仁寺洞のおすすめコース!

基本は一本道でわかりやすい!仁寺洞の楽しみ方をまとめてご紹介!

こんにちは!ソリです。今日は特にビギナーさん向けに、仁寺洞(インサドン)を歩くコースをご紹介したいと思います。仁寺洞といえば、有名観光地の中でも1、2を争う人気スポット!ソウル観光には外せないエリアとされているけれど、「あれもこれもと考えていたら滞在時間が短くて充分楽しめなかった」なんて声もよく聞くもの。他にも「あまりに有名なエリアだけど、そもそもここで何ができるのかわからない」という方も多いのでは?というわけで今回はそんなビギナーさんのために、「仁寺洞の楽しみ方」をベースに基本的なコースをご紹介したいと思います。仁寺洞のリピーターさんも一度整理をしてみてくださいね^^
仁寺洞で何が楽しめる!?
ここに来たらやっておきたいことは何か考えてみると…やっぱり代表的なのは「おみやげショッピング」「伝統茶でひと休み」「韓国グルメ」。この3つが基本中の基本!ナビでご紹介しているお店マップを参考に、行きたいところをチェックしてみてください~!
<おみやげショッピング>
仁寺洞は韓国の伝統や芸術を満喫できるお店がたくさんありますが、それを感じられるのはやっぱりおみやげ屋さんが多いことも一つの理由かも。おみやげ屋さんは仁寺洞のメイン通りを中心に、左右にずらりと並んでいます。観光客が多いだけにおみやげの種類も豊富。コテコテ系のおみやげもあれば、ちょっと高級な食器や李朝家具、韓国伝統小物などもあり!「おみやげ買い」とはまた別に、普通のショッピングも楽しめます。
<伝統茶の飲めるカフェ>
仁寺洞といったらやっぱり韓国の伝統茶は外せません!もちろんソウルの他エリアで飲むこともできるけど、伝統茶だけを売っているお店や、伝統的な家具を揃えて店内の雰囲気にこだわったお店などが多いのがこのエリア。ショッピングの合間に伝統茶でひと休みしたいところ!
<韓国グルメ>
このエリアには明洞(ミョンドン)や鍾路(チョンノ)といった繁華街によく見られるチェーン店系のごはん屋さんというよりは、昔からの食堂をリニューアルしたお店や伝統的な韓国料理を食べられるお店が多め。全体的に韓国料理屋の率が高いのも仁寺洞の特徴。価格としてはチープなお店はあまりなく、ちょっと高めのお店多し。でもその分、店内の雰囲気やメニューにこだわったお店がほとんど。
【基本コース(所要時間約2時間半)】
地下鉄3号線アングッ(安国・Anguk・328)駅6番出口を出てからまっすぐ歩くとぶつかる仁寺洞のメイン通りを基本に歩きます(観光案内所を越えた一つ目の角を左に曲がると始まる道)。このメイン通り、南東の方へと端から端まで歩くとだいたい600mという距離!「そんな長くないね~」と思われた方!この通りはいつも人であふれているし、特に平日の午後は車がたくさん入ってきて歩くのもけっこう時間がかかるんです。道の左右をしっかり見学したい人はもちろん、時間はゆったりめにとっておくのが良さそう!
おみやげ屋さんめぐりスタート!(合計約50分)
メイン通りをブラブラと歩くだけで目に入ってくるのが韓国のおみやげグッズ。韓紙でできた飾り物や、陶磁器、味のある韓国小物などから現代的でオシャレなアクセサリー、韓服などといろいろ!おみやげ品は南大門などでも買えるけれど、やっぱり世界各国の観光客が集まる仁寺洞はお店が通りに集中していて買いやすいのが特徴。ポスターカードや各種小物など、典型的なおみやげグッズはいろんなお店で取り扱っているので種類も豊富。
ナビの紹介店は・・・
おなかが空いたのでここでランチを!(約1時間)
ショッピングも一気にしてしまうと疲れちゃうもの。途中でひと休みを入れないとテンション維持ができない~!てなわけで、仁寺洞にあるグルメどころでおなかを満たしちゃいましょう!仁寺洞の食堂は洋食などはあまりなく、伝統的なものを中心に韓国料理が多め。精進料理を食べられる山村のように、特徴のあるものを扱っているところもあるので選ぶ楽しさもあり!メイン通りから一本入ったところには簡単な韓定食を食べられるお店が集まっています(地図参照)。ここらへんのお店って、お店の入る前に値段がわかるところたあまりないんですよねぇ。周辺をブラブラ歩きながら、きれいな門構えにひかれて「宣川(ソンチョン)」に入ってみることに!行ったことのないお店だけど、どんな感じかな!?
案内されたのはお座敷席(他のグループと一緒に使う準個室だったのですが、ソリ一行だけで個室状態でラッキ~)。腰を落ち着けてゆっくりご飯を食べたい人はもちろん、お子さん連れの方にはこういった席がオススメ。お昼の時間だったので、ランチメニューをセレクト。メニューには特になんの説明もなかったから何が出てくるのかちょっと不安だったけど、少しするとごはんと味噌汁に加え、ホバッの炒めもの・鶏肉煮・キムチ・塩辛・小魚・豆腐などが出てきました。
ソリの友達で初めて韓国に来る子は「バーっとお皿が並ぶ料理が食べたい」とリクエストする子が多いのですが、特別な材料とか見た目にこだわらない人は宮廷韓定食じゃなくてもこの手の食事でもよさそう。あ、でもお皿の数はけっこうあるけどメインがなかったな。そっか~「他に何か要りませんか?」って注文のときにわざわざ聞かれたのはこういうことだったんですね。華やかさをプラスしたい方はパジョンなどを追加するとよさそう。ただこういう小皿料理は無料でお替りできちゃうから、追加なしでもおなかいっぱいになりますョ!もちろんソリ達もどんどんお替り~!最後はフルーツとコーヒーでシメ。これで一人11,000ウォンだったので、席の落ち着き具合と量や味などを考えると合格では?夜は内容がレベルアップしたコース料理(49500ウォンなど)があるそう。おトクに食べるにはやっぱりランチですね!
※金額は2012年8月現在

