みえぽんの142回目韓国旅行-大屯山、韓国33観音聖地来蘇寺への3泊4日旅

体育の日3連休を利用した3泊4日の旅!

体育の日3連休を利用した3泊4日の旅。
日頃から次はどこに行こうかと韓国の地図をよく見ています。
大田と全州の中間点付近に大屯山という山があり、地図を拡大するとケーブルカーがあります。
韓国でケーブルカーは八公山や内蔵山、金烏山などで乗りましたが、ケーブルカーに乗るのは楽しいです。
大屯山という山は初めて知りましたが、写真で見ると驚きの景色が。
10月はここに行こうと決めていた場所があったけど、そこは次回に回し、今回は大屯山に行くことにします。

<1日目:2015/10/9(金)>

7月以来、2度目の利用のイースタージェットで韓国へ飛びます。
いつもの通り、入国審査に必要な書類は事前に記入し、座席に座った瞬間、離陸する前から眠りにつきます。
定刻よりも早めに到着。
飛行機を出て足早に入国審査場に向かい、それほど混んでいなかったので時間をかからずに空港を脱出。
久々にタッカンマリを食べたくなったので、まず最初に向かったのは、メニューにタッパンマリがある新村にあるユタッストーリー。
タッカンマリを食べに来たのに、店の前にあった別のメニューがとても美味しそうで、結局タッパンマリを食べずに、チーズタップルコギトッパッとエゴマカルクッスを注文。
2品注文したのでアジュンマにトゥブニセヨ?と聞かれ、アニョ、ホンジャエヨ。
チーズタップルコギもカルクッスをとても美味しくてタッカンマリをあきらめて正解でした。
余裕で全部食べられると思ったけど、カルクッスは食べきることができず残してしまいました。
お腹いっぱいで歩くのも苦しかったのですが、スイーツは別腹。
近くにあるソルビンへ。カップピンスを食べました。
今日の服装は、先々月にGO TO MALLで買った1万WONの裏地がついていない七分袖の服と1万9千WONの薄手のジャケット。着替えに持ってきた服も半袖と七分袖ばかり。
韓国は思ったより寒くて夕方になると肌寒く感じました。
これから大田に行くために高速バスターミナルに向かうので、防寒用の服を買うつもりで大田に発つ前にGO TO MALLに行ってみました。
防寒着の購入は緊急性がなく、1万WONの買い物に慣れてしまっていて1万WONのものばかりを探してしまい、購入したのはすべて1万WONの服2着と靴2足。
21:20出発のバスで大田に向かい、約2時間後に到着。
バスターミナルが入っている建物にe-MARTが入っていて、チムジルバンで飲む飲料水などを購入。
バスターミナルの裏手はモーテル街でたくさんモーテルが並んでいますが、今夜はこのモーテル街にあるマジック24というチムジルバンに泊まります。
館内に24時間営業食堂があり、利用客もたくさんいる広いチムジルバンです。
チムジルバン定番のゆで卵を食べました。

