みえぽんの131回目韓国旅行-公州甲寺、旌善(画岩洞窟、アリヒルズ)への旅(2014/12/27~30)

年末に3泊4日で韓国へ。1年で15回目、2014年最後の韓国旅行。

年末に3泊4日で韓国へ。2014年に15回目、1年最後の韓国旅行。
穴場な観光名所はないかと韓国地図を眺めていたところ、江原道の旌善に画岩洞窟という文字を発見。ここは是非とも行かねばと思い、行き先ソウルで3泊以上の今回、行ってみることに。先月、寝坊して行きそびれた甲寺にも行ってみます。
<画岩洞窟> <画岩洞窟> <画岩洞窟>

<画岩洞窟>

アリヒルズ

アリヒルズ

甲寺

甲寺

貞陵

貞陵

<前目:2014/12/26(金)>

会社は今日まで。明日から年末年始の長期休暇です。
明日、バニラエア成田8:00発JW201便で韓国へ。
朝早いフライトなので、今日中に成田に移動します。
空港第2ビルに直結したナインアワーズという約60個のカプセルベッドがずらりと並んだカプセルホテルに宿泊。無駄がなく込み合うこともなく、なかなか良かったです。

<1日目:2014/12/27(土)>

当日空港に向かうとなると、4時には起床しないといけないのですが、前泊したおかげで、朝ゆっくりできました。
身支度を整え、目の前の空港へ向かい、早々にチェックイン。
クリスマスも過ぎ、今年の残りあと数日。空港の飾り付けも正月のものになっています。
仁川空港には10:30過ぎに到着。A’REXで弘大のゲストハウスに向かいます。
ゲストハウスには12時過ぎに到着。朝早いフライトだと1日が有効に使えます。
荷物を置いて、まずは昼ご飯を食べに武橋洞のプゴグッチッに行きます。
ピークは過ぎたもののまだ昼食時であったため、満席で並びました。
数ヶ月ぶりに食べるここのプゴヘジャンクッ。
何度食べても飽きません。テーブルに並ぶ料理すべてがおいしくて食が進みます。
ヘジャンクッの追加も可能です。なんて太っ腹。初めておかわりしてみました。
食事を終えたら明洞へ行き、両替。1万円=91100WONでした。
今夜は、同じく今日から韓国入りする名古屋のあんみつさんと一緒に食事する約束があります。初めは、約束時間までチムジルバンでゴロゴロするつもりでした。
ソウル市内の地図をみると、観光名所にはなっていない小さなお寺がたくさんあります。お寺が大好きなので、約束時間までそういったお寺を巡ることにしました。
まずは、地下鉄6号線普門駅近くの普門寺へ。
次にバスに乗り、世界遺産にも指定されている朝鮮王朝の太祖の第2王妃の陵、貞陵へ。
敷地内では、中高年のアジョシ、アジュンマが散歩しています。
とても静かな所で、うっすら降り積もった雪が静寂さを増しています。
日本の神社の参道は、真ん中は神様の通り道だから端を通らなければならないのと同じで、韓国の陵でも同じ理由で真ん中の高い所は歩いてはだめで、端の一段低い通路を歩きます。
次は、この第2王妃を祀るために建てたという、すぐ近くの興天寺へ。
少し歩いて奉国寺へ。
予定していた訪問地をすべて訪れ、17時を過ぎ暗くなり始めました。
あんみつさんとの待ち合わせ場所、チョンノへバスで向かいます。
約束時間のあ19時より早めに着いたので、待ち合わせ場所近くのカフェに入ります。
今日韓国に着いてからまだスイーツを食べていないので何か甘いものでも食べたかったのですが、大食い2人は夕食は2軒はしごしようと約束していたので、ここは飲み物だけで我慢します。
カカオで連絡すると、あんみつさんも待ち合わせ場所近くのクリスピークリームドーナツでドーナツは我慢し飲み物だけ飲んでいました。
1軒目は近くのお店でサムギョプサル&モクサル。
この後があるので、1人分ずつだけを注文。
2軒目は少し歩いてトンウォンチッへ。
私はカムジャクッ、あんみつさんはスンデクッを注文。
食後はスイーツを食べに行きます。
デザートも2軒はしごしようとまず最初にCAFÉでケーキセットを、次にソルビンへ。
23時で閉店時間となり、地下鉄でそれぞれの宿泊場所へもどります。
途中の乗換駅でさよならします。

