コーミィの「韓国料理体験に行ってきました~サムゲタンと栄養餅ケーキ編」!

緑豆入りサムゲタンと栄養餅ケーキのレシピを学んできました♪

皆さん、こんにちは。ソウルナビのコーミィです。毎日暑い日が続いていますが夏バテなどしていませんか?外は暑いし室内は冷房が効いて涼しいけど、体が疲れてきて食欲がわかなかったり体力が落ちてきたかな・・・と感じやすい時期ですよね。そんな時には滋養満点のおいしいごはんを食べて暑さを吹き飛ばしましょう!韓国の滋養食といえば王道サムゲタンがダントツの人気。もちろんおいしいサムゲタン屋さんに並んで食べるのもいいですが、サムゲタンは自宅でも手軽に作れるってご存知ですか?今日は料理学院の先生から直々に教わった簡単おいしい緑豆入りのサムゲタンと栄養いっぱいのお餅ケーキをご紹介しちゃいます!

◆◆◆多文化家族料理教室 with グローバルビレッジセンター◆◆◆

毎度お世話になっているグローバルセンター主催のお料理教室。外国人が多く住む地域にセンターが設置されていて、センターごとに特色あるプログラムが行われています。
本日学んだお料理はこちらの二つ。

●「サムゲ・ノッドゥ・ポヤンタン (ヨンゲペッスッ) / 参鶏緑豆捕養湯 」
小ぶりの鶏をまるごと使った緑豆入りサムゲタン。別名のヨンゲペッスッとは味付けしていない若鶏の水煮を指します。家庭ではこのペッスッを作る機会がけっこう多いんです。

●「クウン・ヨンヤンチャルトッ (L.A.トッケク) / 焼き栄養餅 (L.A.餅ケーキ)」
LAとはアメリカのロサンゼルスのこと。多くの韓国人が住んでいることもあり、あちらではアメリカ式にアレンジされた韓国料理が発達しています。有名な料理ではL.A.カルビなんていうことも。ちなみにL.A.トッケクは、餅を蒸さずにオーブンで焼いた新感覚の餅ケーキだそう^^

◆◆◆サムゲ・ノッドゥ・ポヤンタン(ヨンゲペッスッ)/ 参鶏緑豆捕養湯(ヨンゲ白熟)の作り方◆◆◆

なんとも難しいネーミングですが、簡単にいうと緑豆入りサムゲタンです!!

なんとも難しいネーミングですが、簡単にいうと緑豆入りサムゲタンです!!


【材料二人分】

<サムゲタン>
小さめの鶏           1羽
干しナツメ        2個
栗                1個
緑豆             1/4カップ
生の朝鮮人参     1つ
もち米                     1/3カップ
ニンニク              2かけ
ネギ(もしくはニラ)   適量
塩                  小さじ1
胡椒                 お好み      

<サムゲタン用ダシ>
韓方材料           オンナム(針桐)、キバナオギ(黃芪)、ノッカッ(鹿角)など
生姜                  1かけ

※鶏まるごと一羽が手に入らない場合は手羽元などの骨付き肉を準備してください。
※韓方材料は韓国マートで売っているサムゲタン用の韓方キット(朝鮮人参含む)を使えば簡単!

【下ごしらえ】

①一つ600gぐらいの鶏肉を準備してお腹の中をキレイに洗う。
②緑豆ともち米は洗って水に30分ほどつけてからザルに上げて水気を切っておく。
③生の朝鮮人参はきれいに洗い、表面の皮を薄くこそぎ落としておく。
④栗は渋皮までむいて、干しナツメと一緒に洗っておく。
⑤にんにくと生姜の皮をむいて洗っておく。
⑥ネギ(もしくはニラ)は細かく切っておく。

【レシピ】

①鶏肉のお腹の中に、にんにく、もち米、朝鮮人参、栗、干しナツメ、緑豆(半分の量)を入れる。
②片方の足に切り込みを入れてもう一方の足をその切り込んだ中に通して交差させる。
(そうすることで完成した時に型がくずれない。難しい場合には何もせずそのままでOK)
③サムゲタン用ダシの材料をだし袋に入れる。
④鶏肉が入る大きさの鍋を用意し、鶏肉を入れる。
⑤鍋に鶏肉が浸るぐらいのお水、③のだし袋、生姜を入れる。
⑥火をつけて強火で沸騰させる。
⑦沸騰したら火を弱めて緑豆の残りを入れて40分~1時間ほどコトコト煮込む。
⑧鶏が柔らかくなったら食べ頃。
⑨食べる時に塩胡椒で味付けしてネギ(またはニラ)を散らす。
お腹の中に材料を入れます