<2日目:2015/10/10(土)>

9時にチムジルバンを出ました。
昨晩、バスターミナルからチムジルバンに行くまでにあった食堂で朝ご飯を食べます。
ほとんどのメニューが5000WONという安さ。
年配夫婦、アジョシ、若い男性、女性1人客、カップル等客層もさまざまです。
スンドゥブペッパンを食べました。
今日の目的地は大屯山。路線バスを乗り継いで大屯山まで来ました。
34番路線バスの終点で下りると、少し遠くに大屯山の岩肌が見えました。
近くでは、ジップワイヤーのアトラクションがありました。
大屯山ケーブルカー乗り場近くまで行くバスが来るまでまだ1時間あり、歩いても20分で行けるというので車道を歩き先へ進みます。
大屯山共用バスターミナルまではアジョシの言った通り20分で到着し、ケーブルカー乗り場へ続く道には食堂が並びます。
ケーブルカー乗り場の券売所で乗車券を購入すると、乗車時間は1時間20分後で、乗車券には1:40搭乗と書かれています。
朝ご飯も食べてきておなかもすいてなくて、食堂街はwifiがつながるのでネットを見て時間をつぶしました。
ようやく乗車時間が来て、ロープウェーに乗ります。
普段は毎時0,20,40分の20分毎の出発ですが、混雑時は6分毎で運行。
窓際の椅子に座れて、ケーブルカーからの景色も楽しめました。
見ていないドラマなのでよく分かりませんが、どうやらここはユチョンのドラマ「屋根裏部屋の皇太子」の撮影場所だったようです。
上に到着すると、展望台がありました。ここからも大屯山の岩肌絶壁が間近に見えます。
雲の橋(クルムタリ)、三仙階段へ行くため、階段を上り山道を上へ進んでいきます。
しばらくすると、クルムタリに到着。断崖の岩山と岩山を結ぶ橋です。
さらに先を進み、ここからも小さく見えている三仙階段を目指します。
三仙階段までの道は険しい道が続きます。この急な階段は何?
両手も使って這って上っている人もいます。
普段はいつもボストンバックに手提げ鞄で韓国に来ますが、今回は大屯山に来るということで両手を空けるため、リュックと肩から斜め掛けするポシェットにしました。
三仙階段の案内板がありました。もうすぐのようです。
ついに到着。
写真で見て、なんじゃここは~って思い、来たかった場所です。
この階段は上りのみ一方通行です。急で結構しんどいです。
お父さんを後ろにして、幼稚園児にも満たない小さな子供も階段を上っていました。
高所恐怖症の人には絶対無理です。
この階段を上ってさらに上へ道を進むと、約10分ほどで頂上まで行けるのですが、さすがに疲れて上は目指さずに、下へ下りました。
ケーブルカー乗り場は下山する人々で長蛇の列が出来ていましたが、6分間隔運行で思ったより早く乗車できました。
大屯山共用バスターミナルまで戻って来ると、空に虹がかかっていました。
次は全州へ向かいます。
全州行きのバスが来るまで30分あり、ターミナル内のカフェで休憩。
全州市外バスターミナルに到着すると、今夜の寝床となるチムジルバンがあるエリアへタクシーで移動。
付近には全北大学があり、飲食店などがあり賑わっています。
夕食は大好きなサムギョプサルにしようと、チェーン店の新麻浦カルメギでサムギョプサルとチュモッコギを食べました。
デザートはその向かいにあるお店で。
店の前のピンスに魅かれて入店しましたが、アイスクリームを食べました。
時刻はまだ22時前で早いですが、他にできることもないのですぐ近くのチムジルバンへ行きます。ここは今年の3月に初めて利用し、2度目の利用です。
雑居ビルの入口は暗くて怪しく、こんな所にまともなチムジルバンがあるのか?と思ってしまいますが、ここのチムジルバンは悪くはないです。女性用睡眠室で寝ました。
Wifiがつながりネットを見ていましたが、睡魔に耐えられず眠りに陥ってしまいました。

