今年1年、いろんなことがありました。激動の2013年を振り返ります!
こんにちは!ソウルナビです。今年もあと残すところ8日!皆さん、そろそろ年末のシゴトの片付けや大掃除は終わりましたか?さて、ソウルでは例年のごとく、お正月は旧暦で行われるため、年末年始は日本のようなお~正月~っという雰囲気はまったくありません!でも年末は今年1年が終わるという意味で、韓国でも大きな節目。そんな韓国はソウルから今年、2013年を振り返りながら、ソウルで話題になったニュースを選んでみました。題して「ソウル10大ニュース2013」!毎年のように、アンケートの結果を参考にしつつ、ナビでセレクトしたベスト10です。では、さっそくいってみよ!
南大門(崇礼門)が復元2008年、火事で焼失した南大門(崇礼門)の復元工事が終わり、5月にオープン!一般市民に公開されました。ずっと覆いに囲われて見えませんでしたが、やっぱり実際の姿を見ると改めてソウルのランドマーク!という感じがします。これで光化門-市庁-徳寿宮大漢門-崇礼門と工事が続いていたメインストリートの観光名所は元のようになりました。
深夜専用バスが運行開始
試験運用に続き、9月から9路線で本格的な運用が始まった深夜専用バス。一般バスの運行が終了する時間から朝の5時まで、40分間隔で運行が始まりました。40分待つけれど、路線も主要エリアはおさえているし、危険なタクシーに乗るより気分的に楽!ついにソウルも事実上、24時間バスが運行する都市となりました。
古宮の夜間公開始まる昨年からはじまった古宮(朝鮮時代の王宮)のライトアップ&夜間公開。その幻想的な美しさが人気を呼び、今年から日数も拡大、本格的に「夜の王宮を楽しむ」観光が始まりました。あまりの人気に予約はすぐ売り切れ。今年は昌徳宮、景福宮、徳寿宮、昌慶宮の4つの古宮で春と秋に行われたナイトツアー、来年はさらに拡大しそうな感じです。
東大門市場にロッテFITINオープン/ソウル駅にロッテアウトレットオープン
久しぶりに東大門に明るい話題?完成以来、ずっとオープンせずそのままになっていた建物が、ロッテ系列のファッションモールとしてようやくオープン!店もデパートのようにきれいだし、フードコートや電気製品売り場も充実。駅に直結しているのもウリです。またロッテマートでお馴染みのソウル駅にもロッテアウトレットがオープン。市内の中心部にあるアウトレットはめずらしいかも。
シティツアーバスにオープントップバスが登場
海外の都市ではおなじみの、オープントップバスが、ついにソウルにも登場!東大門市場を出発し、伝統市場をメインにソウル市内をぐるぐるまわります。屋根のない2階から見かけるソウルの風景は、また別の雰囲気かも。
ソウルのタクシー料金が4年ぶりに値上げ
バスの料金が上がる一方、ずっと据え置かれていたタクシー料金。それがついに今年値上げに。一般タクシーは初乗りが3,000ウォンになりました。安い安いと言われていたタクシーも、だいぶ料金が上がってきた感じ。しかし値上げ当初はメーターの変更が追いつかず、値上げ前のメーターの場合は値上げ分の価格に上乗せして払うというややこしい状況も。
盆唐線が水原まで延伸
毎年少しずつ延伸されていた盆唐線が今年の11月、終点の水原まで開通。ソウル東部の往十里や江南の狎鴎亭、郊外の盆唐と水原が一本の路線で結ばれることになりました。今後、江南地区から水原方面へ移動する人が多くなると思われます。
観光警察隊が導入
以前から観光地のでは赤い服の人たち-観光ボランティアの人たちが活躍していましたが、今年から観光警察隊が導入されました。今後、観光地でぼったくりなどのトラブルにあったら観光警察隊に通報!今後の活躍がが期待されます。
ウォン高円安に
ソウルだけではありませんが、じりじりと上がり続けたウォンに、安くなる円。海外旅行には厳しい状況が、今年は続きました。公共料金もあがりつつある韓国、それがさらに値段に反映されると、日本から見るとさらに高くなる?ただ水準的には2000年にナビが始まったころに戻った感じ。観光客の姿も少なくなったような・・・