「宣川(ソンチョン)」
住所:ソウル市 鍾路区(チョンノグ) 寛勳洞(クァンフンドン)100-4
電話:02-734-1970 / 02-734-5674
営業時間:12:00~14:30過ぎ頃(ランチ)、17:30~22:00
(※営業時間は来客状況によって変更する場合あり)
休業日:日曜日、旧正月、秋夕の連休
メニュー:韓定食コース49,500ウォン/基本コース11,000ウォン
※基本コースは昼夜注文可。韓定食コースも事前連絡あれば昼でも準備可。
ナビ紹介店のグルメどころはこんなところがありますよ~。
おみやげショッピングを再開!
おなかいっぱいになったら腹ごなしもしなきゃ~ということで、引き続きおみやげチェック!メインストリートには外に販売スペースを出しているお店も多いので、見学しドコロもたくさん。ついつい足をとめては手にとってしまいます。一般のお店だけでなく、屋台形式で小物や食べモノを売っているお店もあるので、知らず知らずのうちに時間が経過!買い物好きの人や、友達へのおみやげをじっくり選ぼうと思っている人はおみやげ選びの時間をちょっと多めに設定した方がいいでしょう。
サムジキルはいつも若い人でいっぱい!デートスポットでもあるのでカップルも多いですネ。小さなイベントみたいなものもあるし、人間観察なんかも楽しめちゃう^^
伝統茶の味を堪能!(40分)
買い物のあとは心と足を休めるために伝統茶屋さんへ!このエリアには五味子茶・ナツメ茶・柚子茶・カリン茶など、韓国ならではのお茶が飲めるカフェもたくさん。店内の雰囲気を伝統的なものにしてあるところもあれば、現代的なカフェスタイルのお店まであるので、好みに合わせてセレクトしてくださいね。伝統茶は普通の飲み物に比べて体にいいことが魅力!疲労回復や血液循環の促進などなど、お茶によって健康効果もそれぞれです。味やお店の雰囲気を楽しみながら体にいいものを摂取!ひと休みを満喫しちゃいましょう♪
ナビでの紹介店
もっと時間がある人は!!
ここまでが仁寺洞めぐりのもっとも基本的なパターン。でも時間に余裕がある人や、仁寺洞をもっと深く楽しみたいリピーターさんはこんなことをしながら過ごしてみるのはいかがですか!?
●ギャラリーめぐり(1時間~)  
おみやげ屋さんや伝統茶の飲めるカフェばかりがクローズアップされる仁寺洞だけど、同時にギャラリーがたくさん存在していることもこのエリアの特徴なんです!しかもその展示のほとんどが無料!ソリのように、普段は美術にまったく関心がない人でも気軽に立ち寄って鑑賞できるのは魅力そのもの。ギャラリーはメイン通り沿いにも(比較的小規模ですが)あるので、歩きながら目に留まったところに入るのもよし。地図のように通りを一本入ったところにもあるので、行き当たりばったりで入ってみるのも良さそう。ビギナーさんはInsa Art Center、耕仁美術館、トンインカゲ、サムジキルなどが見つけやすくていいかもしれませんよ。
関連記事:「仁寺洞でギャラリー巡り」
ソリは「Insa Art Center」へお邪魔してみました。ここの1階は伝統工芸品売り場。お値段は若干高めだけど、名の知れた伝統工芸品作家の品が並べられています。この階以外はギャラリー!階が変わるたびに雰囲気の違うアーティストの展示を楽しめるし、企画展示のおかげで在韓者の人でも毎回新鮮な展示を観ることができます。広々としているから観やすいし、夏は冷房がきいていて涼むのにもピッタリなんですよね~(フフ)。一度にいろんな人の展示を見られるのもポイント。ちなみに5階にある、外に突き出した休憩スペースは日差しが強くない日なら気持ちよく過ごせますョ。真ん前に見えるサムジキルの全体を眺めることもできるし、高いところから仁寺洞を見てみるのも新鮮^^狭いけど、一人でのんびりする人やカップル達が静かに休んでいます。(手すりに寄りかかるのは厳禁!)