<2日目:2014/12/28(日)>

今日の行き先は江原道の旌善、一番の楽しみにしている画岩洞窟へ行くはずでした。
朝起きたのが9時で、バスターミナルに着いたらもう11時前。
窓口で旌善までというと、次のバスの出発時間は2時間後の12:50。
旌善まで3時間以上かかるので、今日夕方に旌善に着いてももうどこにも行けません。
旌善で泊まるだけです。
それならと、行き先を明日行く予定であった甲寺に変更。
公州行きのバスを購入します。10分後の出発です。
旌善は田舎の町で、現地でのバスの本数もどれだけあるか分からず、日帰りでソウルまで戻って来られるかどうか分からなかったので、4日間の旅程で2日目に行く予定でした。
3日目に行くのには不安があったので、今回は旌善はもう無理かな、今日公州の甲寺に行ってソウルに戻って来て、18:40頃に出る旌善行きの最終バスに間に合えば旌善に行こうと決めました。
約1時間半後に公州バスターミナルに到着。路線バスを乗り継いで、甲寺へ。
公州バスターミナル~甲寺まではバスで30分程で行ける距離ですが、バスを乗り継いだ停留所で甲寺行きのバスがなかなか来ず、1時間程待ちました。
甲寺に到着。甲寺は鶏龍山の西側に位置する、百済時代に建てられたお寺です。
帰りのバスの本数もあまりなく、時刻表もなくいつ来るか分からないバス。
結局バス停で1時間近くも待ちました。
行き帰りともバス待ちで時間を大幅にロスしてしまい、公州バスターミナルに戻って来たのは16:30。
ソウル発旌善行きの最終バス出発時間に間に合いません。旌善行きは断念。
明日は先月、降雪の為行けなかった金山寺に行こうと思い、全州行きのバスを購入しようとしたところ、公州から全州行き直通バスはなくまずは大田まで行ってくださいとのこと。
とりあえずはソウルに戻るかと決め、17:05のソウル行きバスに乗ることに。
今日はまだ朝から何も食べていないので、バスターミナル内にあったパリバゲットでパンを買って食べます。
ソウルに到着し、東大門に夕食を食べに行きます。
東大門市場の中にある24時間営業のユジョン食堂にやって来ました。
メニューはたくさんあり、食べたいものもたくさんあり迷いましたが、大好きな豚肉料理のチェユットッパッを注文。
今日は全州まで移動せずにソウルに戻って来てしまいましたが、明日は全州まで高速バスに乗って行き、33観音聖地の一つである金山寺とさらに足を伸ばしてもう一つのお寺に行く予定です。
今日と同じ失敗は出来ないので、明日は気合を入れて朝早く起きます。
起きてすぐにバスターミナルへ行けるよう、東ソウルバスターミナル近くのチムジルバン、ハッピーデイ硫黄温泉チムジルバンに宿泊。