初の女性大統領誕生
2月、韓国政治史上初めての女性大統領としてパク・クネ氏が大統領に就任、新しい政権が始まりました。日韓問題やら、また選挙不正の問題などいろいろありますが、まだ1年目。今後に期待したいところです。
<その他、ノミネート>
-交通関係-
●江南シティーツアーバスが運行開始
●龍仁ライトレールが運行開始
●地下鉄の一部駅看板にカタカナ表記導入
-事件、事故-
●鍾路タワー裏手で大きな火事
●南大門の復元後に問題
●鉄道ストで地下鉄の運行本数に影響
-街の変化-
●新村路がリニューアル工事
●アヒョン駅周辺で再開発、街が消える
●東大門市場の歩道が拡大
●東大門デザインプラザがほぼ完成
●マロニエ公園がリニューアルオープン
-観光関係-
●守門将体験開始
●慶煕宮の補修が終了
-お店関係-
●ケレスターが閉店、ビルが閉鎖状態に
●東大門市場にクイーンズスクエアオープン
●COEXモールが全面リニューアル工事
●「和民」がソウルにオープン
●堂島ロールがソウルで販売開始
●鍾路地下商街リニューアルオープン
-社会、環境関係-
●価格表示制スタート
●PM2.5の注意報がソウルで初めて発令
●海鮮料理が不人気に
●ハングルの日が再び祝日に
-芸能関係、その他-
●イ・ビョンホン結婚
●新羅ホテルが半年休館、リニューアル
●5年ぶりにソウルで軍事パレード
●ハイソウルフェスティバル、今年も開催。
今年のブーム!
2013年、韓国では以下の様なブーム?がありました。
<コロッケブーム>
いま、行列のできる店といえばこれ、コロッケ!あの日本語のコロッケがソウルの街中に広がっています。なんといっても人気はいろんな味のコロッケを手ごろな値段で買えること!韓国でもあつあつのコロッケをかじりながら歩く、そんなことが普通になるかも?
<日本の原作ドラマブーム>
「ハケンの品格」「同窓会~ラブ・アゲイン症候群」「家政婦のミタ」など、数々の日本ドラマが韓国でリメイク。尺の長さや、社会的な背景の違いから、ストーリーもかなり現地化されていて、その違いを楽しむファンも。一般的な韓国ドラマとは少し雰囲気が違うドラマが受け入れられつつあるようです。
<バブルティーブーム>
いまやどの町に行っても「バブルティー」の店だらけ!特に「貢茶(ゴンチャ)」の勢いはすさまじく、どの町に行っても新規オープンしている感じ。いつかは終わるブームだけれど、バブルティーがどこまで韓国で定着するか、気になります。
<オレオブーム>
今年、突然発生したオレオブーム?パッピンスのトッピングから流行が始まり、その後はいろんなお菓子でもオレオバージョンが。
<日本のチェーン店ブーム>
去年オープンした「丸亀製麺」「洋麺屋五右衛門」などに続き、「和民」など、さらに新たな日本発の店が次々と韓国に。来年は堂島ロールの店がやってくるらしい?
ソウル市民に聞いた!ソウル市発表のソウル10大ニュース!
今年もソウル市が、ソウル市政にかかわる10大ニュースを発表しました!
1位 深夜専用バスオルベミバス拡大運行
2位 原発1つ減らそう
3位 非正規職の正規職化推進
4位 国公立子供の家(保育園)拡充
5位 患者安心病院
6位 開かれたアパート
7位 地下鉄9号線ソウル行き民間事業革新モデル完成
8位 女性安心特別都市推進
9位 市民聴誕生
10位 賃貸住宅8万戸建設
(2013.1.1-12.22)
以上、ナビが独断と偏見で決めたソウル10大ニュース、いかがでしたか? いろんなもの・人・出来事が話題になりましたね。日韓関係はなかなか好転せず、日本人旅行者もかなり減ってしまったソウル。でも来年は良い関係の年になってほしいです。皆さんはどんなニュースが印象深かったでしょうか?この記事を見ながら、また今年韓国に旅行に行ったときの写真を見ながら、旅の思い出を振り返ってくださいね!以上、ソウルナビがお伝えしました。