お腹の中に材料を入れます

切込みを入れて足を交差させた状態

切込みを入れて足を交差させた状態

今回は3匹入る大きな鍋を用意

今回は3匹入る大きな鍋を用意

強火で沸騰するまで煮込む

強火で沸騰するまで煮込む

緑豆の残りを鍋に入れて弱火でコトコト

緑豆の残りを鍋に入れて弱火でコトコト


~~ 完成 ~~

まるごと一匹をお皿に乗せても、お鍋の中で崩してから盛り付けてもOK。
どちらもおいしそう♪
まるごと一匹の盛り付け方

まるごと一匹の盛り付け方

鶏を細かく崩した盛り付け方

鶏を細かく崩した盛り付け方

◆◆◆クウン・ヨンヤンチャルトッ (L.A.トッケーク)/焼き栄養餅(L.A.餅ケーキ)◆◆◆

【材料二人分】

<餅ケーキ>
もち米粉           500g
塩               3g
くるみ             30g
アーモンドスライス      20g

<飾りつけ>
蒸したさつまいも     30g
スイカの白い部分         30g
黒豆            30g
小豆            30g
(その他にもレーズン、カボチャ、ヨモギなどお好みでどうぞ)

<その他>
ベーキングパウダー    4g
ベーキングソーダ     1g
牛乳1            200cc~230cc
(生地の固さによって牛乳の量を調節)
牛乳2            大さじ1
食用油           適量                       

【下ごしらえ】

①もち米粉は5時間以上水につけてから水気を切っておく。
②スイカの固い緑色の外皮をむき、白い部分は1cm程度の大きさに薄く切る。
水と砂糖2:1の割合でスイカの皮のシロップ煮を作る。
③黒豆や小豆は水と砂糖2:1で少し固めに茹でる。
④くるみは包丁で細かく切っておく。

【レシピ】

①大き目のボールにもち米粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダを加えて混ぜる。
②次にアーモンドスライス以外の<餅ケーキ>の材料と、<飾りつけ>の材料をすべて入れて混ぜる。
③牛乳1の200cc~230ccはダマにならないよう何回かに分けて加え、こねるように混ぜる。
④鉄板に食用油を塗ってから③を平らに敷きつめる。
⑤アーモンドスライスを表面に並べる。
⑥牛乳2の大さじ1程度を使ってアーモンドスライスの表面に牛乳をまぶす。
(これをするとオーブンで焼いた時に焦げつかない)
⑦余熱したオーブンに入れて、200℃で40分程度焼く。
⑧表面に少し焦げ目がついたら、裏返して焼く。
⑨焼き上がったら取り出して冷ます。
⑩適当な大きさに切る。

※オーブンがない場合にはトースターやフライパンでも代用可能。フライパンを使う際には弱火で30分程度焼きます。裏返して両面を焼いてください。
①~③の材料を入れる順番はそこまでこだわらなくても大丈夫^^ ①~③の材料を入れる順番はそこまでこだわらなくても大丈夫^^ ①~③の材料を入れる順番はそこまでこだわらなくても大丈夫^^

①~③の材料を入れる順番はそこまでこだわらなくても大丈夫^^

こねるような感じで混ぜる

こねるような感じで混ぜる

鉄板に油を塗る(乳化剤を使用)

鉄板に油を塗る(乳化剤を使用)

生地は1cm程度の厚みにのばす

生地は1cm程度の厚みにのばす

アーモンドを乗せたら牛乳をまぶす

アーモンドを乗せたら牛乳をまぶす

下準備が完了したらそのままオーブンへ

下準備が完了したらそのままオーブンへ

裏返して両面に焼き色がついたら取り出して網の上でクールダウン 裏返して両面に焼き色がついたら取り出して網の上でクールダウン

裏返して両面に焼き色がついたら取り出して網の上でクールダウン


~~完成~~

4辺の端を切って形を整えたら好きな大きさに切り分けます。写真ぐらいの大きさが一番食べやすくておいしいそうです。お皿に盛り付けてもいいですし1つずつ小袋に入れると上品になりますよね。蒸すことが多い餅ケーキですが、オーブンで焼くと表面が乾いてベトつかなくていいし、焼くことで餅の水分が蒸発して味も濃く感じられるということです。
かわいい箱に入れればプレゼントにも最適☆ かわいい箱に入れればプレゼントにも最適☆

かわいい箱に入れればプレゼントにも最適☆


今回のサムゲタンと餅ケーキ、いかがでしたでしょうか。材料さえ揃えられれば意外と簡単にできちゃいます♪  コーミィの家ではよくサムゲタンを作るのですが、圧力鍋を使うと時間短縮で鶏肉がと~っても柔らかくなるのでオススメ!韓国にはポンナル(伏日)といい、夏に3回、7月13日、7月23日、そして8月12日の計3回、土用の丑の日と同じような日があります。。栄養満点のサムゲタンと餅ケーキをぜひ試してみて、おいしかったら皆さんのレパートリーに入れてくださいね^^ 以上、ソウルナビのコーミィがお伝えしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-08-04

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