ソウルから京春線に乗って、春川まで行ってみよう!

ソウルから春川、南怡島まで約1時間!京春線の開通日に乗ってきました!

こんにちは!ソウルナビです。12月21日、ソウルの上鳳駅から、江原道は春川駅の81.3kmを行き来する京春線複線電鉄が開通!1997年から約13年に渡って行われてきた工事がとうとう終了し、本格的に運行スタート。ソウルと春川が最短1時間ちょっとで行き来できるようになりました。今までソウルの清涼里から南春川まで、列車(ムグンファ号)で約1時間50分かかっていたことを考えると、最大約50分短縮されることになります。ナビも今回、開通日にあわせて行ってきたので、その様子をお伝えしましょう!

京春線についてくわしく

ソウルと江原道・春川(チュンチョン)をつなぐ電車、京春線。主な停車駅は南怡島の駅、加平(カピョン)、サイクリングや大学生の合宿でもよく利用される江村(カンチョン)、そして繁華街の南春川(ナムチュンチョン)、春川(チュンチョン)が終点となります。1時間に1~2本走る急行だと63分、各駅だと79分で春川まで行くことができます。
運行本数:
平日137本(一般96本、急行41本)
週末114本(一般80本、急行34本)
運行間隔:出勤・退社時間帯には平均12分、その他の時間帯と週末は平均20分間隔
※ 急行は週末、休日は午前6時から午後10時まで毎時間定時に1回運行、平日は5時10分をスタートに毎時間1~2回運行。
所要時間:急行列車63分/一般列車79分
始発:上鳳駅発・春川駅発5:10
終電:上鳳駅発23:50/春川駅発23:20
料金:上鳳駅~春川駅(2600ウォン)、南春川駅(2500ウォン)、金裕貞駅(2400ウォン)、江村駅(2200ウォン)
急行列車停車駅:
(平日)上鳳、忘憂、退渓院、坪内好坪、磨石、加坪、南春川、春川
(週末) 上鳳、忘憂、退渓院、坪内好坪、磨石、清平、加平、江村、南春川、春川
各駅停車駅:
K120 상봉 上鳳 Sangbong 
※始発駅
K121 망우 忘憂 Mangu
신내(미개통) Sinnae
P123 갈매 葛梅 Galmae
별내(미개통) Bulnae
P125 퇴계원 退渓院 Toegyewon
P126 사릉 思陵 Sareung
P127 금곡 金谷 Geumgok
P128 평내호평 坪内好坪 Pyongnae Hopyeong
P130 마석 磨石 Maseok
P131 대성 대성리 大成里 Daeseong-ri
P132 청평 清平 Cheongpyeong
P133 상천 上泉 Sangcheon
    ↓
P134 가평 加平 Gapyeong
※南怡島へはここで下車。
P135 굴봉산 屈峰山 Gulbongsan
P136 백양리 白楊里 Baegyang-ri
    ↓
P137 강촌 江村 Gangchon
P138 김유정 金裕貞 Gimyujeong
P139 남춘천 南春川 Namchuncheon
    ↓
P140 춘천 春川 Chuncheon
※未開通駅は2012年に開通予定。

さっそく、京春線に乗って春川まで行ってみよう!

12:20 上鳳駅から春川に向けて出発!開通日は大混雑!
まずは始発駅の地下鉄7号線・中央線サンボン(上鳳・Sanbong・720/K120)駅へ向かいます。上鳳駅に着いたら、表示板にしたがって春川行きの京春線に乗り換えます。ktxなどとは違って、予約もいらず、料金もとっても安い京春線。当日はどっからこんなに人が集まってきたの?!と思うほど、京春線のホームは大混雑!ナビも急行で1時間ちょっとだし♪と気楽にいったものの、あまかった~。急行は特に乗る人が多く、結局数本見送ってやっと電車に乗ることができたのでした~。
中央線サンボン(上鳳・Sanbong・K120)に着きました。