<3日目:2015/10/11(日)>

今日の目的地は、33観音聖地の一つである来蘇寺。
全州の近郊、扶安郡にあるお寺です。
全州からも近いので早起きする必要がなく、目覚めてからもゴロゴロしてゆっくり起きました。
10時頃チムジルバンを出て、タクシーで全州市外バスターミナルへ。
いつも食事よりも観光に重きをおき、観光を終えて次のバスの出発時間までに食事する十分な時間がないとずっと食事をしないので、1日の最初の食事が夕方になることも珍しくないです。
今日は時間に余裕があるので、バスターミナルの向かいにあるCAFÉ DROPTOPで朝食を食べてから出かけます。
扶安に到着し、路線バスに乗り換え、来蘇寺を目指します。
辺山半島はチョッカル(塩辛)が名産品らしく、来蘇寺に近づくにつれ、バスの車内からチョッカルを販売しているお店をたくさん見ました。
途中、小さなバスターミナルにも立ち寄り、1時間以上かけて来蘇寺に到着。
ずっと何もない田んぼが広がる田舎の道を走ってきたけれど、来蘇寺のバス停留所を下りるとお店がたくさんあり、賑やかです。
バス停留所から一柱門までの道の両側に食堂などが立ち並んでいます。
拝観を終えたら食事をして帰ろうと、どのお店に人が入っているか、どこが雰囲気がいいか見ながら先を進んでいきます。
一柱門をくぐると、モミの木が生い茂る参道がお寺まで続きます。
大長今-宮廷女官 チャングムの誓いの撮影地にもなったようです。
韓国のお寺の極彩色の建造物が多いけれど、来蘇寺の大雄宝殿は木のままです。
お寺のすぐ後ろには切り立った岩山がそびえています。
拝観を終え、食事をしようとある食堂に入りました。
名産品のチョッカルを食べたくてチョッカル定食を注文。2人前からだと断られました。
1人前だときっとダメだろうなと思っていたけど、これまで色んな観光地の食堂で定食を注文したところ、私が外国人韓国客だと分かると本来なら2人前からだけど特別に注文を受け付けてくれたことが何度もあったので、ちょっと期待して注文しましたが。やっぱりダメでした。
せっかくなのでチョッカルを食べて帰ろうと、ダメもとで別の食堂でチョッカル定食を注文すると、このお店のアジョシは親切で、どこから来ましたか?とか質問してきて、2人前から可能な注文を1人でも受け付けてくれました。
よくよく考えると塩辛は普段全く食べなくて好物ではないのですが、出てきた塩辛の種類の多さにうれしくなり、バンチャンやとテジャンチゲは美味しかったです。
食後はデザートを食べます。
かわいらしい雰囲気のよいお店でパッピンスがあり、辺山の特産品のオディピンスと書いてあったので食べてみました。
その時は오디が何か分からなかったのですが、後で調べてみると桑の実でした。
さて、もう16時を過ぎ、肌寒くなってきました。
この後は辺山半島の先、海辺の格浦という所に行く予定でしたが、時間があれば行こうぐらいの気持ちだったので、夕方になってしまい扶安の観光はこれで終わりにします。
扶安バスターミナルに戻り、ソウル行きのバスチケットを購入します。
17:50に出発したバスは、途中高速道路のサービスエリアで1度休憩し、21時過ぎにソウルに到着。
地下鉄を乗り継ぎ、今夜の寝床となるチムジルバンがある雲西駅へ向かいます。
明日は仁川空港7:55発の飛行機で帰国。
朝早く起きてソウル市内から空港へ向かうのはつらいので、今夜はA’REX仁川空港駅から2駅の雲西駅近くのチムジルバンで泊まります。
雲西駅に到着したのが23時過ぎ。
最後に食事を楽しもうと、どこで何を食べようかと食堂を物色し通りを歩き回ります。
最後に大好きなサムギョプサルを食べようかとも思いましたが、今から5時間後にはもう寝て目覚めて起きています。
それは身体によくないし、寒くてあったかいものを食べたかったので、チムジルバンと同じにビルの中にある汁ものを食べられる食堂にしました。
ヘジャンクッ、ソルロンタン、ユッケジャンなどがあり、ヘジャンクッを食べました。
食後は24時間営業のcaffe beneへ。
ワッフルを注文したらもう注文締切で食べられずケーキにしました。
1:30前にチムジルバンへ。
浴室の清掃は終わった後だったようで石鹸もすべてさらに置き換えられ、浴槽のお湯もきれいでした。
横になるも全く眠気が来ず、wifiがつながるので3時過ぎまでずっとスマートホンでインターネットを見ていました。

<4日目:2015/10/12(月)>

5時に起床。
脱衣所に行くと、もう服も着替えて化粧もバッチリ済ませてスーツケースを持って退館しようとしている韓国女性が数名。こんな朝早くからしっかり化粧してさすがですね。
私は睡眠優先、気にしないので軽くファンデーション塗るだけです。
雲西から空港まではすぐなので、もう少しゆっくり寝ていてもいいのですが、食べたいものがあったので、朝食をとってから空港へ向かいます。
チムジルバンと同じビルの1階にあるコンナムルクッパッのお店。
3800WONと激安で、昨晩も遅い時間にもかかわらず店内に人が結構いたので気になり、食べてから帰ろうと思いました。
マンドゥが入ったコンナムルクッパッにしました。あっさりしているけど味はちゃんとあり、美味しかったです。
でも、もともと朝は食欲はなく普段は朝ご飯は何も食べないのと、6時までには出ようと思っていたので、マンドゥは2個入っていましたが1個しか食べられませんでした。
6時前にバス停に向かいました。ビルのすぐ近くにバス停があります。
10分も待たないうちにバスがやって来て、10分ほどで空港に到着しました。
チェックインカウンターは並んで列ができていると思いきや、待たずにすぐにチェックインができました。
これならマンドゥ残さずにもう一つ食べられたな。
イースタージェット7:55発ZE601便で帰国。
もちろん飛行機の中ではずっと寝ていました。

地図を見ていて偶然見つけた大屯山。
これまでその存在さえも知らない山だったのに、三仙階段は強烈にインパクトがあり、これまで訪れた数えきれない数多くの韓国の観光地の中でも、最も印象に残った良かった場所の一つになりました。
韓国33観音聖地のお寺の来蘇寺を訪れました。
33ヶ所のお寺のうち訪問したお寺は来蘇寺で28ヶ所目となり、33ヶ所まで残り5ヶ所となりました。
みえぽんの142回目韓国旅行終了です。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-10-23

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