またいろいろ食べまくりました~!一体どこまで続く?!コンビニおにぎり研究~!
こんにちは、ソウルナビです。ナビが韓国のコンビニおにぎりに注目、紹介しはじめて早くも10年以上の月日が流れました。先日の3月3日は、韓国ではサムギョッサルの日だけではない、三角海苔巻き=おにぎりの日!つまり、3月はおにぎりの月でもあります(こじつけ)。今年(2013年)も恒例の、韓国のコンビニおにぎりを一挙にご紹介する季節がやってきましたヨ!気がつけば、またいろいろなおにぎりにめぐりあいました。それでは前回に続いて出会った韓国のコンビニおにぎりについて、チェックしていきたいと思います。
最近のコンビニ別おにぎりの傾向は・・・
韓国コンビニおにぎりの先駆者、セブン-イレブンはパッケージを大胆に変えたり、新作を続けて出したり、あいからわずのこだわりを見せています。ただ、いまいちヒットおにぎりに恵まれず、気がつけば定番ばかり。GS25は味も安定し、人気商品もしっかり。ただ人気商品に頼りきり、新作がほとんどないのが残念。CU(ファミリーマート)は目立たないながらも新作に挑戦したり、デザインをかわいくしたり、いろいろと努力のあとが。ただまだ、これがCUらしいおにぎり、というものが確立されていないような。また我が道を行くミニストップは思い出したように旧作を再発売したり、すぐやめたり、まったく動きが読めません。
それでは2012年のおにぎり、タイプ別に見てまいりましょう。
<海草系>
日本では定番でも、韓国では初登場?
○タシマジョリム(昆布煮込み)
新しい味に挑戦するセブン-イレブン。意外となかった昆布のおにぎり?
<巨大系>
ミニストップのウリ!時々、ミニストップで思い出したように登場する、爆弾系おにぎり。巨大なだけに、カロリーも400カロリーを超えます。パッケージも独特。
◎ポクタン・チャムチマヨネズ(爆弾・ツナマヨおにぎり)
ツナマヨも爆弾に!
○ポクタン・チェユクキムチ(爆弾・豚肉キムチ)
豚肉の甘辛味、チェユクもキムチと一緒に爆弾に!
<2味分裂系>
GS25の得意分野!2つの味が一緒に味わえるおにぎり。2つの具が左右キレイに分かれています。
○コチュチャムチ&クレミ(唐辛子ツナ&カニカマ)
ツナとカニカマ。近いような近くないような。
○チェユクキムチポックン&ソシジ(豚肉キムチ炒め&ソーセージ)
豚肉とソーセージ。近いような近くないような。
○スペムマヨ&ポックンキムチ(スパムマヨ&炒めキムチ)
スパム+マヨネーズ+キムチ。がっつりと。
<ハム系>
ハムはCU(旧ファミリーマート)系おにぎりの得意分野。このハムへのこだわりはプデチゲに通じるのかも。
○ソンソンヘム・タルコマンマッ(さくさくハム・甘うま味)
ハムでも辛い味がいい!
○トンヘムクイ・チャムチマヨ(まるごとハム焼き・ツナマヨネーズ)
かなり大きなハムが中に!
○トンフチュヘム(まるごとコショウハム)
ハムにはこしょうで味付け!適当に入ったハムがたまりません。
○ヘムグイキムチポックンパッ(ハム焼きキムチチャーハン)
チャーハン系。ハムがででんと。
<牛肉系>
やっぱりブランド韓牛にこだわります。
○食客ハヌヤンニョムプルコギ(韓牛味付けプルコギ)
ただ韓牛ばかりに目がいってしまって、プルコギであることに気が付かず。韓牛を強調しすぎ?
○ソコギチャプステイク(牛肉チョップステーキ)
牛肉ならチョップステーキでもいい。
○カルビチム(カルビ蒸し)
めずらしくGS25が新しい味に挑戦。ただ味は。
○トンプッソコギコチュジャン(たっぷり牛肉唐辛子醤)
見かけほどは辛くないかも。
<鶏系>
新たな定番、鶏おにぎり!
