今年1年、いろんなことがありました。激動の2014年を振り返ります!
こんにちは!ソウルナビです。今年もあと残すところ少し!皆さん、そろそろ年末のシゴトの片付けや大掃除は終わりましたか?さて、ソウルでは例年のごとく、お正月は旧暦で行われるため、年末年始は日本のようなお~正月~っという雰囲気はまったくありません!でも年末は今年1年が終わるという意味で、韓国でも大きな節目。そんな韓国はソウルから今年、2014年を振り返りながら、ソウルで話題になったニュースを選んでみました。題して「ソウル10大ニュース2014」!毎年のように、アンケートの結果を参考にしつつ、ナビでセレクトしたベスト10です。では、さっそくいってみよ!
○セウォル号事故
やっぱり2014年は4月に起きた遊覧船沈没事故一色だったと言えるでしょう。責任問題から政治問題まで発展してしまった事故。ソウル図書館前には11月まで献花台が置かれ、光化門広場では12月現在も抗議運動が続いています。この事故以外にもソウル地下鉄の衝突事故や、野外ライブ中のフェンス崩落事故、体育館の屋根崩落事故など、事故が続き、今年ほど事故がピックアップされた年はなかったかも。あらためて「安全意識」をどう考えるのか、問われる1年となりました。
○東大門デザインプラザ、オープン
何年も工事が続き、いったいいつオープンするの?と言われ続けた東大門の巨大施設が、ついに3月オープン!連日多くの人を集め、東大門市場を代表する人気の観光スポットになりました。不思議な形をした建物からはいろんな風景が見え、ついついみんな写真をとってしまう不思議な魅力も。またドラマ「星から来たあなた展」などのイベントの会場にもなりました。
○ ロッテワールドモール、オープン ロッテワールドの横で建設が進められていた第2ロッテワールド。そのうちショッピングモールが先行する形でオープン。オープン自体は7月頃から言われていましたが何度も延期され、ようやく10月にオープンしたものの、さっそく亀裂・・・などのウワサが広がり、ついに12月、水族館の水槽に穴+映画館の揺れ問題で両施設が営業休止になる事態に。ソウル初進出のお店も多く、注目のショッピングモール。まずは無事問題を解決してから通常営業してほしいものです。
○KTXが仁川空港まで開通
ソウルと地方都市を高速で結び、すっかり韓国の高速鉄道として定着したKTX。そのKTXが仁川国際空港への乗り入れを開始しました。この開通で仁川国際空港から大邱や慶州、光州、木浦などへ直接行けるようになり、地方へのアクセスが良くなりました。2018年の平昌(ピョンチャン)五輪の際には空港から会場へKTXの運行があるかも。
○ローマ法王訪韓
人口の1/4をクリスチャンが占める韓国。カトリックを代表するローマ法王の訪韓はもちろん大イベントでした。光化門広場には特設広場が作られ、パレードも。
○仁川アジア大会開催 ソウルの横にある仁川で開催されたアジア大会。ただ近い割にソウル市民の関心は低く、いまいち盛り上がりにかけたような。もちろん、韓国人が活躍する競技は人気でした。
○ラバー・ダッグがソウルに香港や台北、大阪などにあらわれ、アジア各地で話題となったあの「巨大なアヒル」がソウルに!ソウルでもひと目ラバーダッグを見ようとロッテワールドの湖、石村湖におしかけました。ただ家でお風呂に入る習慣のない韓国のこと、「なぜアヒル?」という声も。
○COEXがリニューアル
ソウルにあるショッピングモールの元祖的存在、COEXモール。そのモールが1年をかけ、大リニューアル!11月に無事リニューアルオープンとなりました。もちろん、ライバルはロッテワールドモール!来年には最寄り駅がもう1つ増え、ワンフロアの魅力が活かせるか、今後の発展に期待です。
○ハングル博物館オープン 世界にはいろんな博物館がありますが、「文字」をテーマにした博物館って珍しいのでは?国立中央博物館と同じ敷地にオープンした博物館では、韓国が誇る文字「ハングル」の歴史や背景を学ぶことができます。ハングルの日の10月9日にオープン!
○戦争記念館でワンピース展開催国のために戦った追悼施設もある戦争記念館。その場所で開かれた日本のアニメのイベント。一度は中止になりかけましたが、イベント主催者側が裁判で勝利し、無事開催されることに。期間中は多くの韓国人が押しかけました。
<その他、ノミネート>
○鍾路に清進商店街オープン
○徳寿宮に大韓帝国博物館オープン
○漢江にセビッソムリニューアルオープン
○東大門のドゥータリニューアルオープン
○ITX-セマウル号が運行開始
○東大門で星から来たあなた展開催。
○IKEYAが韓国にオープン
○アヒョン高架道路撤去
○孔徳-龍山間が開通、京義線と中央線が1つに。
○タヨバス運行開始
○ラーバ列車運行開始
○ワールドカップ応援
○ロッテアクアリウム、ロッテシネマワールドタワー営業休止
○パク・ウォンスン市長再選
○初の振替休日導入
○円安、ウォン高
○統一地方選挙
○産経新聞社ソウル支局長
○日本人旅行者の減少
○中国人観光客の増加
○韓国-地方便の運行休止
今年のブーム!
2014年、韓国では以下の様なブーム?がありました。
○台湾スイーツブーム
数年前からバブルティーブームで店が急激に増えていましたが、今年は台湾スイーツが一挙にソウルへやって来ました!台湾のマンゴービンスが普通にソウルで食べられる時代に。
○セルカ棒大流行
これをしていない韓国人はいない?自撮りでも大活躍のセルカ棒。市場だけでなく、街のあちこちで売られています。韓国人だけでなく、旅行でやってくる中国人も必携のセルカ棒。ただ普通に撮影していると横からニョキっと棒が・・・特に邪魔な場合も。
○きなこビンス大流行
釜山で人気に火がついたきなこンビンス。特に「ソルビン」の勢いは凄まじく、あっという間にソウル中に「ソルビン」が。特に明洞などは同じエリアに3店舗!冬はさすがに客が減りつつありますが、新製品を次々と出しています。また同じようなきなこがメインのかき氷専門店も次々オープン。
○蜂の巣アイス流行
今年前半、勢いのあった蜂の巣をのせたアイス。ところがテレビで蜂の巣が偽物である店もあることがわかり、一気にブーム失速。
ソウル市民が選ぶ、ソウル市政10大ニュース!
今年もソウル市が、市民にソウル市政にかかわる10大ニュースを募集、発表しました!
1位 タヨバスの運行
2位 国公立オリニチプ(児童施設)拡充
3位 原発1つ減らし
4位 賃貸住宅8万戸供給
5位 ソウル・トルレキル(散策路)全区間造成
6位 新村大衆交通専用地区造成
7位 pm2.5 20%減らし
8位 低所得危機家庭発掘支援
9位 女性安心宅配
10位 市民聴運営
以上、ナビが独断と偏見で決めたソウル10大ニュース、いかがでしたか?日韓関係はなかなか好転せず、街では中国語の案内ばかりが増え、中国語で声をかけられるようになってしまった2014年。でも2015年は日韓国交回復50周年の節目でもあるし、先人たちの知恵に習い、お互い良い関係の年になってほしいものです。皆さんはどんなニュースが印象深かったでしょうか?この記事を見ながら、また今年韓国に旅行に行ったときの写真を見ながら、2014年の旅の思い出を振り返ってくださいね!以上、ソウルナビがお伝えしました。