信と朋、夫婦で行く毎年恒例のソウル旅行~2010年~

もしかしたら今年もう1度行くかも??!!マシンヌンソウル2泊3日!


神戸の西神中央にある自宅を車で出発。いつものことながら、神戸空港のすぐ側にある船着き場から関空ベイシャトル(高速船)に乗って関西国際空港に向かいます。関空ベイシャトルのイイところは、利用すれば旅行中は駐車代が無料になること。往復で1人2700円也。

1日目 2月1日(月)

 11:30発のアシアナ航空で一路ソウル金浦空港へ。
今回の空港での交換レートは100ウォン=8.06円(去年行った時は6.6円)
最近はフリープランの格安ツアーで行くため、唯一の欠点と言えば、免税店に連れて行かれることです(帰りはお土産屋)。但し、いつもロッテ免税店なので、あまり免税品に興味のない私達は、そのままB1のデパ地下へ行って試食三昧、そしてお土産品をチェック。
16時頃ホテルに到着。
今回初めて泊まる“ホテルPJ”。思っていたより部屋も広くてキレイ。また、明洞にも東大門にも徒歩圏内の位置にあって、ホテルの周りは下町のディープ感が漂う、私達にとってとてもGoodな場所でした。

チェクインし30分程休憩した後、忠武路駅から地下鉄に乗って初日の晩ご飯に出発!!
ソウルではいつもTmoneyカードを使って移動をしています。市内ならば900ウォン、いつもながら韓国の交通費の安さには敬服させられます。
晩ご飯は麻浦の焼肉屋さんへ
今晩のメニューは前から1度行ってみたかった麻浦の孔徳にある“マポチョンデポ”というお店。
メニューは4種類で、注文したのはカルメギサル(豚の横隔膜付近)、ソグムグイ(塩焼き)、コッテギ(豚皮)、そしてまずビールを1本。なぜここに来たのかというと、肉を焼きながら鉄板の周りの溝で焼く玉子焼きをぜひ食べてみたかったのです。
アジュマが持ってきた肉を鉄板にのせ、とき玉子を流し込みテーブルを離れる。その後、私たちはてっきりアジュマが戻ってきて焼き続けてくれるのかなと思っていたのですが、いつまで経っても近寄ってくる気配なし。結局、焦げそうになってきたので自分たちで引っくり返すがそれでもアジュマは無動。そこで初めて“最初は手伝ってくれるが、後は自分らで焼くのがこの店のスタイル”と理解する。但し、コッテギを焼きながら引っくり返すとアジュマが飛んできた。実はコッテギの片面の色が変わって(生っぽさがなくなって)から引っくり返せ、ということだった。追加でビール2本と焼酎1本を頼み、締めて4,1000ウォン也。
麻浦から明洞へ
店を出て、孔徳市場内の豚足通りでチョッパルを食べようかと思い行ってみた。しかし、どの店も超満員。とりあえず、チョッパルはあきらめ、地下鉄で明洞に戻る。去年買ったフレームが壊れた眼鏡を持って修理に行き、また頼まれたBBクリーム等を買うためにコスメショップをハシゴしながら明洞を散策する。
22:00頃 明洞から地下鉄に乗って大型スーパーへ
再び地下鉄に乗って祭基洞に行き、京東市場近くにある大型スーパーHome Plus東大門店でお土産物を調達する。食料品があるB1に降りると「買物ケースの押し車が2Fにあるので持って来るように。」とのこと。わざわざ2Fまで取りに行き、何故B1にも置かないのかと腹立たしく思うが、たぶん2Fの電気製品等々の売り場も見て欲しいという店側の戦略だろうと納得する。マッコリ7本、ポンテギ(初挑戦)等の缶詰類、塩、ラーメン、菓子類等をドッサリと買い込み、さすがにホテルまではタクシーを利用して帰る。タクシー代7,000ウォン。
23:30頃 ホテルすぐそばの市場で一杯
ホテルに荷物を置いた私たちは、もう一腹食べたくてホテルすぐ側にある全長200mぐらいの小さな市場、インヒョン市場に行く。店はほとんど閉まっており、食べ物屋がちらほらやっている程度。満員で込み合っている海鮮屋もあったが、その中で5~6人しか入れない小さな店で客が1人も入っていないビニールドアの店に入ってみる。人のよさそうなアジュマだが早口でまくしたてるので、よく分からないままカキのチヂミとイカの炒め物を注文する。ところが出てきたものはイカの炒め物ではなくイカのさしみ、基本挨拶ぐらいしかできない未熟な語学力が招いた出来事でしたが、それはそれでおいしくいただいたのでした。
ビール2本と焼酎1本を飲み、締めて29,000ウォン也。
コンビニで冷えたマッコリとおつまみ、コーヒー等を買ってホテルへ帰る。

1:00頃就寝。 「 アンニョイ チュムセヨ 」

2日目 2月2日(火)