<3日目:2014/12/29(月)>

朝6時前に起床。お風呂に入り身支度を整え、歩いてバスターミナル向かいます。
辺りはまだ真っ暗です。
バスターミナルまで歩きながら考えます。
今日は先月行けなかった金山寺に行くんだ、でも、ちょっと待って、全州まで3時間以上かかるし旌善までも約3時間。全州に着く時間に旌善にも着いてるよなあ。
全州は大きな都市だから、目的地までの交通手段は全く心配していないし、夜遅くなってもソウル行きのバスはある。旌善は田舎町でソウル行き最終バスも遅くまでないだろうし、明日帰国だから今日中にソウルに戻らないといけない。
どっちに行こうかな。全州へは今後、2泊3日のソウル旅でいつでも行けそうだけど、旌善は寝坊したらおしまい。今度いつ3泊以上でソウルに行けるかも分からない。
それならせっかく今日早起きできたし、前々から行きたかったし元々予定して楽しみにしていたし、行き先を旌善に変更します。
東ソウルバスターミナルには約10分で到着。
「旌善まで1枚」と言っても、チョンソン?窓口のお姉さんは首を傾げます。
私が何度も「チョンソン、チョンソン」と言っても全く通じません。
おかしいな、昨日はこれで通じたんだけど。
お姉さんが紙とボールペンを差し出してきました。
紙に정선と書くと、お姉さんが、「あ~、チョンソン」と言いました。イントネーションが違っていました。
無事に旌善行き7:01の始発バスの切符を購入できました。
バス出発時間まで30分程しかないので、すぐに簡単に食事を済ませるよう、近くの食堂でチムチキンパッを食べます。
出発時間になり、バスは旌善へ出発。
車内では睡眠時間です。ずっと寝ていたのではっきり覚えていませんが、途中、長坪、平昌など3~4か所以上の停留所を経由して、10:30頃に旌善のバスターミナルに到着。
画岩洞窟方面行きのバスは11:05に出発。
約30分で画岩洞窟に到着。画岩洞窟で下車した観光客は私だけ。周りは人1人いません。
し~んと静まり返っています。川の水は凍っています。
入場券を購入。入場券を購入した建物の2階からモノレールに乗車します。
バスに乗ってここまでやってきたのは私だけで周囲には人が誰もいなかったのに、自家用車で来た家族連れなどがいつの間に集まったのか、モノレールには人が結構乗っていました。洞窟の入口まで結構な勾配を登ります。
画岩洞窟は、”金と大自然に出会う”を主題とした国内唯一のテーマ型鍾乳洞で、観覧コースは5つに分かれています。
最初は歴史の場で、1922年から1945年まで金を採掘した様子を模型の人形で展示。
次は、長い階段を下りてどんどん深く底に潜って行きます。
途中、恐竜の形をした岩など見所があります。
次は童話の国でトッケビが金の採掘から金製品の生産まで行う様子を子供にも分かりやすく楽しめるように展示しています。
その次が金の歴史など金に関することを展示するコーナー。
そして最後にクライマックスが待っていました。大自然の神秘、鍾乳洞エリアです。
「天然鍾乳洞→」の看板があり、先へ進むと地底の中に急に広くて大きい空間が現れました。
この地底空間足を踏み入れた瞬間、すごい絶景が待っていました。
暗い中で鍾乳石は赤、ピンク、緑、青色などでライトアップされ、神秘的です。
とうもろこしの形の鍾乳石などもあり、自然の力に感動し、驚くばかりです。
やっぱり今日ここに来てよかった~って思いました。
観覧コースは長く、入場してから出口まで90分かかりました。
さて、また人っ子一人いなくなりました。
周辺には食堂がたくさんあり昼食を食べたいのですが、バスターミナルからここまで来るバスが1~2時間に1本しかなかったので、次の目的地もあり、バス停へ向かいます。
バス停には時刻表がなく、バスがいつ来るか分かりません。
この寒くて誰もいない静まり返った中で最悪1~2時間待つかもしれません。
幸いタクシーがやってきて、30分も待ちませんでした。
バスターミナルまで戻って来て、次はアリヒルズという場所へ行きます。
シャトルバス乗り場でバスを待つも来ないので、タクシーで行きました。
ここにはスカイウォークという床も側面も全てガラス張りの展望台があります。
展望台からは韓半島に似た地形の景色を眺めることが出来ます。
ふもとまで一気に急降下する最高時速100kmにもなるジップワイヤーというアトラクションもあります。
バスターミナルに戻って来ました。次のソウル行きのバスは15:50。
出発時間まで少し時間があるので、バスターミナル内にある小さな食堂でラーメンを食べます。
ソウルには19時過ぎに戻って来ました。
ホンデでサムギョプサルとモクサルの夕食を食べます。
初日に宿泊したゲストハウスに荷物を取りに行き、CAFÉで休憩。
その後、ホームプラスワールドカップ店に行き、食料品を買います。
韓国最後の夜は、永登浦のチムジルバンで泊まります。
地下鉄とバスを乗り継いで永登浦駅前までやって来ました。
最後に甘いものを食べようと、カフェベネへ。
歩いて今日の寝床のチムジルバンへ移動します。

<4日目:2014/12/30(火)>

今日は空港への移動だけ。近くの2号線の駅から地下鉄に乗り、空港へ向かいます。
バニラエア仁川11:20発JW202便で成田へ。
韓国で楽しい4日間を過ごし、成田空港に到着。
今年も残りあと2日となってしまいました。
今回の旅の第一の目的は画岩洞窟訪問。
寝坊して行くのを一旦あきらめたけど、やっぱり行ってよかったです。
神秘的な美しさに感動しました。
2015年もたくさん韓国に行き地方へ出かけ、新しい発見と感動がありますように。
みえぽんの131回目韓国旅行終了です。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-01-21

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