中央線サンボン(上鳳・Sanbong・K120)に着きました。

ここから表示にしたがって、京春線に乗り換えです。

ここから表示にしたがって、京春線に乗り換えです。

春川、加平行き。

春川、加平行き。

エスカレーター降りて、

エスカレーター降りて、

京春線のホームへのエスカレーターをのぼり、

京春線のホームへのエスカレーターをのぼり、

京春線サンボン(上鳳・Sanbong・K120)駅のホームです。

京春線サンボン(上鳳・Sanbong・K120)駅のホームです。


12:36 南春川に到着!1時間16分、あっという間!
初日は春川での開通イベントのために、午後4時までは南春川が終点!ということで、ラッシュアワーのような混雑電車に揺られ、目的地を目指します。以前、清涼里から出ていた列車、ムグンファ号だったら車窓からの景色を楽しみながらのんびり、という感じでしたが、今回はトンネルが多く、景色を楽しむ暇もありません。なんせ、急行だと春川まで63分(南春川まで60分)、一般車だと春川まで79分(南春川まで76分)ですからね。時間的にはソウルから水原(スウォン)に行くのと同じぐらいですね。ナビは座れず、ずっと立ってましたが、慣れていないとキツイ(通勤時はいつも地下鉄だけだと10分ほどなんで・・・)。始発駅は上鳳なので、座っていく場合はここから乗っていかれたほうがいいですよ!さあ、そうこうしているうちに南春川に着いちゃいました。いや~ktxと違って?!正確です。予定通り76分!
車窓からの眺め。トンネルも多く、のんびり感はあまりありません・・・。 車窓からの眺め。トンネルも多く、のんびり感はあまりありません・・・。 車窓からの眺め。トンネルも多く、のんびり感はあまりありません・・・。
車窓からの眺め。トンネルも多く、のんびり感はあまりありません・・・。 車窓からの眺め。トンネルも多く、のんびり感はあまりありません・・・。 車窓からの眺め。トンネルも多く、のんびり感はあまりありません・・・。

車窓からの眺め。トンネルも多く、のんびり感はあまりありません・・・。

南春川駅に到着~!

南春川駅に到着~!

着いた時刻は12時36分(もたもたしているうちに1分経過)。

着いた時刻は12時36分(もたもたしているうちに1分経過)。

ソウルから京春線に乗って、春川まで行ってみよう! 加平 ナミソム キョンチュンソン南春川 ソウルから京春線に乗って、春川まで行ってみよう! 加平 ナミソム キョンチュンソン南春川 ソウルから京春線に乗って、春川まで行ってみよう! 加平 ナミソム キョンチュンソン南春川
駅構内にはパン屋さんと、

駅構内にはパン屋さんと、

コンビニあり。

コンビニあり。

駅を出ると、こんな陸橋あり。

駅を出ると、こんな陸橋あり。


12:50 南春川駅から春川行きのバスに乗ろう!
ここから春川の各観光地へのバスが出てきます。ナビの目的は?!春川名物、タッカルビ(鶏カルビ)!よくわからない場合は、「ミョンドンゴリ(明洞通り、春川の繁華街)?」または「タッカルビコルモッ(鶏カルビ通り)?」とバスの運転手さんに聞いて乗るとよいでしょう。ナビは9番に乗って、チュンチョンミョンドンイック(春川明洞入口)まで行くことに。バス停のところに待ち時間が表示されるので、予定が立てやすいですね。ここから春川までタクシーで行っても10分ほどです。ちなみに市内バス12-1(昭陽湖行き)もここから出てますよ~。
観光地への市内バスがここから発着。

観光地への市内バスがここから発着。

駅1階には観光案内所あり。

駅1階には観光案内所あり。


13:10 春川明洞通り、中央市場をぷらぷら~!
バス停を降りて、進行方向に少し進むと、明洞通りの看板を発見。ここから中に入ります。1本目はいろんなお店が並ぶ春川の繁華街、つまり明洞通りです。ソウルの明洞と同じように、コスメ店がたくさん!端っこのほうに行くと、中央市場がありました。そうそう、冬ソナブームからはや6年、この通りのあちこちに冬ソナのロケ地表示が残っていますョ。

13:30 そろそろ腹がへった~。タッカルビを食べるべし!
ということで、タッカルビ通りへ。このタッカルビ通りは明洞通りの十字路(KFCあり)から1ブロック入った細い路地にあります。通りの入口には、鶏のマスコットとともに、日本語でも「ダッカルビ通り」と書いてあるのですぐわかると思いますよ。とりあえず、一通りお店をのぞいてみることに。通りの両側にお店がずらり~。全部で20軒あるようです。中でも1,2位の人気をあらそう行列店がナビでも紹介している明洞1番地と名物タッカルビの2軒。どこにしようか・・・と歩きながら、炭焼きにしようと入ったら・・・1人前はNG!が~ん、が~ん!ということで、泣く泣く?!じゅーじゅーおいしそーに食べている人たちを横目で見ながら、春川名物マックッスを注文!少し待ちましたが、やっとお昼にありつけました~。お腹もぺこぺこだったので、つるつるっと平らげちゃいました~。あ~、うまかったっ。
スープを入れて、

スープを入れて、

つるっと!

つるっと!

隣の方に写真だけ撮らせてもらいました。

隣の方に写真だけ撮らせてもらいました。


14:15 せっかくなので、春川駅もチェック!
中央通りに出て、まっすぐ駅のほうに行きます。腹ごなしに歩いてみると、15分ぐらいですね。でも、VIPが来ているのか、招待状がないと中には入れない、とのこと。写真も規制されていたので、仕方なく遠くのほうからぱちりっとやって、臨時のシャトルに乗ってソウルに戻ることにしました~。

15:30 南春川からソウルへ!
帰りも混雑です・・・。行きよりももっとかも。今日は1日たちっぱなしです。足が・・・・っ。
いかがでしたか?開通日ということで、とても混んでいましたが、春川がとっても身近に感じましたよ。これからはタッカルビが頭に浮かんだら、あるいはちょっと自然が恋しくなったら、京春線で春川へ!南怡島や江村にも気軽に遊びにいけますよネ!以上、ソウルナビでした!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-12-28

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