポットが汗蒸幕でした。中でも、滞在時には週に1度は通っていたお気に入りの場所、それが「蚕室スヤン汗蒸幕」。ここは地元の雰囲気も味わえて、そしていざとなると日本語も通じるこころ強い場所。日本人専用の汗蒸幕は自由に何度もお風呂や汗蒸幕が楽しめないけど、かといって韓国人オンリーのディープな場所だとちょっと不安を感じてしまうので、いつも市内から少し離れているけどここに足を運んでしまうのです。ピンク色がかわいらしい地下鉄8号線モンチョントソン(夢村土城)駅を出ると後ろにそびえ立っているのが88年ソウルオリンピックを記念する「平和の門」。今でも休みの日には若者が集まってスケボーなどをしているのかな?
さあ汗蒸幕の中へ…と思ったら、なんと価格が上がっている??年末に来た時にはたしか入場料が7000ウォン程度だったはずが、今回は1万ウォンと言われ、すかさず「案内はいらないしシャツなどの替えもいらないから地元の人と同じにしてください」といい、6000ウォンにしてもらえました。いや~ホッと安心。
カツ君も初めての韓国の方との「裸のつきあい」。入口でおにぎりと別れ、男女別々になるのですが、
(カツ)ロッカーで初めてソウルを外国だと実感したよ!右も左もマッチョな人ばかりで、言葉もわからないし…。
とのことでした。まずは男女共用の紫水晶汗蒸幕で一汗流し、お楽しみである食堂でのビールと汗蒸幕たまごで乾杯!
たまごは思わず2皿も食べちゃいました。そうこうしているうちにメインの火汗蒸幕の男性用の時間になったので、むしろを手にいざ初めての本格的な汗蒸幕の中へ。
(カツ)ううっ!熱い!!「あち~」と日本語で言ったら、隣のアジョシも真似して「あち~」と言っていたよ!中はがまん大会のような雰囲気だね!なんかちょっと他の人よりも早く出るのが悔しく感じてしまったよ…それにしても身体中から汗が噴出してきて止まらないよ。

う~ん。新陳代謝をよくしてくれる汗蒸幕、日本にもあるといいのに…。
ラストナイト in ソウル
それにしても泣いても笑ってもソウルで過ごす最後の夜。今晩ばかりは思う存分肉が食べたい!とリクエスト。とはいっても、おにぎりが用意した「飲食ノルマ」も無事食べ終わり、あとはオプション…。ホテルへ一旦帰り、入り口のパソコンでソウルナビなどをチェック。


ナビには載っていないけどホテル前にある有名なお店に入りました。最後の夜らしく、牛のカルビとサムギョッサル…。
サムギョッサルは実はこの旅では2度目。2日目に行った「三金」では生のサンギョッサルをキムチと焼いて食べましたが、このお店では冷凍モノ。冷凍ならではの味もまた格別。ああ~またすぐにでもソウルに来たい!やはり食べ物がおいしいっ!食後、新村のグランドマートにてお菓子やおみやげを選び、最後の夜を満喫しました。うう~帰りたくないっ!
空港でも…
いよいよ迎えてしまった帰国日。飛行機も朝10時台のものだったので、少し余裕を持って到着したく朝7時前にはホテルをチェックアウト。「明洞アイテル」のいい点のひとつはやはりバス乗り場からも近いところ。バス車内でしばし睡眠を取り、あっというまに空港へ…。そしてなんといっても最後の最後まで韓食(ハンシクッ)!出国手続きを早々と済ませ、食堂へ。ここでも景気よく老舗「ピョクチェカルビ」にてカルビタンとソルロンタンを食しまし                    
       た。ああ~キムチが名残惜しいわぁ…。
ところで空港内のCD屋さんは朝9時からの開店とのことで、まだ早く、結局買い物はできませんでした…。
(カツ)それにしても楽しい5日間だったよ!とはいっても前後の各1日は移動だから、正味3日間の滞在だけどね…僕にとって初めての外国だけど、本当にいい経験ができたよ!今度来るときは、板門店やDMZツアー、それとクレー射撃の体験もしたいな!あとはタッカンマリだね。これは本当においしいしあの雰囲気はこれまでイメージしていた韓国らしさを満喫できたよ。あと残念なのはいいと思ったらすぐにその場で買っておくことだよね。次にしようと思ったら見つからないことが多くあったよ。よし!4月からはちゃんとにNHKテレビで本格的に韓国語を勉強するよ!次に来る時にはもっともっと自分の言いたいことを伝えたいし、今は記号にしか見えないハングル文字もちょっとでも読めるようになりたいな!

おにぎりも久しぶりになつかしい味を楽しめ、また新しいソウルの魅力を発見できた旅でした。それにしても住んでいる時は、名残惜しければすぐに次の日にでも願望を叶えることができたのに、やはり旅行者になると「次はいつ来られるんだろう…」と思ってしまうんですよね。食べたいものももっとたくさんあったのですが、とにかく次回のために私もカツ君と一緒に韓国語をもっと一生懸命勉強しようと誓いました。そうそう、4月からは「冬のソナタ」の再放送も始まるし、おにぎりの韓国熱は冷めることはありません!では皆さん、またお会いしましょう!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2004-04-01

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