○タッカンジョン(鶏の甘辛炒め)
さすがセブンイレブン、はやりのタッカンジョンをさっそくおにぎりに。デザインはとにかくシンプル。
○ロストゥチキン(ローストチキン)
鶏でせめるセブン-イレブン。
○ハッチキンナゲッ(ホットチキンナゲット)
ファーストフードでお馴染みです。
○トゥンプッ・タップルカルビ(たっぷり・鶏火カルビ)
聞いただけで辛そう!でもタッカルビはおいしそう!
○チキンマヨ(チキンマヨネーズ)
定番のツナマヨに対抗。
○チズプルタッ(チーズ火鶏)
プルタッといえば辛い料理。期待通りに辛い!チーズで全く中和されません。
<肉&サラダ系>
マヨネーズ多めのサラダ系はマヨラー系のファンも
○ヘムチャムチセロゥド(ハムツナサラダ)
ハムとツナのサラダ。
○ステイクセロドゥ(ステーキ・サラダ)
肉とサラダのフルコース?
<ビビンバ系>
定番ビビンバのおにぎり。ただご飯がぼろぼろこぼれるのが難点。
○食客ハヌコチュジャビビンパッ(韓牛唐辛子ビビンバ)
こちらも韓牛ばかりに目がいき、ビビンバであることに気が付かず。庶民派ビビンバと高級ブランド韓牛のミスマッチな組み合わせ。「松阪牛チャーハン」と言われているような?
○スペムキムチ・カンジャンビビンパッ(スパムキムチ醤油ビビンバ)
スパム&キムチ&醤油味はいままでからするとめずらしいかも。
○チキンマヨ・カンジャンビビンパッ(チキンマヨネーズ・醤油ビビンバ)
新しい定番、チキンマヨ系。
<チャーハン系>
ビビンバ系と同じく、炒飯系のおにぎりの難点は、ご飯がぼろぼろこぼれること。
○プルコギキムチポックンパッ(プルコギキムチチャーハン)
プルコギチャーハン。おにぎりじゃなくてもうまいかも。
○チャムチキムチポックンパッ(ツナキムチチャーハン)
ツナキムチチャーハン。おにぎりじゃなくてもうまいかも。
○イムシルチズ・オジンオポックンパッ(任実チーズ・いかチャーハン)
人気のブランドチーズといかのコラボ!CUのパッケージがかわいい。
<バター系>
新たな味、バター飯の登場?バター好きにはたまりません。ただこのバター飯、ぼろぼろとこぼれてしまうのが難点。
○ボトライス・ヘムチズ(バターライス・ハムチーズ)
ハムチーズ味。
○カンジャンボトケランパッ(醤油バター玉子飯)
玉子が大胆。
<海鮮、イカ・タコ系>
ツナ以外のシーフード系も健闘。
○ヘムルカドゥッポックン(シーフードいっぱい炒め)
シーフードがいっぱい?というほどシーフードぽくない。ご飯はもちもち。
○オジンオチェポックン(さきいか炒め)
このタイプのイカ味は初めてかも。
○オジンオチズ(いかチーズ)
イカとチーズ?まるでおつまみのような組み合わせ。まさにチーズが真ん中に入ってます。
<定番系>
変わらない人気の定番もの。
○トンプッチャムチマヨネズ(たっぷりツナマヨ)
ただのツナマヨではない、増量パターン。
○クレミ(カニカマ)
定番だけど、新しいロゴとデザインで。
○チョンジュビビン(全州ビビン)
ビビンバのブランド、全州はおにぎりでも。
<お米サンド系>
これはおにぎり?と悩むもの。
○チャムチ・ケニプティギム(ツナ・エゴマ揚げ)
おにぎりではない?お米サンド。その薄さはまさにサンド。
今回のおにぎり、いかがでしたでしょうか。以前に比べると「新作」が減り、話題にあまりならなくなったコンビニおにぎり。しかし、数多くの商品が消えていく中、コンビニおにぎりだけはどのコンビニに行っても見かける、定番の食べ物。旅行者の皆さんもホテルでの夜食や、時間がないときの朝食に、韓国らしいおにぎりはいかがですか?おにぎりなら旅先で時間がないときにも、小腹が空いたときにも、軽くつまむことができますよね。身近で気軽に味わえる、ちょっと違った異文化のおにぎり、是非ソウルでお楽しみください。以上、10年も続けたのにまだ飽きず、今年も新しい味を求めてコンビニおにぎりを食べ歩くソウルナビでした。