10:00頃 南大門市場のカルグクス通りで少し遅い朝食&ショッピング
一杯4,000ウォンのうどんに赤飯といくつかのバンチャンがついて味も最高!本当に満足 満足!!
南大門市場をしばらく散策していると、またまた今年もおもしろい看板に出くわしたのでした。韓国には微妙に変な日本語が使われた看板がいたるところに‥‥。
そしていつも立ち寄る露天商の海苔屋さんでお土産の海苔を確保。南大門のムジン屋などがある食堂街の入口にあり、表通りの歩道から市場に向かって左右に露 店の海苔屋さんがありますが、その右側の海苔屋さんです。その名も金玉子さんの店。ここが、私たちが毎年通う海苔屋さんで、海苔1パックが18個入って 5,000ウォン。たくさん買えば箱詰めにもしてくれ、おまけもつけてくれます。
12:00頃 忠武路のワンコショップ通りへ
一旦ホテルに戻り荷物を置いて、忠武路駅近くのワンコショップ通りにかわいい小犬を見に行き、その後地下鉄で安国に向かいました。
 13:30頃 仁寺洞でホンオに再チャレンジ
そうです、仁寺洞へ行くためなのですが、今日はホンオガマッコリルルマンナッスルテというちょっと長ったらしい名前の店で、ホンオサマプを食べるつもりだったのです。13:30頃店に到着したけれど、14:00過ぎでないと開店しないと言われ、しばらく仁寺洞を徘徊。ホンオとは、発酵したエイのことで、20年前にソウルで初めて食べたのですが、あまりの異臭にギブアップした思い出があります。しかし、今回は嫁が1度食べてみたいということもあり、再チャレンジとなったわけです。
ホンオサマプのサマプ(三合)とは、発酵エイの刺身にゆでた豚肉を重ね、その上に古漬けのキムチを乗せて食べるというもので、確かに鼻をつくアンモニア臭はあるのですが、やかんに入れて供されるマッコリと妙に合い、これが意外にもいけたのでした。このお店の名前:ホンオガマッコリルルマンナッスルテを直訳すれば「 ホンオがマッコリに出会った時 」という意味になります。それほどホンオとマッコリの相性がイイのでしょう。その他に注文したじゃがいもチヂミもGoodで、バンチャンに出てきた豆腐やカクテギ等もほんとに美味しくいただきました。但し、この何とも言えない臭いがダメ人にとってはとんでもない食べ物でしょう。
締めて54,000ウォン也。   「 チャル モゴッスミダ 」
 東大門で買い物
今度は地下鉄にのって東大門へ。光熙市場を物色中たまたま気に入った羊革のハーフコートがあったので20,000円でゲット。それからドゥータに行ってみるが、去年と売り場の様子が変わっており、何となく買いにくい感じ。結局、近辺のビルも覗いていて回るが、ウィンドショッピングだけで何も買わずじまい。その後、焼き魚通り~タッカンマリ通り~コプチャン通り~広葴市場~と大好きなこの辺りのお店を横目で見ながら、ホテルまで歩いて帰ったのでした。
「 ペゴパヨ~ 」
20:00頃 しばし休憩後、最後の晩餐会場へ
ホテルから歩いてすぐのところにあるマポトルコッチャンへ向かう。着いた時に丁度1テーブルが空いたところですぐに案内される。ここのママさんは、ナビの情報通り日本語が堪能で、忙しい店の中をてきぱきと走り回っている姿に感動させられる。お店が落ち着いてくると私たちのテーブルに来て、いろんなよもやま話で盛り上がる。ママさんは60歳だけど、いつもコッチャン(ホルモン)を食べているのでお肌がつやつやだと自分で申しておられました。但し、ナビに載っている写真はシワが写っているのでイヤダと‥‥‥そうでもないように思うけど‥‥。そして、たまたま隣の席に来ていた若い韓国人カップルも巻き込んで、本当に楽しい時間を過ごすことができました。コッチャン盛り合わせ2人前、チャドルバギ・テッチャン・ハツ薬味焼き各1人前、ビール3本と焼酎2本。ナビクーポンを使い、締めて78,000ウォン也。
あ~、美味しかった あ~、楽しかった  「 カムサンミダ 」
帰りにインヒョン市場で鶏のから揚げを買い、コンビニによって焼酎等々を買って、ホテルで最後の宴。はたして私は何時頃に眠ったのでしょうか?ソファーに座って飲みながら1人死んでいました。 
「 ミヤナンミダ~ 」

3日目 2月3日(水)

 8:00過ぎ 近くのインヒョン市場で気になっていたヘジャングのお店で朝ご飯。
ホテルを出て、インヒョン市場の中を通って出口付近の左手にあるのがチョンシンドンヘジャングというお店。3種類のヘジャングがあり、ソンジヘジャング以外は何が入っているのかわからなかったのですが、ピョッヘジャングというのを頼んでみました。これがまたなかなかGoodで大当たり!!カムジャタンに入っているような豚の背骨の大きな塊が2つ。スープも適度な辛さで濃厚。旅行は初日を除き氷点下の寒さでしたが、本当に体の芯から温めてくれる一品でした。2つ合わせて8,000ウォン也。
9:50 最終日は早くから迎えのバスが来て、お土産屋1軒寄って仁川空港に向かう。
1番前の席に座ったので、車中ガイドさんと嫁との3人でしゃべりっぱなし。いろんな情報が聞けましたが、仁寺洞にあるマサンヘムルアグチムというお店でヘムルチョンゴルを食べたら、びっくりする様なボリュームで味も良くおすすめとのこと。またまた来年の課題ができました。
14:10発 アシアナ航空 関西国際空港行きに搭乗し、名残り惜しくも日本への帰路に着いたのでした。


来年もまたよろしく。
もしかしたら今年もう1度くるかも??!!


「 ウリエマシンヌンソウル カムサンミダ~! アンニョ~ン! 」

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-06-10

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