専門ギャラリーから100%ギャラリーでないところまで、見学ドコロは他にも!たとえば…
<篆刻ギャラリー>有名作家の篆刻専門ギャラリーで韓国の篆刻を鑑賞!
<トトエオレテンムルゴン>気楽に見学できる、「懐かしいもの」大集合のお店!
<vooks>コーヒーを頼んだら後はアート本の世界に没頭!
雲峴宮(ウニョングン)
ソウルにある古宮の中ではちょっとマイナーな感じの雲峴宮(ウニョングン)。ここは高宗(コジョン:李朝第26代王)に関するゆかりの場所になっています。地下鉄3号線アングッ(安国・Anguk・328)駅から歩いてすぐなので、時間がある人は散歩気分で寄ってみるのもいいかも。見学時間は人によってだいぶ違ってきそう。さっと見学するもヨシ、歴史をおさらいしてからじっくり見学するもヨシ。
タプコル公園
3・1独立運動が始まった場所として知られているこのタプコル公園。こちらはちょっとした広場のようになっていて、入場料などは一切不要。置かれてあるレリーフを見るだけでも見学の甲斐があると思います。ここではおじいちゃん達がたくさん集まって囲碁をしていたり、地元の親子連れがひと休みしていたり。和やかムードの様子を見られますよ。仁寺洞で過ごした後、鍾路(チョンノ)方面に抜ける際に軽く立ち寄ってみては?
楽園商街(ナグォンサンガ)
仁寺洞エリアにありながら、ちょっと違う雰囲気なのがこの商街。ここは楽器専門店が集まったビル!ちょっと古くてディープな建物はその後ろに広がる鍾路3街エリアの雰囲気と似ているかも。
エステ(1時間半~)
明洞などに比べてエステショップの少ない仁寺洞ですが、それでもマッサージのお店などがチラホラ。ナビでご紹介しているお店「なにわ」(※閉店)でも足マッサージや全身マッサージを受けることができます。楽しい旅行でも体には負担がかかっているもの。ショッピング疲れなどから足や体をほぐして時間を過ごすのもまた一つの手!
仁寺洞って「1回行ったことあるからもういいや」という人もいるようだけど、このエリアって行けば行くほど奥が深い魅力的な街。目立たなくて通り過ぎてしまいそうな小さなお店に掘り出し物のようなステキな工芸品があったり、古めかしいお店のとなりにものすごく現代的なオシャレなお店が建っていたり。世界各国から集まってくる観光客の様子を眺めたりするだけでもおもしろいですしね!見方を変えてみるだけでいろんな発見ができるエリアと言えそう。そして仁寺洞は夕方近くになると屋台も出てきます!食事の時間やお茶の時間がない人も、買い食いを楽しみながら回ってみるのもいいのでは?みなさんも次回の旅行に仁寺洞見学を組み入れていろんな楽しみ方をしてみてくださいね。以上、ソリでした。

その他情報

*「宣川」の基本情報を更新しました。<2012.8.27>

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-07-19

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